餓鬼
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民間信仰における餓鬼
仏教の布教とともに餓鬼が市井に広まると、餓鬼は餓鬼道へ落ちた亡者を指す仏教上の言葉としてではなく、飢えや行き倒れで死亡した人間の死霊、怨念を指す民間信仰上の言葉として用いられることが多くなった。こうした霊は憑き物となり、人間に取り憑いて飢餓をもたらすといい、これを餓鬼憑きという[6]。
脚注
参考文献
- 総合仏教大辞典編集委員会(編)『総合仏教大辞典』法蔵館、1988年1月。
関連項目
注釈
出典
- ^ 「餓鬼」 - 精選版 日本国語大辞典、小学館。
- ^ 「餓鬼」 - ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典、Britannica Japan、2014年。
- ^ a b 定方 晟「餓鬼」 - 日本大百科全書(ニッポニカ)、小学館。
- ^ a b c d e f g h i j k 総合仏教大辞典 1988, p. 177.
- ^ 「鬼【き】」 - 百科事典マイペディア、平凡社。
- ^ 村上健司 編『妖怪事典』毎日新聞社、2000年、97-98頁。ISBN 978-4-620-31428-0。
餓鬼と同じ種類の言葉
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