クリュチェフスカヤ山とは? わかりやすく解説

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クリュチェフスカヤ‐さん【クリュチェフスカヤ山】


クリュチェフスカヤ山

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/05 07:21 UTC 版)

Ключевская сопка
クリュチェフスカヤ山
2007年1月撮影
標高 4,750 m
所在地 ロシアカムチャツカ半島
位置 北緯56度04分00秒 東経160度38分00秒 / 北緯56.06667度 東経160.63333度 / 56.06667; 160.63333座標: 北緯56度04分00秒 東経160度38分00秒 / 北緯56.06667度 東経160.63333度 / 56.06667; 160.63333
種類 成層火山
最新噴火 2023年(継続中)
クリュチェフスカヤ山
クリュチェフスカヤ山の位置(カムチャツカ半島
プロジェクト 山
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クリュチェフスカヤ山(Klyuchevskaya Sopka、: Ключевская сопка)は、カムチャツカ半島の最高峰で、ユーラシア大陸最高峰の活火山でもある。

山頂から西北西約11 kmのところにはウシュコフスキ火山英語版、南西約5 kmにはカーメン火山英語版、南南西約10 kmにはベズイミアニ火山など、これらの山々と連山をなす成層火山で、見る方向によっては富士山によく似ていることからカムチャツカ富士ともよばれる[1]。標高は4750 mであるが、火山活動によって標高は変化する。山頂部の主火口のほか、山腹には多数の側火口をもつ。

晴れの日には北側にシベルチ山を望むことができる。

噴火歴

最も古い噴火の記録は1697年で、その後何度も噴火している。最近も毎年のように噴火しており、2005年5月からは噴火が継続状態となっており、2007年には火山灰を噴出させたほか、北西山麓に溶岩流を流下させている。

2010年10月28日シベルチ山と共に噴火し、2013年10月中旬にもシベルチ山とともに火山活動を活発化させ、18日には火山灰が1万メートルに達した。2015年1月5日噴煙6000 mまで達し、北西山麓に溶岩流を流下させる噴火活動が確認されている[2]

2025年7月30日、噴火。同日、カムチャッカ半島の東方沖で発生した地震と関連する可能性もある。[3]

ギャラリー

脚注

  1. ^ 芹澤和美「極東ロシアに凜とした姿で聳える カムチャツカ最高峰は富士山そっくり | 今日の絶景」『CREA文藝春秋、2015年11月12日。2018年7月1日閲覧
  2. ^ クリュチェフスカヤ山で溶岩流出」『ロシアの声全ロシア国営テレビ・ラジオ放送会社タス通信、2015年1月5日。2015年1月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年1月6日閲覧
  3. ^ 産経新聞 (2025年7月30日). “カムチャツカ半島中央部の火山が噴火 ロシア科学アカデミー発表、大規模地震と関連か”. 産経新聞:産経ニュース. 2025年8月5日閲覧。

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