タイトル獲得とは? わかりやすく解説

タイトル獲得

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 13:14 UTC 版)

森内俊之」の記事における「タイトル獲得」の解説

プロ入り早々頭角現し1988年6月11日89年5月27日行われた第7回・8回の早指し新鋭戦2連覇決勝戦対戦相手は両年とも羽生善治五段であったさらには、全棋士参加大型棋戦である全日本プロトーナメント第7回1988年度)において、谷川浩司名人決勝三番勝負戦い、2勝1敗で谷川名人破り優勝した1989年3月13日)。18歳5か月での優勝は、新人棋戦を除く公式戦に於ける史上4番目の年少記録である。1988年度将棋大賞新人賞受賞プロ入り後も向上心旺盛で、特に前述した島研では、内と佐藤四段昇段した後、羽生加わり4人体制での練習対局感想戦中心にした研究が行われ、刺激し合いながらの精進続いた順位戦での勝率高くC級2組3期C級1組1期B級2組2期B級1組1期抜け合計わずか7期で最高クラスのA級まで上りつめた。そして初参加のA級順位戦で7勝2敗の成績納め、第54期名人戦七番勝負挑戦獲得内にとって、初のタイトル戦挑戦である。相手は、当時七冠王だった羽生善治名人25歳同士対戦であったタイトル戦対局となった1996年4月11日12日第1局は、二つの意味話題となった一つは、相矢倉将棋で、「壁銀」になるのをいとわず、3三にあった銀を△2二銀(40手目)と引く作戦出たこと。もう一つは、1日目夕方封じ手定刻間際立会人五十嵐豊一九段が「時間なりましたので」と言いかけたところで「指すつもりなんですけど」と言って△9四歩(44手目)を指し羽生封じ手の手番にさせたことである。内はこの対局敗れ、そこから3連敗第4局タイトル戦勝利をげたもの第5局敗れ、1勝4敗で敗退となった内は、第2局敗戦を「こんな負け方ありうるとは…」、続く第3局敗戦も「不思議な負け方」と、当時振り返る。結果的に敗れはしたが、棋士冥利に尽きる名人戦だったという。それと同時に羽生との差を痛感した名人戦でもあった。 1996年度NHK杯戦において、決勝屋敷伸之七段を破って初優勝。同棋戦では、5年後2001年度にも、佐藤康光王将破り優勝した1999年度第12期竜王戦では1組優勝1999年度第25期棋王戦挑戦獲得棋王は、それまで9連覇果たしていた羽生であった第25期棋王戦五番勝負結果は、1勝3敗での敗退敗れはしたものの、名人戦の頃と違い手応え感じたという。 全日本プロトーナメント第19回2000年度)において、谷川浩司九段との決勝五番勝負2001年)を3勝2敗で制して2度目優勝。同棋戦最後優勝者となる。 第60期順位戦A級で、内は8勝1敗の好成績納め丸山忠久名人への挑戦を得ると、第60期名人戦七番勝負において丸山名人を4連勝破り31歳にして念願初タイトルとなる名人位獲得2002年5月17日)。また、名人位就いたことにより、将棋連盟規定により九段昇段

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タイトル獲得

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/31 08:17 UTC 版)

滝沢和典」の記事における「タイトル獲得」の解説

2005年放送第2回モンド王座決定戦では、僅差トータル3着目迎えた決勝最終戦オーラス満貫ツモ条件を満たすアガりで逆転優勝TV対局では初のタイトル獲得2006年王位戦優勝し、初のG1タイトル獲得翌年優勝し史上4人目となる同タイトル連覇達成モンド杯では、常連メンバーありながら長らく優勝に縁がなかったが、2012/13年に放送され第13回大会遂に初優勝

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タイトル獲得

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 09:15 UTC 版)

里見香奈」の記事における「タイトル獲得」の解説

2008年9月29日第16期倉敷藤花戦挑戦者決定戦甲斐智美女流二段破り、初のタイトル挑戦決め、「タイトル挑戦」の規定満たし2008年9月29日付で女流二段昇段した清水倉敷藤花との三番勝負では、第1局11月6日第2局11月23日)で連勝し林葉直子中井広恵に続く史上3番目の若さ16歳8か月初タイトル倉敷藤花輝き、「タイトル1期」の規定満たして、翌2009年4月1日付で女流三段昇段した連盟関西本部所属する女流棋士のタイトル獲得は史上であった2009年1月9日、第40新人王戦稲葉陽四段破り、「女流棋士公式戦男性棋士を破る史上最年少記録」を大幅に更新16歳10か月)。また、男性棋士との公式戦2戦目での勝利は、当時最速記録である。里見は、同年、『将棋世界2009年10月号掲載若手実力派村山慈明五段との平手対局勝利を収めている。 同年11月22日第17期倉敷藤花戦中村真梨花女流二段挑戦退けてタイトル初防衛同年、第36期女流名人位戦A級リーグ戦にて7勝2敗の成績千葉涼子女流三段岩根忍女流二段と1位で並び、3人によるプレーオフの末、挑戦を得る(12月10日)。清水女流名人との五番勝負では清水第1局(1月24日)、第2局1月31日)、第3局2月10日)までで3連勝し史上3番目の若さ17歳11か月)で女流名人奪取し十代では史上2人目、林葉直子15歳0か月)に次ぐ若さ女流二冠となり、「タイトル3期」(女流名人1期倉敷藤花2期)の規定満たし2010年2月12日付で女流四段昇段同年第60回NHK杯将棋トーナメント初出場初戦小林裕士六段敗れる。一方、『将棋世界2010年10月号掲載の「里見香奈 試練三番勝負!」で橋本崇載七段に勝利した同年9月30日、第32期霧島酒造杯女流王将戦挑戦者決定戦上田初美女流二段下して挑戦を得る。清水女流王将との三番勝負では、10月28日行われた第2局第3局連勝したことで2勝1敗と勝ち越し女流王将奪取し18歳7か月で、史上3人目史上最年少女流三冠となる。それまで女流三冠最年少記録は、1994年清水達成した26歳0か月であった同年11月3日、第18期倉敷藤花戦岩根女流二段挑戦退け3連覇

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タイトル獲得

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 21:12 UTC 版)

森雞二」の記事における「タイトル獲得」の解説

棋聖 1期(第40期、1982年王位 1期(第29期、1988年上記含め挑戦8回、獲得2回。

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