変動帯
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/08 09:38 UTC 版)
地震や火山が豊富なカムチャツカ半島では、クリュチェフスカヤ山やシベルチ山をはじめとする成層火山が毎年のように噴火を繰り返しており、これらはカムチャツカの火山群として世界遺産にも登録されている。また、ジョージアやアルメニアとを隔てるコーカサス山脈や、モンゴルとの国境を含むアルタイ山脈などは、元来中生代以前に形成された古い山脈であるが、丘陵や平原になった後、新生代第三紀に再度隆起した経緯を持ち、ウラル山脈などと比して急峻な形状である。コーカサス山脈にはロシア最高峰のエルブルス山も含まれる。これらは高い標高と大規模な氷河を擁することから、山麓の乾燥地帯へ水を供給しており、カムチャツカ半島ほどではないが地震や噴火も生じることがある。
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