変動係数

スラグ用語集

変動係数

読み方：へんどうけいすう
【英】：coefficient of variation

分布の標準偏差の算術平均に対する比。平均に対する相対誤差を示す量として用いられる。

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変動係数

標準偏差を平均値で割ったもの。変動係数はバラツキを相対的に表し、通常、変量をとる値が決して負にならない場合に用いる。

統計学用語辞典

変動係数（Cv）

　測定値が何らかの規定要因に従うときには，平均値が異なっても変動係数は同程度の大きさになる。
　例えば，鶏の卵とうずらの卵の変動係数は（たぶん）似通った数値になるであろう。しかし，は虫類の卵の変動係数はそれとは違ったものになるであろう。
　変動係数（Cv）は，不偏分散を U，算術平均値を とすると，以下の式で定義される。

　標準偏差（不偏分散の平方根）は算術平均値と同じ次元を持つので Cv は無名数になり，測定単位の影響を受けない。

ウィキペディア

変動係数

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2019/12/02 00:49 UTC 版)

変動係数（へんどうけいすう、英: coefficient of variation）とは、標準偏差 ($\sigma$) を算術平均 (${\overline {x}}$) で割ったもの。相対的なばらつきを表す。単位のない数となり、百分率であらわされることもある。相対標準偏差 (RSD, relative standard deviation) とも呼ばれる。 平均値が異なる二つの集団のばらつきを比較する場合などに用いられる。

ウィキペディア小見出し辞書

変動係数

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/01/14 20:37 UTC 版)

「故障率」の記事における「変動係数」の解説

故障率が減少している場合、変動係数 ⩾ 1 であり、故障率が増加している場合、変動係数 ⩽ 1 である。この結果は、すべての t ⩾ 0 に対して故障率が定義されている場合にのみ成立し、逆の結果（変動係数が故障率の性質を決める）は成立しない。

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

変動係数

出典:『Wiktionary』 (2021/08/22 01:02 UTC 版)

名詞

変動係数（へんどうけいすう）

1. 標準偏差を算術平均で除した値。またはその値に 100 を掛けて百分率で表した値。標準偏差値を σ、算術平均値を μ で表せば、σ/μ または σ/μ × 100 で計算される値。変異係数。

用法

英語のcoefficient of variationに由来して、CV や COV と記号表記されることが多い。

翻訳

• 英語: coefficient of variation