synthesisとは? わかりやすく解説

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synthesis

別表記:シンセシス

「synthesis」とは・「synthesis」の意味

「synthesis」とは、複数要素物質結合して新しいものが生まれ過程結果を指す英単語である。一般的には化学反応生物学的プロセスにおいて、複数単純な物質結合してより複雑な物質生成される現象を指すことが多い。

「synthesis」の発音・読み方

「synthesis」の発音は、/sínθəsɪs/である。日本語での読み方は、「シンセシス」となる。

「synthesis」の語源・由来

「synthesis」の語源は、古代ギリシャ語の「συντίθημι」(suntíthēmi)であり、「組み合わせ」や「統合」を意味する。これは、「συν」(sun)が「共に」、「τίθημι」(títhēmi)が「置く」という意味を持つことから、「共に置く」という意味が由来となっている。

「synthesis」の類語

「synthesis」の類語には、「combination」「integration」「amalgamation」「fusion」などがある。これらの単語も、複数要素結合して新しいものが生まれ過程結果を指す言葉である。

「synthetic」と「synthesis」の違い

synthetic」と「synthesis」は、どちらも合成」に関連する言葉であるが、意味や使い方違いがある。「synthetic」は形容詞で、「人工的に作られた」や「合成された」という意味を持つのに対して、「synthesis」は名詞であり、「複数要素結合して新しいものが生まれ過程結果」を指す。

「synthesis」を含む用語・関連する用語

「Synthesis(インパクトファクター)」とは

「Synthesis(インパクトファクター)」とは、化学分野学術雑誌「Synthesis」のインパクトファクターを指す。インパクトファクターは、ある雑誌掲載され論文がどれだけ引用されているかを示す指標であり、学術雑誌影響力測るために用いられる

「photosynthesis」とは

photosynthesis」は、光合成という生物学的プロセスを指す。光合成は、植物藻類シアノバクテリアなどが光エネルギー利用して二酸化炭素から糖類合成し酸素放出する現象である。

「synthesis analysis」とは

「synthesis analysis」とは、複数研究結果データ統合分析することで、新たな知見理解を得るための手法である。システマティックレビューメタアナリシスなどが、この手法の一例として挙げられる

「synthesis」の使い方・例文

1. The synthesis of water from hydrogen and oxygen is a well-known chemical reaction.(水素酸素から合成されることは、よく知られ化学反応である。) 2. The new drug was developed through the synthesis of several compounds.(新薬は、いくつかの化合物合成することで開発された。) 3. The artist's work is a synthesis of various styles and techniques.(そのアーティスト作品は、さまざまなスタイル技法融合である。) 4. The research team conducted a synthesis analysis of previous studies to draw new conclusions.(研究チームは、以前研究統合分析し新たな結論導き出した。) 5. The synthesis of proteins is an essential process in living organisms.(タンパク質の合成は、生物にとって不可欠なプロセスである。) 6. The report is a synthesis of the findings from multiple investigations.(その報告書は、複数調査からの知見統合したのである。) 7. The synthesis of new materials has led to the development of advanced technologies.(新し材料合成が、先進技術開発つながっている。) 8. The philosopher's theory is a synthesis of ideas from various sources.(その哲学者の理論は、さまざまな源からのアイデア統合したのである。) 9. The synthesis of ammonia from nitrogen and hydrogen is an important industrial process.(窒素水素からアンモニア合成することは、重要な工業プロセスである。) 10. The novel is a synthesis of historical events and the author's imagination.(その小説は、歴史的な出来事著者想像力融合である。)

シンセシス【synthesis】

読み方:しんせしす

統合合成。→アナリシス


そう‐ごう〔‐ガフ〕【総合/×綜合】

読み方:そうごう

[名](スル)

個々別々のものを一つ合わせてまとめること。「全員意見を—する」「各種目の得点を—する」

㋐《synthesis》分析的思考によってとらえられいくつかの部分要素結び合わせて統一的に構成すること。⇔分析

㋑《(ドイツ)Syntheseヘーゲル弁証法で、相互に矛盾する定立反定立とを止揚すること。合(ごう)。ジンテーゼ


シンセシス

英語 synthesis

ある得られ複数データ使い新たなデータを得る作業例え計測され伝達関数をカーブフィットし、その結果から伝達関数合成する作業をシンセシスという。アナリシスの逆の解析アナリシスが「分析する」のに対して、シンセシスは「合成する」。

※「大車林」の内容は、発行日である2004年時点の情報となっております。

シンセシス

英語表記:synthesis

カム・リンク機構において、所要入出力関係、または所要軌跡を得るべきリンクの長さ位置関係決定出力運動設定)して、カム・リンク機構諸元決定すること。総合ともいう。

凡例同義語は⇒、類似語は→、関連語は?で示す。

総合

英語表記:synthesis

シンセシス

凡例同義語は⇒、類似語は→、関連語は?で示す。

総合

基礎データ利用には一般的に二つ局面がある。分析 1観測値構成要素規模構造外的要因研究対象現象)を分離することを目的とする。総合 2様々な方法分離され構成要素再結合する過程である。いずれの局面にも様々な名称で呼ばれる指標 4算定 3ないし計算 3がある(§133参照)。基礎データとは対照的に、これらの指標算定結果 6呼ばれる。より限定された意味での指標 7ないし指数 7は、基準値 8対す特定の数量の値を示す比であるが、基準値通常100置かれるいくつかの指標複雑な状態を示す良い尺度 9あり得る。たとえば、乳児死亡率人口保健衛生状態の尺度として用いられることがある


シンセシス

(synthesis から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/05 20:22 UTC 版)

シンセシス(Synthesis)。日本語では合成、綜合、統合構成などと訳される。




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