化学新書
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化学新書 (かがくしんしょ)は、川本幸民によりドイツのユリウス・シュテックハルトの『Die Schule der Chemie』のオランダ語訳版を原本として翻訳された化学書である。1861年に出版された[1][2][3][4]。
注釈
出典
- ^ a b c d e 奥野久輝『江戸の化学 (玉川選書)』玉川大学出版部、1980年、130-132頁。ISBN 978-4472152115。
- ^ a b c d e f 芝哲夫「日本の化学を切り拓いた先駆者たち(2) : 川本幸民と化学新書(日本化学会創立125周年記念企画 8)」『化学と教育』第51巻第11号、日本化学会、2003年、 707-710頁、 doi:10.20665/kakyoshi.51.11_707。
- ^ 阪上正信「兵庫県三田に生まれた川本幸民と化学新書(<特集>科学風土記 : 沖縄から北海道まで)」『化学と教育』第44巻第1号、日本化学会、1996年、 14-15頁、 doi:10.20665/kakyoshi.44.1_14。
- ^ ブリタニカ国際大百科事典『川本幸民』 - コトバンク、2017年7月15日閲覧。
- ^ a b 八耳俊文. “化学遺産の第2回認定 認定化学遺産 第008号 日本学士院蔵 川本幸民 化学関係史料 抜群の語学の才に加え実験にも関心をもった川本幸民”. 日本化学会. 2017年7月16日閲覧。
- ^ a b “川本幸民 酒・飲料の歴史 キリン歴史ミュージアム キリン”. キリン. 2017年7月16日閲覧。
- ^ a b 山ノ内敏隆「わが国ビール産業の揺籃期 : 麦酒醸造技術の伝播と継承」『大阪産業大学経営論集』第6巻第1号、大阪産業大学、2004年10月、 93-107頁、 ISSN 13451456、 NAID 110004600072。
- 1 化学新書とは
- 2 化学新書の概要
化学新書
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詳細は「化学新書」を参照 1861年(万延元年)出版。ドイツの科学者ユリウス・シュテックハルトの『Die Schule der Chemie』オランダ語版を和訳。当時、使われていた舎密という言葉の代わりに、化学という語を日本で初めて用いた。
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