棋士
棋士
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囲碁や将棋では没後に段級位や称号が追贈されることがある。将棋の段級#名誉的な昇段を参照。
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真田信繁 演 - 上地雄輔(少年期:田中奏生) 師匠の千田九段宅に住み込んでいたが逃げ出した、元奨励会三段。 再びプロ棋士を目指してアマチュア全国大会で優勝し、三段リーグ編入試験に挑戦する。 伊達和寿 演 - 堀井新太 棋士七段。千田九段の弟子で真田の弟弟子。 斉藤恵子が勤務する小学校の将棋クラブの先生で、恵子に好意を持っている。 天野耕平 演 - 加藤諒 千田九段の弟子で真田の弟弟子。26歳。 四段に昇段できずにプロを諦めると千田に告げる。その際、真田の奨励会受験の推薦をするよう懇請する。 水上哲也 演 - 森下大地 奨励会二段。水上九段の息子。真田の対戦相手。 稲盛雄大 演 - 緒形敦 奨励会二段。真田の対戦相手。 林鋭生 演 - 石橋蓮司 将棋の元真剣師。 千田正三 演 - 近藤正臣 棋士九段。真田と伊達と天野の師匠。
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米長邦雄(永世棋聖、名人1期、タイトル通算19期、将棋連盟会長) 丸山忠久(九段、名人2期、棋王1期) 高橋道雄(九段、十段1期、王位3期、棋王1期、A級13期) 西村一義(九段、タイトル戦挑戦2回、将棋連盟理事18年、専務理事) 田丸昇(九段、A級1期) 木村一基(九段、王位1期、A級5期) 室岡克彦(七段) 植山悦行(七段。1972-79年佐瀬名誉九段の内弟子) 沼春雄(七段) 中座真(七段) 安西勝一(七段)
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「千葉県出身の人物一覧」の記事における「棋士」の解説
将棋棋士 石井健太郎 (棋士):千葉市 伊奈川愛菓(女流棋士):木更津市 大和久彪:千葉市 岡崎洋 (棋士) 小高佐季子(女流棋士):佐倉市 加瀬純一:匝瑳市 金高清吉:天津小湊町(現・鴨川市) 木村一基:四街道市 京須行男:一宮町 近藤誠也:八千代市 佐瀬勇次:山武市 佐藤和俊:松戸市 真田圭一:八千代市 三枚堂達也:浦安市 所司和晴:(東京都江東区生まれ) 鈴木環那(女流棋士):富津市 関根金次郎(十三世名人・近代将棋の父):野田市 関屋喜代作:茂原市 達正光 長谷川清二郎 長谷部久雄:千葉市 松下力:習志野市 丸山忠久:木更津市 渡辺東一:野田市 囲碁棋士 片岡聡:松戸市 桑原陽子:市川市 高尾紳路:千葉市 中澤彩子(女流囲碁棋士) 中村勇太郎:野田市 三村智保:福岡県北九州市出身、千葉県育ち。 森田道博
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「りゅうおうのおしごと!」の記事における「棋士」の解説
神鍋 歩夢(かんなべ あゆむ) 声 - 岡本信彦 関東所属の将棋棋士。1998年6月6日生まれで第1巻時点では18歳。段位は六段。竜王戦は6組、順位戦はB級2組。 八一とは幼少時からのライバルかつ親友と呼べる存在で、八一が小学生名人戦で優勝した時の準決勝で八一と対局した。八一より1年早く一期抜けで四段に昇段し、棋士になってからはネットを通して八一と頻繁に研究会をしている。 初登場時は「帝位戦リーグ入り、年度の連勝賞と勝率一位賞が既に確定」など、八一とは対照的に好調を維持したまま、帝位戦紅白リーグの八一との対局に乗り込んできた。 中二病気質があり、自らを「ゴッドコルドレン」、昼食によく注文する親子丼を「不死鳥(フェニックス)と聖卵(イースターエッグ)の混沌(ケイオス)」など、独特の用語で呼ぶ。対局中もその調子で喋りまくる。マントを身に着けて対局するなど、ファッションセンスも独特である。実家が葛飾区の豆腐屋で、かつつい最近まで高校生だったこともあり、夜になると眠くなりやすいため長時間の対局に弱い。上述の八一との対局では勝利を目前にしながらも泥臭く粘られ、結果としてこの弱点を突かれる形で負けたが、402手という戦後最長手数記録を八一と共に手にすることになった。 師匠は釈迦堂里奈女流名跡。男性のプロ棋士が女流棋士を師匠に持つ珍しいパターンで、本人も「(師匠が)理想の女性」と公言している。 幼少期は軽度のディスレクシアがあり、準決勝で八一に敗れた小学生名人戦の感想戦で喋る事が出来ずにいたところを、立会人として訪れていた釈迦堂に助けてもらい、弟子入りを志願したのがきっかけ。 棋士になってから3年目の竜王戦で、6組で優勝(5組昇級)後、挑戦者決定戦三番勝負まで進出するも、名人の巧みな将棋の前に二連敗し、惜しくも敗退する。初戦で敗れたときは、リップクリームを塗って身支度を整えてから投了したことが話題となった。その後の竜王戦の第4局では、ニコニコ生放送で解説を担当しながら立場を忘れて八一に声援を送る。 竜王にはなったものの順位戦ではなかなか昇級できていない八一とは対照的に、C級2組、C級1組ともに全勝で昇級しており、八一同様将来の名人候補と目されている。その成績の原動力は、順位戦のクラスが現代よりも重要視されていた時代をよく知る、師匠の指導方針によるものである。 B級2組においても、9戦全勝をキープしたまま最終戦に臨む。その対局相手である清滝が見せた「オッサン流」の指し回しに翻弄され、順位戦における初黒星を喫したが、競争相手が敗れたことからB級1組へ昇級し、七段となった。 八一や銀子、妹の馬莉愛と違い、小学生名人戦では優勝できなかったため、そのことに少しコンプレックスがある。 15巻では一人の女性としても慕う師匠の釈迦堂にプロポーズするも拒絶され、普段の同道も禁止される。16巻では、A級戦の初戦で、名人戦でストレートで敗れ、奪取に失敗した山刀伐と対局。それまでの自分に足りなかった「心の強さ」に気づき、掴んだ事で彼に勝利し、女流名跡のタイトルを失った直後の釈迦堂のもとを訪れ改めてプロポーズし、共に歩む相手として認められた。 佐藤天彦がモデルである。 久留野 義経(くるの よしつね) 声 - 間島淳司 研修会幹事のプロ棋士で、段位は七段。順位戦はB級1組。 《久留野ワールド》と呼ばれる独特の感性を持ち、他の棋士から怖れられる。本気の際はマイナスイオン発生装置など「対局七つ道具」と呼ばれる道具を用いる。 あいの研修会入会試験で二番手として二枚落ちで指し、「この子の才能は研修会のレベルではない」と実力を認め投了。 月光 聖市(つきみつ せいいち) 声 - 速水奨 日本将棋連盟会長で、段位は九段。1967年4月4日生まれで第2巻時点で50歳。史上2人目の中学生棋士。兵庫県神戸市出身。坂井十三九段を師に持ち、清滝鋼介にとっては兄弟子である。 十七世名人の有資格者、竜王戦1組以上22期、順位戦A級以上32期(第2巻現在も在籍中)、タイトル獲得計27期、一般棋戦優勝22回、という超一流棋士。20代で遺伝性の大病を患い失明したにも関わらず、50歳という年齢まで順位戦A級の地位などを維持している。将棋盤に駒を並べることが困難なため、対局の際は秘書がサポートにつく。また、著名な詰将棋作家でもあり、あいの誕生日には詰将棋を模したケーキを贈っている。 現名人が初の七冠を達成した前年、六冠を達成していた名人をフルセットの末に下して七冠達成を一年遅らせ、当時発生した阪神淡路大震災によって打ちひしがれた関西の人々に希望を与えた。かつて名人だった頃に、アマ名人だった天衣の父親と角落ちの記念対局をしており、彼の実力を高く評価した。 通常は常識人として振る舞っているが、「『ひな鶴』での竜王戦の前夜祭を疑似結婚披露宴にすることを認める」「八一の竜王就位式で、あい・天衣・銀子の3人からの花束贈呈を用意し、八一に一人を選ばせようとする」など、八一が絡む案件について裏で仕掛け人となるようないたずら好きな面もある。 8巻で行われた山城桜花戦第三局では立会人を務めるが、突風で駒が吹き飛ばされてしまった際、盲目のために立会人権限での盤面の復元がすぐにできなかったため、「目隠し将棋」を追認した。谷川浩司がモデルである。 生石 充(おいし みつる) 声 - 興津和幸 段位は九段。1979年4月29日生まれで、3巻時点で38歳。現役のタイトルホルダー(玉将)で、順位戦A級在籍12期(在籍中)、竜王戦1組、タイトル獲得計6期というトップ棋士の一人。大の振り飛車党で、将棋界では「振り飛車党総裁」「捌きの巨匠(マエストロ)」の異名で知られる。 大阪・京橋で将棋道場を併設した銭湯『ゴキゲンの湯』を経営しているが、店を空けて護摩行などに出かけることが多く、店の運営は基本的に一人娘の飛鳥(あすか)に任せっ切り。 関西将棋会館に対局以外で顔を出さない一匹狼として知られていたが、銀子を高く評価しており共に研究会を行っている。さらに八一に振り飛車の「捌き」を教えた後は改めて八一の才能に驚嘆し、八一も研究会に誘うようになる。玉将戦の挑戦者となった於鬼頭曜の対策に悩んでいたところ、八一から研究の効率を上げるためソフトを使うことを勧められるが、コンピューターに詳しくないため渋っていた。ソフトを活用するようになってからは、振り飛車のみならず、居飛車も指すようになり、勝率も上がった。於鬼頭の挑戦を受けた玉将戦では第1局から3連敗した後、前述の居飛車で不意を突く形で1勝を返す。第5局でも居飛車を使い2度の持将棋に持ち込むが、その間に行われた八一との帝位リーグ白組決勝戦の対局で、信念を曲げるべきではないという結論に達し、最後は振り飛車で於鬼頭と戦うが敗北。玉将のタイトルを失い無冠になった。久保利明がモデルである。 山刀伐 尽(なたぎり じん) 声 - 津田健次郎 段位は八段。山形県出身。1978年7月17日生まれで、3巻時点で38歳。順位戦はA級、竜王戦は1組。八一のデビュー戦の相手で、結果は八一の負けとなった。 デビュー戦での黒歴史級の敗北を含め2連敗を喫したことや、後述のオネエ疑惑からいろいろな意味で八一の苦手人物。 棋風はオールラウンダーで、異名は「両刀使い」。生石とは同世代で、生石曰く「俺達の世代じゃめちゃめちゃ弱かった」「あんな才能の無い奴」という遅咲きの棋士だが、徹底的な研究で現名人の研究パートナーとなり、トップ棋士の一人に上り詰めた。またあいの終盤力の高さにも目をつけ、あいがまだ大阪にいた頃からネット上で研究会を行っており、あいの関東移籍後は頻繁に練習将棋を指している。 対局中、急にオネエ口調になることがあるため、八一からは「そっちの意味でも「両刀使い」なのでは」と性癖を疑われている。家事全般が得意。 釈迦堂とは浅からぬ縁があり、自身のプロデビュー戦も含めて彼女には公式戦で3戦全敗している。また、釈迦堂の策略で議題に上がった「女流四段以上の女流棋士に連盟正会員の資格を与えるか否か」を決める棋士総会では、「釈迦堂は自分含めたここにいる棋士達の大半より強いのだから男の弟子を取っても問題ない」と意見を述べた棋士の中で唯一賛成意見を述べ、僅差で議案は可決された。これによって釈迦堂は歩夢を弟子にできるようになり、彼らの運命を大きく変える事になった。 地方での出張将棋教室で鹿路庭珠代と出会い、一から将棋を教える。鹿路庭の上京の際も面倒を見ており、現在はマンションの隣同士の部屋に住んでいる(元々山刀伐が研究用に借りていた部屋に鹿路庭が住み着いた形。後にあいも住むことになる)。鹿路庭が住み着いていることについては、生石にも「関西の若手棋士で彼女を引き取ってくれそうな子はいないかい?」と相談するほど困っていた。しかし後に、実は鹿路庭とは相思相愛関係であったことが判明し、正式に交際を始めた。鹿路庭からは「ジンジン」と呼ばれている。 師匠は鬼首寿九段。 篠窪 大志(しのくぼ たいし) 段位は七段。初登場時点で23歳。 慶應大学を首席で卒業、テレビのニュース番組でもコメンテーターを務め、ファンの間では「王太子」の愛称で呼ばれるイケメンエリート。22歳で初タイトルとなる棋帝を奪取するが、翌年の棋帝戦で名人に3連敗し奪われた。 名人と歩夢が対決した竜王戦挑戦者決定戦第1局では、ニコニコ生放送で解説を務めた。 鳩待 覚(はとまち さとる) 段位は五段。順位戦はC級2組。体格はかなり大柄。 関東奨励会の運営幹部を務める若手棋士で、奨励会員時代の八一や歩夢も彼の世話になっていた。 奨励会幹部として夢破れて奨励会を去る数多の奨励会員を見送って来た。岳滅鬼もその中の一人で、彼女が2級で退会することになった際、彼女の才能を高く評価していた彼は「2級以上の女性奨励会員の女流棋士編入」の規定を教え、彼女を女流棋士デビューさせた。 だが、彼女の才能をこのような形でしか活かせなかったことを精神的に引きずっており、この出来事の後に7巻で行われた名人戦順位戦最終局では、最後の昇級枠を八一らと争い、八一が敗れたことで圧倒的に有利な状況になるが、精神面が不安定だった彼は二歩を犯してしまい痛恨の反則負けを喫し、昇級を逃した。 於鬼頭 曜(おきと よう) 初登場時は帝位のタイトル保持者。順位戦はA級、竜王戦は1組。無口。2月13日生まれ。北海道稚内市出身。 「コンピュータ将棋に負けた初めてのプロ棋士」として有名で、当時は将棋ファンから非常に叩かれた。 過去に何らかの事件に巻き込まれたことが示唆されており、それによりタイトルもA級の地位も失い、プロ棋士としてのプライドも信用も失い命すらも失いかけたとされる。12巻でその事件とは、将棋に真摯であるが故に「自分は他人の研究成果を盗んでプロになっているのではないか」との疑念をプロになってから常に抱き、将棋ソフトに敗れた際、それが爆発して「自分はプロとしての価値がない」と耐えきれずに起こした自殺未遂であることが判明。この事実は一般の棋士及び将棋関係者には伏せられたが、3日後にA級順位戦で彼との対局を控えていた清滝はその事実を知り動揺、後のスランプの遠因となる。しかし、多くの物を失ったことで以前よりも遥かに強くなってA級の座に戻って来た。 転落後からは将棋ソフトのみを研究対象とし、復帰後の生石との順位戦ではコンピューターのような正確さで生石の変則手をたたきつぶした。 玉将戦で挑戦者となり、生石と七番勝負を戦い、奪取に成功する。ただ、生石の粘りが他の棋戦に影響しており、名人戦は挑戦権を獲得できず、それ以外のタイトル戦でも勝率が下がっている。 12巻で行われた帝位戦七番勝負では八一の挑戦を受ける立場となる。徹底して思考をソフトに近づけるために邪魔な髪を剃髪して対局に臨み、常にソフトの最善手を打って八一を苦戦させるが、封じ手で八一がソフトを超える一手を繰り出したことで、これ以上は指しても意味がないと判断し、投了する。最終的に14巻で帝位を失い玉将のみの一冠に後退したが、竜王戦でも挑戦者となっており、引き続き八一と番勝負を争う。 結婚はしたことがないが、かつての交際相手との間に子供がいる。ただ交際相手はそのことを於鬼頭には伏せていたため(認知も求めなかった)、於鬼頭がそれを知ったのは自殺未遂の直後であった。ちなみにその子供は八一とほぼ同年代で、プロ棋士になっている。 二ツ塚 未来(ふたつづか みらい) 関東所属で、段位は四段。19歳。順位戦はC級2組。 崇拝と呼べるレベルで於鬼頭に私淑しており、記録係も彼の対局しか行わない。「ソフトとしか研究せずに奨励会を抜けてプロになった」と豪語する程に将棋ソフトを熟知しており、「ソフト翻訳者(トランスレーター)」の異名で知られる。 7巻では順位戦で八一と当たるも、彼の繰り出した奇手により完敗を喫する。ソフトの扱いに定評がある自分でもなしえなかった異次元の将棋を指す八一を「西の魔王」と呼び、畏怖する。 波関(なんぜき) 段位は五段。現在は関西奨励会の幹事を務めている。 当時銀子が小学2年生で奨励会を受験した際、二次試験で対局した。銀子に敗北寸前まで追い込まれるも、彼女が心臓発作で倒れて搬送されたため、時間切れという形でかろうじて勝利。その時彼は中学2年生だったため、銀子からは「中二」と呼ばれて、因縁の相手として激しくマークされる。昇段を決める対局では必ずと言っていい程彼女とあたっていた。 当時の対局において不慮の事故のような形で、銀子から勝ちを拾ったことを気にしており、その罪滅ぼしとして、奨励会で空の対局があった際、自身の後輩にあたる八一に彼女の結果を伝えている。 蔵王 達雄(ざおう たつお) 段位は九段。1937年11月15日生まれで、第6巻時点で80歳という現役最年長棋士。タイトル獲得4期。日本将棋連盟関西本部総裁(蔵王のために作られた終身名誉職)を務める。順位戦はC級2組だが、高齢による棋力・体力の低下のため、6巻で行われた順位戦限りで現役を引退することを明らかにしている。『ナニワの帝王(ドン)』の異名を持ち、非常に酒に強い(指し初め式で清滝鋼介を潰すほど)。 詰将棋作家でもあり、さらには歌手デビューしたりプロレスの解説者をしたりと、多芸多才な人物。順位戦の最終局で八一と対局した際には八一の知らない古い定跡を巧みに使いこなし勝利し、未だ実力に衰えがない様子を見せた。 名人 声 - 井上和彦 タイトル獲得99期・永世六冠(共に第4巻時点)を誇り、棋士から「神」と呼ばれるほどの最強棋士。史上3人目の中学生棋士。山刀伐を研究パートナーとしている。 名人・玉座・盤王の3タイトルに加え、第4巻で棋帝を奪取し四冠を保持中。さらに竜王戦挑戦者決定三番勝負で歩夢を下し、タイトル100期・永世七冠を賭けて八一とのタイトル戦に駒を進めてきた。その竜王戦では当初3連勝と八一を圧倒するが、第四局の千日手指し直し局で敗北したのを期に4連敗を喫し、タイトル奪取に失敗している。 持ち時間の長い将棋では盤上真理を追究しようとする人物であり、そのため相手が悪手を指すと、自分が有利になるにもかかわらず露骨に落胆して苛立ちを見せる。 第5巻時点で未だ氏名並びに素顔は明らかにされていないが、「白髪交じりの中年男」「八王子の新興住宅地育ち」「娘が二人いる」などの描写がある。 アニメでは最後の敵という立場上、完全な顔出しなしというわけには行かなかったので素顔が起こされ、最終話でお披露目となった。また指が震える描写も見られる。キャラクター原案のしらびによると「わざと資料を見ないで描き」「似せるつもりはなかった」が「羽生みには勝てなかった」という。 モデルは羽生善治である。作者は「羽生を出さないことによって、羽生を登場させる」ために、文字媒体ということを逆手に取って、名前も顔もセリフも出さず、ただ名人とだけ呼ばれる最強の棋士のイメージを読者らの想像に委ね、「羽生をモデルにしたキャラクターではなく、羽生そのものを登場させる」ことを試みたのである。その意図はアニメ化にあたって如実に現れ、前述のとおり、しらびが「羽生みに勝てなかった」通りに名人は羽生の生き写しになり、アニメスタッフすらも名人の仕草は羽生のそれを描いていた。 第11巻で行われた名人戦では名人位防衛に成功し、タイトル獲得100期に到達。本人は渋っていたものの、将棋連盟の説得もあり、タイトル100期を理由とする国民栄誉賞受賞を承諾。それを受けた受賞記念スピーチでは、「私が戦ってみたい相手は『女性』」「男性と女性の間に将棋の才能の差はないと思っている」と間接的に銀子を応援する言葉を述べ、それをテレビで聞いた銀子は自分の将棋を完全に取り戻した。 ソフトを研究に導入することは殆どしていないが、第12巻で行われた帝位戦挑戦者決定戦で八一の繰り出した戦術の前に完敗した後、名人をよく知る棋士は、「これからは名人もソフトを研究に導入するだろう」と内心で思案している。
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棋士
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/14 01:49 UTC 版)
冷泉 重次郎(れいせん じゅうじろう) あゆみの祖父で永世名人。故人。 黒塚 圭(くろづか けい) 現名人。重次郎の弟子。 太田(おおた) 段位は四段。 奔阿弥 月花(ほんあみ つきか) 雪奈の姉。「棋凛(きりん)」を保有する棋士。 帝都女子高等学校のOG。
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棋士
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 07:56 UTC 版)
棋士(プロ)の段位は四段から九段までである。三段以下は新進棋士奨励会(奨励会)の段級位となっている。奨励会の段級位と棋士の段級位は連続しており、奨励会の三段から四段に昇段することでプロ棋士となる(例外的に、アマチュアや女流棋士から直接四段の棋士になる道もある。これについては「棋士 (将棋)」を参照)。 なお、四段以上の棋士は降段することがない。 昭和9年(1934年)に大阪で升田幸三が初段になった頃までは、(囲碁と同じく)「初段からが専門棋士」だった。その頃、それと並行して奨励会ができた(東京は昭和3年(1928年)、大阪は昭和10年(1935年))ことをきっかけに、「(奨励会を卒業して)四段からプロ棋士」という制度が確立していった。 なお、木村義雄の自伝には「昭和13年(1938年)時点で決めた棋士の給料体系」について「四段以下奨励会の人々は、まだ修行中のため、給料はなく下宿料程度」(太字は引用者による)と記述されている。
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棋士
「棋士」の例文・使い方・用例・文例
- 太郎は強い棋士です。
- 若い棋士が多少、尊大な感じになるのはよくあることで、 そういうことは将棋界に限った話ではないでしょう。
- あの腕の立つ若い棋士は、なかなか大胆だ。わざと、どこからも攻撃されやすいように、しかも陥落されやすいようにみせかけて、相手が最も予期しない時に王手を決める。
- 将棋棋士における永世名人
- 囲碁において,専門棋士の昇段を決定する公式戦
- 将棋に表れる棋士
- 碁に表れる棋士の個性
- 将棋で,棋士の順位を決める棋戦
- 将棋大賞という,棋士に贈られる賞
- 新しい将棋棋士の昇段制度
- 日本棋院という,囲碁棋士の団体組織
- 日本将棋連盟という,将棋棋士の団体組織
- 他の棋士3人もこのイベントに参加した。
- この勝利により,里見さんは女流の将棋タイトル6つのうち5つを獲得した初の女流棋士となった。
- 彼女が初の女性プロ棋士になることが大いに期待されている。
- 12月13日に里見さんは女流王座のタイトルを獲得し,6つの女流将棋タイトルのすべてを獲得したことがある初の女流棋士となっていた。
- その後,イ棋士が第4局で勝利した。
- 最終局は接戦だったが,イ棋士が280手で投了した。
- 対局後の記者会見でイ棋士は「このように終わったことは残念だ。私が力不足だった。」と話した。
- この勝利により,井山棋士は3勝1敗で十段戦のタイトルを奪取した。
棋士と同じ種類の言葉
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