異性体とは?

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い せいたい [0] 【異性体】 〔isomer〕

同じ分子式をもちながら,異なった物理的化学的性質をもつ化合物分子内における原子配列仕方異なるために起こる。
(かく)異性体


異性体

同義/類義語:異性
英訳・(英)同義/類義語:isomerism, isomer

不斉炭素原子存在原因で生じる立体異性一種で、偏光振動面をそれぞれ向き変化させるため、右旋性左旋性を示すといい、D型、L型ということもある。もしくはそのような性質のこと。

構造異性体

同義/類義語:異性体, 構造異性
英訳・(英)同義/類義語:structural isomerism, constitutional isomer

有機化学で、同一分子式を持つが分子構造異なるために別の性質を持つもの。例えブタンイソブタンシストランス異性様に立体構造異なる異性体を立体異性体という。不斉炭素原子による光学異性体鏡像異性体)など、有機分子には様々な立体構造後外による分子存在し、正確な立体構造決定することが重要な研究分野となっている。
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異性体、アイソマー、核異性体

【仮名】いせいたい
原文isomer

化学式は同じだが、分子内の原子配置異なる2つ以上の化合物1つ指し異な物理特性化学特性をもつ場合がある。

異性体

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/04/03 05:36 UTC 版)

異性体(いせいたい、英語: isomer、発音:([ˈsəmər])とは同じ数、同じ種類の原子を持っているが、違う構造をしている物質のこと[1]。分子A1と分子A2が同一分子式で構造が異なる場合、A1はA2の異性体であり、A2はA1の異性体である。また同一分子式の一群の化合物をAと総称した場合、A1もA2もAの異性体である。「ジエチルエーテルはブタノールの異性体である」というのが前者の使い方であり、「ブタノールの構造異性体は4種類ある」というのが後者の使い方である。分子式C4H10Oの化合物の構造異性体と言えば、ブタノールに加えてジエチルエーテルメチルプロピルエーテルも含まれる。


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  1. ^ Petrucci R.H., Harwood R.S. and Herring F.G. "General Chemistry" (8th ed., Prentice-Hall英語版 2002), p. 91
  2. ^ ベルセリウス著(田中豊助、原田紀子訳)『化学の教科書』p28 内田老鶴圃 ISBN 4-7536-3108-7
  3. ^ See: Jac. Berzelius (1830) “Om sammansättningen af vinsyra och drufsyra (John’s säure aus den Voghesen), om blyoxidens atomvigt, samt allmänna anmärkningar om sådana kroppar som hafva lika sammansättning, men skiljaktiga egenskaper” (題名邦訳:全体的な観察に基づく、同じ組成を持ちながら性質の異なる酒石酸ラセミ酸英語版(ヴォージュのジョンの酸)の組成および酸化鉛化学式量Kongliga Svenska Vetenskaps Academiens Handling (誌名邦訳:スウェーデン王立科学アカデミーの取引), vol. 49, p.49–80;特にp.70。ドイツにて重版: J.J.ベルセリウス (1831) “Über die Zusammensetzung der Weinsäure und Traubensäure (John's säure aus den Voghesen), über das Atomengewicht des Bleioxyds, nebst allgemeinen Bemerkungen über solche Körper, die gleiche Zusammensetzung, aber ungleiche Eigenschaften besitzen," Annalen der Physik und Chemie, vol. 19、p.305–335;特にpage 326。フランスにて重版: J.J. Berzelius (1831) “Composition de l’acide tartarique et de l’acide racémique (traubensäure); poids atomique de l’oxide de plomb, et remarques générals sur les corps qui ont la même composition, et possèdent des proprietés différentes,” アナーレス・デ・キミー・エト・デ・フィジーク英語版, vol. 46, p.113–147;特にp.136
  4. ^ Smith, Janice Gorzynski. General, Organic and Biological Chemistry. The McGraw-Hill Companies. 1st ed 2010. pg. 450
  5. ^ エルネスト・L・エリエル英語版 and Samuel H. Wilen, Stereochemistry of Organic Compounds(Wiley Interscience英語版 1994), pp.52-53
  6. ^ IUPAC definition of geometric isomerism
  7. ^ IUPAC definition of cis and trans
  8. ^ IUPAC, Compendium of Chemical Terminology, 2nd ed. (the "Gold Book") (1997). オンライン版:  (2006-) "isomerization".
  9. ^ F. Kurzer (2000). “Fulminic Acid in the History of Organic Chemistry”. ジャーナル・オブ・ケミカル・エデュケーション英語版 77 (7): 851–857. Bibcode 2000JChEd..77..851K. doi:10.1021/ed077p851. http://jchemed.chem.wisc.edu/journal/Issues/2000/Jul/abs851.html. 
  10. ^ Esteban, Soledad. (2008). “Liebig–Wöhler Controversy and the Concept of Isomerism”. ジャーナル・オブ・ケミカル・エデュケーション 85 (9): 1201. Bibcode 2008JChEd..85.1201E. doi:10.1021/ed085p1201. http://jchemed.chem.wisc.edu/Journal/Issues/2008/Sep/abs1201.html. 
  11. ^ F. Kurzer (2000). “Fulminic Acid in the History of Organic Chemistry”. ジャーナル・オブ・ケミカル・エデュケーション 77 (7): 851–857. Bibcode 2000JChEd..77..851K. doi:10.1021/ed077p851. http://jchemed.chem.wisc.edu/journal/Issues/2000/Jul/abs851.html. 


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