KBR
臭化カリウム
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/29 15:27 UTC 版)
臭化カリウム | |
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識別情報 | |
ECHA InfoCard | 100.028.937 |
PubChem CID
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RTECS number |
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CompTox Dashboard (EPA)
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特性 | |
化学式 | KBr |
モル質量 | 119.002 g/mol |
外観 | 白色固体 |
密度 | 2.75 g/cm3 |
融点 | 734 °C, 1007 K, 1353 °F |
沸点 | 1435 °C, 1708 K, 2615 °F |
水への溶解度 | 53.5 g/100 ml (0 °C) 102 g/100 mL (100 °C) |
glycerolへの溶解度 | 21.7 g/100 mL |
ethanolへの溶解度 | 4.76 g/100 mL (80 °C) |
構造 | |
塩化ナトリウム型構造 | |
八面体形 | |
10.41 D (gas) | |
関連する物質 | |
その他の 陰イオン |
フッ化カリウム 塩化カリウム ヨウ化カリウム |
その他の 陽イオン |
臭化リチウム 臭化ナトリウム 臭化ルビジウム 臭化セシウム |
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 |
臭化カリウム(しゅうかカリウム、英: potassium bromide)は化学式 KBr で表されるカリウムの臭化物である。水酸化カリウムと臭化水素の中和反応によって生成する。水溶液は中性で、カリウムイオンと臭化物イオンに電離している。常温常圧では無色の固体である。硫酸との反応で臭素が遊離する。
1800年代には抗痙攣薬や抗不安薬として用いられていた。イヌの治療薬としても使われる。薄い水溶液は甘く、濃い水溶液は苦いが、ほとんどの濃度範囲では塩辛い味がする。高濃度の場合は内臓の粘膜組織を侵し、吐き気および嘔吐を引き起こす。
最も古い抗てんかん薬であるが、近年、難治性てんかんの治療薬としてその有効性が評価され、注目を集めている[1]。
化学的性質
典型的なイオン性の塩で、水に溶けやすく、水溶液の pH は7である。臭素イオン源として、写真フィルム用の臭化銀の製造に用いられる。
KBR
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「アル・アサード航空基地」の記事における「KBR」の解説
2006年度から基地の一般事業はアメリカ軍から軍属企業のKBRに委託された。
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