馬伝染性貧血とは? わかりやすく解説

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馬伝染性貧血

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/09 05:05 UTC 版)

馬伝染性貧血(うまでんせんせいひんけつ、: equine infectious anemia)とは、回帰熱貧血を特徴とするウマやロバなどウマ属に特有の伝染病[1][2]である。伝貧(でんぴん)ともいう[1]


注釈

  1. ^ ただ、1983年中華人民共和国弱毒化ワクチンが開発され、一部で実験的に使われている。
  2. ^ 実際、1970年(昭和45年)に日高地区で伝貧の大規模流行が発生した時には、感染した所有馬に出された殺処分命令に、とある牧場主が頑なに抵抗したため、已む無く家畜防疫員が殺処分を実施。迅速な処分の実行の為に、北海道知事の要請で北海道警察の機動隊が牧場へ出動する事態となった。ちなみに、この馬は殺処分後に解剖されたところ、やはり内臓に感染馬特有の病変をきたしていた。
  3. ^ それ以外にも、急性脳膜炎で急死したイエリユウに伝貧関連説がある。

出典

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m 馬の感染症 公益社団法人中央畜産会、2017年8月2日閲覧。
  2. ^ a b c d 前田友起子、宮澤国男、一條満. “日高管内における馬伝染性貧血の清浄化達成までの取組”. 北海道獣医師会. 2021年12月27日閲覧。
  3. ^ a b c d e f g h i j 馬伝染性貧血 公益財団法人中央畜産会、2022年3月15日閲覧。
  4. ^ “JRA牧場、乗用馬が「馬伝染性貧血」に感染”. 読売新聞. (2011年3月16日). オリジナルの2011年3月18日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20110318181501/https://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110316-OYT1T00854.htm 2011年3月16日閲覧。 
  5. ^ “18年ぶり感染…伝染性貧血で3歳馬殺処分”. スポーツニッポン. (2011年3月17日). https://www.sponichi.co.jp/gamble/news/2011/03/17/kiji/K20110317000442160.html 2022年2月7日閲覧。 
  6. ^ 朝日新聞 2011年5月28日
  7. ^ a b “天然記念物の馬、伝染病感染で殺処分 宮崎で12頭”. 日本経済新聞. (2011年7月23日). https://www.nikkei.com/article/DGXNASJC2200B_S1A720C1ACY000/ 2022年2月7日閲覧。 


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