『弐』より登場
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龍丸(たつまる) 声 - 浜田賢二 【『弐』、『参』、『忍大全』】 東忍流忍者。体術による攻撃を得意とする。力丸・彩女の兄弟子。郷田内乱の折、紫雲斎より東忍流頭目の座と名刀十六夜を受け継いだ。力丸・彩女には兄同様に慕われていたが、忍者集団「陽炎座(かげろうざ)」頭領を名乗る女忍者、香我美とともに岬から海に落ち、一切の記憶を失った。海岸に打ち上げられ瀕死のところを香我美に助けられた事で、その後「陽炎座」に加わり四天王の一人青龍として活動中、師の紫雲斎を殺めてしまう。その後、記憶が戻るも香我美のため側にあることを決め、陽炎座に留まり郷田に反目。争乱の終盤、罪を雪ぐために自決。十六夜は龍丸の手を離れ、力丸の手に継がれることとなる。 一年後の『参』に於いて妖術使い天来によって蘇り、「天来六人衆」の一人として影と対峙するが…… 佳(けい) 声 - 幸田直子 【『弐』】 郷田松之信の妻であり、菊姫の母。身分故の政略結婚ではあったが、彼の温和な性格に惹かれ、良き伴侶となっている。 郷田基秀の内乱の際に彼に刀を斬り付けられてしまう。深手を負いながらも、自身の救出に来た彩女に二つ繋ぎの鈴を渡して菊姫の事を頼んだ後、息を引き取った。 橘十兵衛(たちばな じゅうべえ) 声 - 大木民夫 【『弐』】 郷田家の将軍で剣術指南役や城内警備責任者も兼ねる。独自に編み出した二刀流を操る隻眼の武士。息子に『4』で登場する橘百兵衛がいる。 「陽炎座」との最終決戦時に龍丸と遭遇し、死闘を繰り広げる。 浦野武人(うらの たけひと) 声 - 大木民夫 【『弐』】 郷田家の重臣。老体で腰が曲がった身ながら長槍と刀を同時に振るう豪傑。温泉好き。 「陽炎座」の隠し港の護衛に来た龍丸と戦う。 香我美(かがみ) 声 - 田中敦子 【『弐』】 戸田義貞に仕えていた如月流頭領の女忍者。忍びの世を築かんが為、戸田を裏切り「陽炎座」を旗揚げし、龍丸や鬼陰を含む多くの忍びを配下に集め、郷田の国、ひいては天下を狙う。能を嗜み、事あるごとに面を着けて舞を踏んでいる。 作中では、自らが龍丸に惹かれている事を否定できず、彼と共に岬から落下した際には止めを刺せず、逆に看護するという女らしい一面も垣間見える。 青龍(せいりゅう) 声 - ? 【『弐』】 香我美に見出された精鋭「如月流四天王」の一人。武器は両刃の剣(実際は鎖で繋がれた鎌と鉄球)。郷田基秀の内乱の際、天守閣の屋根の上で龍丸と遭遇した香我美に呼び出され、彼との戦闘に入る。 彼の死後は「陽炎座」の発足後に四天王の名が「陽炎座四天王」となり、記憶を失った龍丸が「青龍」を名乗る事になる。 玄武(げんぶ) 声 - 星野充昭 【『弐』】 「陽炎座四天王」の一人。またの名を「聡明の玄武」。巨漢で二対の棍棒を武器としている。 作中ではコメディリリーフな面も目立ったが本人はいたって真面目で、自分を認めてくれた香我美を慕い、四天王の中では唯一心から忠誠を誓っている。 朱雀(すざく) 声 - 江川央生 【『弐』】 「陽炎座四天王」の一人。またの名を「愁いの朱雀」。長髪に白い肌と右腕の入れ墨、盲目故に目に巻いた黒い布が特徴。武器は刀だが蹴り技も使用する。 血を好み、強者との戦いを追い求める狂戦士。その為に強者だけが生き残れると堅く信じ、他人はおろか部下であっても弱者は容赦なく斬り捨てる。 その正体は前述の通り鬼陰であり、血を収集して冥王を復活させるため暗躍していた。陽炎座壊滅の時に四天王の中で唯一生き残り、以後は東忍流の影や郷田家と対峙していくことになる。なお目に巻いた布は盲目を理由でなく周囲に正体を隠すために使われたと思われる。 白虎(びゃっこ) 声 - 柳知樹 【『弐』】 「陽炎座四天王」の一人。またの名を「卑劣の白虎」。兄弟のように育った白い虎「虎太郎」と共に戦う。本人も小柄だが短鞭を武器に卓越した技を振るう。 伽藍(がらん) 声 - 江川大輔 【『弐』】 盗賊団「桐燕」の首領。廃村を根城としている。娘を誘拐し、神社の柱に縛り付けてその周りに短剣を投げつける遊戯を楽しんでいた所を力丸に妨害され、戦闘になる。 影との戦闘時は煙管(キセル)を振るって攻撃する。 梵論(ぼろん) 声 - 高瀬右光 【『弐』】 盗賊団「霧鴉」の首領。近隣の人々に迷惑を掛けていた。夜の廃村で高床の祠にいた彩女の前に馬に乗って現れ、そのまま戦闘に移る。 影との戦闘時は巨大な木槌を振るって攻撃する。 郷田基秀(ごうだ もとひで) 声 - 伊井篤史 【『弐』】 郷田松之信の叔父。先代当主の死後、弟の自身でなく甥の松之信が当主となる事を不服として、隣国の戸田義貞と共謀して内乱を起こす。最初は松之信と一騎討ちで彼に短筒を発砲してうずくまらせた所に力丸が現れ、連戦となる。とどめを刺されそうになったが松之信が庇い、その隙に逃走して今度は菊姫をさらい、抵抗する佳を斬り伏せた。そうして戸田の陣に戻ってきたが、これは戸田義貞の罠であり、自身の兵士を討たれ、最期は義貞の手によって斬られる。自身の不服に伴い郷田家を窮地に立たせたことと松之信を裏切ったことを謝罪の言葉を述べながら絶命した。 影との戦闘時は刀持ちの兵と同じ戦法に加え短筒を発砲して攻撃する。 戸田義貞(とだ よしさだ) 声 - 楠見尚己 【『弐』】 郷田家領の隣国、戸田家の当主。郷田基秀と共謀し、彼の内乱に合わせて挙兵する。基秀とは共に覇権を分かち合う約束であったが、彼を騙して殺害した。その後は夜明けを機に郷田城を攻め入り、天下を狙おうとしたが、本陣内に潜んでいた龍丸に襲われる。深手を受けた直後に香我美に刀で突き刺され、死亡した。 彼が使用する技の名称には殆どが「火」及びそれに関連する漢字が付けられている。 竈馬(かまどうま) 声 - 丁田政二郎 【『弐』】 「陽炎座天狗一派」の首領。武器は二振りの鎌。「~っちょ」が口癖。渓谷に天狗砦を構え、山里の村から人々をさらっていた。 彼らを解放した力丸に隠し港の地図を渡そうとした村人の一人を斬り伏せ、そのまま力丸との戦闘に移った。 王大海(ワン ターハイ) 声 - ? 【『弐』】 明国人で「抱留孫党」の党首。王小海の父。武器は青龍刀。「~アル」「~ヨロシ」「アイヤー」といった口調で話す。 人身をさらっては絶海の孤島「九焔島」の労働力として働かせていた。その彼らを解放した彩女を始末するべく戦闘に突入する。 王小海(ワン シャオハイ) 声 - 真殿光昭 【『弐』】 「抱留孫党」に所属する中国拳法を操る辮髪の明国人。王大海の息子で口調も同様。労力としてさらわれた村人達を救う為に隠し港にやって来た力丸を迎え撃とうと襲い掛かる。 雪蛍(ゆきほたる) 声 - 高森奈緒 【『弐』】 「陽炎座」のくノ一。武器は小太刀。朱雀と共に朱嶽寺を乗っ取り、寺の奪還に来た力丸と対決する。敗北後は朱雀の胸に寄り添って最期を迎えようとしたが、無情にもその朱雀から首を突き刺されて死亡した。 蛞蝓(なめくじ) 声 - 樫井笙人 【『弐』】 「陽炎座巴衆(かげろうざともえしゅう)」の一人。武器は長刀(実際の形状は鏟に近い)。前に釣り下がった二本の白い毛と常に晒している舌が特徴。閉ざされし村で龍丸を追いかけようとした彩女を蛇、蛙と共に遮り、戦いを挑む。 蛇(くちなわ) 声 - 坂東尚樹 【『弐』】 「陽炎座巴衆」の一人。武器は刀手甲。痩せぎすの体型と逆立った髪が特徴。 蛙(ひき) 声 - 小野塚貴志 【『弐』】 「陽炎座巴衆」の一人。武器は足爪。三人の中では最も体型が太く、戦闘時の移動速度も最も遅い。
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