『アカツキ試製一號』から登場したキャラクター
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「アカツキ電光戦記」の記事における「『アカツキ試製一號』から登場したキャラクター」の解説
アカツキ[Akatsuki] キャッチコピー:蘇る戦鬼 声 - 土方総司 / 松本忍 主人公。帝国陸軍の高級技官。ドイツからの電光機関の輸送任務中に死亡したはずだったが半世紀の冬眠制御を経て覚醒した。「試作型(オリギナール)」と呼ばれる旧式の特殊な電光機関を所持しており、そのために様々なエージェント等から行方を追われている。軍人然とした(ラジオドラマにおけるムラクモ曰く「融通が利かぬ」)性格ながら、ムラクモの野望を世迷言と切って捨てる現実主義的な考えも併せ持つ。なお、ムラクモが自分達を抹殺しようとして危険な北極海航路を進ませた事については、いつ頃かは不明ながらツァンポ渓谷でムラクモと対峙した時までには感付いていた。戦闘前に講談の山中鹿之助の一説を引用し、勝利後には自らを「護国の鬼」、「絶対不敗の雷神」と称す。空手をベースとした格闘術と電光機関の力を用いて戦う。電光機関に加えて使用している電光被服も現在では型落ちした旧型で、パワー重視の一点突破型。実はアガルタの血を引いているらしく、電光機関を他の装備者に比べて低リスクで使用できるが、消耗自体は避けられないため使う度に急激な空腹に襲われる。 「アカツキ」とは彼のコードネームである「アカツキ試製一號」を指しており、本名は不明。他キャラからは「アカツキ試製一號」または「試製一號」と呼ばれ、彼を「アカツキ」と呼ぶキャラはいない。CPU戦では古巣である富士樹海にある陸軍の研究所跡に潜伏して不律との接触を待っている。最後はチベット・ツァンポ渓谷のゲゼルシャフト本部で電光機関の使いすぎによる損耗により倒れたムラクモに対し「人は神でも機械でもない」と言ってとどめを刺した後、巨大電光機関を破壊し姿を晦ました。 格闘ゲームにおける三種の神器である飛び道具・対空技・突進技を持つが、打撃のリーチが短め且つ飛び道具の性能に難がある関係で、飛び込み等で寄って殺す戦法を得意とする。そのためプレイヤー達から『接近戦の鬼』と言われるほどのクロスレンジ・ラッシュキャラ的な側面が強い。 ミュカレ[Mycale] キャッチコピー:転生の魔女 声 - かるまぐ 「完全者」と呼ばれる存在であり、転生を繰り返して歴史の闇に暗躍してきた魔女。宗教結社「ペルフェクティ教団(完全教団)」の教祖にして秘密結社「ゲゼルシャフト」の元帥。苛烈で尊大な性格をしている。現在の肉体は上海の貿易公司に勤めるドイツ人夫婦の娘・カティ。 元々は1253年の夏に異端尋問で火刑に処された南フランスの農夫の娘。その目的は人類の肉体的滅亡による霊的救済(要約すると人類の皆殺し)である『プネウマ計画』。協力関係にあるムラクモとは目的に達する為の手段が同じと言う事で利用し合っているに過ぎず、内心ではお互い反目している。この物語の発端の一つは彼女の前の肉体がムラクモに殺された事である。また、大戦中に「ミュカレ博士」としてアカツキや不律とも面識があった模様。 必殺技は全て飛び道具で、特に設置技の種類が豊富。防御力は最低クラス。 塞(さい)[Sai] キャッチコピー:兇眼のエージェント 声 - 響紫音 世界中の情報収集から暗殺まで、裏の仕事なら何でもこなす新華電脳公司のエージェント。大変優秀な凄腕エージェントで任務成功率100%を誇る。サングラスの下に人を即死させる兇眼を隠している。大戦時には既に生きていた人間で、ムラクモにも情報屋として顔が知られており、かなりの高齢の筈だがその外見は若々しい。これは兇眼によって他人の生気を吸い取っているからとされている。 その正体はMI6に所属する大佐で、8番目の許可証(殺人許可証)保持者でもあるクロード・ダスプルモン。「塞」というのは新華電脳公司での偽名。新華電脳公司の仕事は副業でやっている。 変則的な攻撃を得意とするラッシュキャラ。相手に様々な状態異常を与えるコマンド投げ「邪視」も使える。 鼎二尉(かなえ にい)[Kanae] キャッチコピー:専守防衛徒手空拳 声 - 724 ver.1.03で追加された。 陸上幕僚監部二部所属の諜報員。アカツキ復活の報を受け、現政権からの彼の任務解除命令を持った上で彼の身柄の確保および電光機関回収の任に当たる。緑の軍服に身を包んだ黒髪ショートと抜群のスタイルを持つ美女。魏からは「いい客がつく」と評されている。一方、エリートを嫌うマリリンからは敵視されている。任務に忠実かつ生真面目な性格で、本作の常識人の一人でもある。 多彩な投げ技を持つ投げキャラで、リーチの長い通常技も強力。最終特別攻撃は特別攻撃から1ゲージずつ消費する専用の連携技を追加入力で繋げていくもの。そのため唯一技の分類が異なっている。 不律(ふりつ)[Fritz] キャッチコピー:彼岸の剣客 声 - 響紫音 ver.1.02で追加された。 帝国陸軍軍医。大戦中に複製體研究に携わっていたが、アカツキ復活とともに研究の関係者を抹殺し始める。使用している電光服は電光機関ではなく外部バッテリーを使用する初期型のものである。 元は知的好奇心から戦傷で欠損した肉体の再生を目的に複製體を研究していたが、戦争のさなかでそれが兵器として転用されてしまったことを悔いていた。アカツキ復活の報を聞いてかつての研究関係者に協力を仰ごうとするも彼らがことごとく複製體にすりかえられていた為、やむなく彼らを殺害していた、というのが話の真相。厳格だが、アカツキやエレクトロゾルダートとのやり取りでは厳しくも優しい性格であることをうかがわせる。また、刀の達人であることに加え、ストーリーにおいて日中間を手漕ぎボートで横断するなど、老齢ながら身体能力がかなり高い。 『サムライスピリッツ』を思わせる、刀による重い一撃が持ち味。刀を使用する通常技はガード上からも体力を削る。必殺技は最終特別攻撃を除き全て移動技というのが特徴的。
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