大仏とは? わかりやすく解説

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だい‐ぶつ【大仏】

読み方:だいぶつ

丈六(高さ1丈6尺、すなわち約4.8メートル)以上の大きな仏像奈良東大寺盧舎那仏(るしゃなぶつ)、鎌倉高徳院阿弥陀如来などが有名。

大仏の画像
鎌倉高徳院の大仏

大仏

寺院名辞典では1989年7月時点の情報を掲載しています。

大仏

作者ヨシイドク,ヨシイミツ

収載図書ねむりばこ
出版社新風舎
刊行年月2004.7


大仏

読み方
大仏おおさらぎ
大仏おおらぎ
大仏おさらぎ
大仏だいぶつ
大佛おおふつ
大佛おさらぎ

大仏

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/22 16:57 UTC 版)

大仏だいぶつは、大きな仏像を指す通称。中国などアジア仏教圏では、天然の岩壁を彫刻した磨崖仏などが古くから造られてきた。日本においては、奈良時代聖武天皇が、国家の安寧と民の幸福を祈願して東大寺奈良の大仏(東大寺大仏)を造立したのを嚆矢とする。以降、現代に至るまで、大きな功徳を求めた願主によって各地に大きな仏像が造られてきた。


  1. ^ ベアトリス・M・ボダルト=ベイリー『ケンペルと徳川綱吉 ドイツ人医師と将軍との交流』中央公論社 1994年 p.95
  2. ^ 「1丈6尺=約4.85メートル」とされるが、時代によって異なる。
  3. ^ やさしい仏教入門 大仏・丈六仏 飛不動尊 龍光山正宝院
  4. ^ 台座等は含まない。涅槃像は全長とする。
  5. ^ 観光スポット 高岡大仏 とやま観光ナビ
  6. ^ 高岡大仏 高岡市 2013年3月21日
  7. ^ ぎふ大仏フェスティバル実行委員会 岐阜市公式ホームページ 2012年11月14日
  8. ^ 岐阜大仏(正法寺)岐阜観光コンベンション協会
  9. ^ 国宝の大仏殿に安置される奈良大仏と500年以上も風雨にさらされてきた鎌倉大仏」nippon.com(2018年12月11日)
  10. ^ 「日本三大仏」常識ではない?北日本新聞ウェブ(2017年12月13日)
  11. ^ 「ブラジルに35メートルの大仏 リオのキリスト像を上回る」毎日新聞』朝刊2021年9月24日(国際面)2021年9月27日閲覧


「大仏」の続きの解説一覧

大仏

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/02 21:37 UTC 版)

おしゃれ手帖」の記事における「大仏」の解説

校内対抗球技大会において、セツコ選球眼に異を唱えてくる。

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大仏(おおらぎ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/05 08:01 UTC 版)

ダイヤモンド (青山広美の漫画)」の記事における「大仏(おおらぎ)」の解説

代打要員左打ちベテランで、変化球にはめっぽう強い。大仏のような顔をしている。

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大仏(だいぶつ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/01 01:04 UTC 版)

おやこ刑事」の記事における「大仏(だいぶつ)」の解説

本名は大仏竜之介(おさらぎ りゅうのすけ)。5分刈りの頭に巨漢と、名前から想像される二枚目とはかけ離れた風貌を持つ。1歳のころに実の母親死亡実父中学生の頃に死亡した本人同僚梅村語っている)、その後父親再婚しているが、再婚相手は大仏を取り上げた助産師である。非常に母親思いであり、この育ての母親を今でも大事にして慕っている。

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大仏

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 09:27 UTC 版)

東大寺の仏像」の記事における「大仏」の解説

詳細は「東大寺盧舎那仏像」を参照 国宝奈良江戸時代像高14.73メートル国宝指定名称は「銅造盧舎那仏坐像」。一般に奈良の大仏」として知られる東大寺本尊像で、鋳銅製である。奈良時代聖武天皇発願造立され、天平勝宝4年752年)に開眼供養が行われた。ただし、現存する大仏は、脚部台座蓮弁などの一部奈良時代オリジナル残ってはいるが、頭部江戸時代の、体部大部分鎌倉・室町時代の補鋳である。本像は、『華厳経』に説く盧舎那仏るしゃなぶつという名の仏である。盧舎那仏は「毘盧遮那仏」(びるしゃなぶつ)とも表記し、サンスクリットの「ヴァイローチャナ」(「あまねく照らす」の意)の音訳である。『華厳経』に説く蓮華蔵世界」という広大無辺世界教主であり、宇宙真理そのものを表す仏とされている。 『続日本紀』によれば聖武天平12年740年2月河内国大県郡現・大阪府柏原市)の知識寺盧舎那仏の像を拝した。このことが機縁となり、聖武は自らも盧舎那仏像を造立することを発願した。聖武光明皇后皇子である基王(もといおう)は神亀5年728年)、生後1年足らず夭折したその後天皇周辺では長屋王の変神亀6年729年)、疫病による藤原四兄弟相次ぐ死天平9年737年)、藤原広嗣の乱天平12年740年)など、不穏な出来事相次いだこうした時代背景聖武仏教深く帰依し仏教による国家鎮護のため、天平13年741年2月14日に「国分寺建立の詔」、天平15年743年10月15日に「盧舎那仏造立の詔」を相次いで発した行基勧進責任者)に任じて大仏造立工事始まったが、当初、大仏は奈良東大寺ではなく当時天皇離宮があった近江国紫香楽(現・滋賀県甲賀市)の甲賀寺造られる予定であった甲賀寺造られつつあった大仏は、天平16年744年)には骨柱銅像鋳造するための原型骨組み)ができあがっていた。聖武在位中にたびたび遷都行い平城京から山背国恭仁京移った都は、難波京経て天平17年745年5月、ふたたび平城京戻った平城還都とともに大仏の造立平城京行われることとなり、同年8月から大和国添上郡山金里(現・東大寺所在地)であらため大仏造立始められた。翌天平18年746年)頃には大仏の土製原型完成し天平勝宝元年749年)には鋳造作業一通り終わり仕上げ作業入っている。大仏開眼供養が行われたのは天平勝宝4年752年4月9日のことである。この開眼供養盛大豪華であったことは『続日本紀』記録されており、同書は「仏教日本に伝来して以来このような盛大な儀式はなかった」(原文仏法東帰、斎会之儀、未嘗有如此之盛)と述べている。この時点では大仏の鍍金金メッキ)は完成しておらず、光背もまだ作られていなかったが、この天平勝宝4年752年)が日本への仏教伝来の年(『日本書紀』によれば欽明天皇13年西暦552年)から数えて200年目の節目の年であるということで、取り急ぎこの年開眼供養行ったとする説(吉村怜の説)が広く受け入れられている。 大仏は治承4年1180年)の平重衡兵火南都焼討)で甚大な被害受けたその後東大寺再建勧進職任じられ俊乗房重源尽力によって復興勧進が行われ、大仏の鋳造宋人陳和卿助力得て完成し文治元年1185年)に開眼供養が行われた。建久6年1195年)には再建大仏殿落慶し、建仁3年1203年)、後鳥羽上皇行幸得ていわゆる東大寺供養が行われた。こうして鎌倉時代復興された大仏と大仏殿は、永禄10年1567年)の三好松永兵火東大寺大仏殿の戦い)でふたたび焼けてしまった。その後、大仏と大仏殿仮復旧されたが、仮の大仏殿大風倒壊してしまい、大仏は長らく露座雨ざらし)の状態であった露座の大仏を見かねた龍松院公慶貞享元年1684年)、大仏復興勧進開始仮復旧の状態であった仏頭の補鋳などを行って元禄5年1692年)に大仏の開眼供養が行われた。大仏殿落慶公慶没後宝永6年1709年)のことであった。これが現存する大仏と大仏殿である。現存する大仏は、頭部江戸時代体部大半鎌倉時代室町時代造られたもので、奈良時代当初部分は、脚部台座蓮弁などの一部に残るのみである。2度兵火経て残る台座蓮弁には、線刻仏・菩薩の像が表されており、奈良時代絵画資料として貴重である。 大仏台座蓮弁線刻画(菩薩)(焼失をまぬがれた奈良時代部分) 大仏台座蓮弁線刻画(釈迦如来)(焼失をまぬがれた奈良時代部分

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大仏

出典:『Wiktionary』 (2021/08/13 23:25 UTC 版)

名詞

だいぶつ

  1. だいぶつ大きな仏像

発音(?)

だ↗いぶつ

翻訳

人名

(おさらぎ)

  1. 日本人一つ

発音(?)

お↗さらぎ


「大仏」の例文・使い方・用例・文例

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