district
「district」とは、地区・地域・地方のことを意味する英語表現である。
「district」とは・「district」の意味
「district」とは、「地区、地域、地方」といった意味を持っており、英語での住所の記入・表記でよく使われている名詞の英単語である。また、districtは他動詞でもあり、「地区に分ける」といった意味も含まれている。尚、districtの三人称単数現在形は「districts」、過去形・過去分詞形は「districted」であり、現在分詞形は「districting」である。「district」の複数形
「district」の複数形は、三人称単数現在形と同じ「districts」である。「district」の発音・読み方
「district」の発音記号は「dístrikt」、音節は「dis・trict」であり、カタカナ読みは「ディストリクト」である。発音の仕方として、最初の「d」の部分は舌先を前歯の裏の歯茎につけ、息を止めた状態から破裂させるようなイメージで「ドゥ」と発音する。「í」の所は同時に「エ」と「イ」を言うイメージで「イ」と発音するのがコツである。「s」は舌先を前歯の裏の歯茎に近づけ、その隙間から息を出すように「ス」と言う。「t」は先に述べた「d」と同じ方法で「トゥ」と発音する。「r」は舌先を内側に巻き、口に触れないように「ル」のような音を出す。「i」は先述べた「í」と同じ方法で「イ」と発音する。「k」は舌の後ろを上げ、上あごの奥につけて息を止めた状態で舌を離しながら息を破裂させるように「クッ」と言う。最後の「t」の部分は先に述べた「t」と同じ方法で「トゥ」と発音する。
「district」の略語
「district」の略語は「dist」であるが、「距離」などの意味を持つ「distant」の略語もdistであるため、混同しないよう注意する必要がある。「district」の語源・由来
「district」の語源は、「引き離す」という意味があるラテン語の「distringere」や「司法権」などの意味を持つ中世ラテン語の「districtus」であると言われている。「district」の覚え方
「district」の覚え方としては、カタカナ読みである「ディストリクト」と意味の一つである「地区」を利用して文章を作成し、それを暗記するという方法がある。例えば「ディストリクト」を「This鳥、苦闘」に置き換えて「This鳥、苦闘したがこの地区から排除した」という文章を作っておけば、暗記しやすいだろう。「district」を含む英熟語・英語表現
「business district」とは
「business district」とは、「オフィス街、ビジネス街、繁華街」などの意味を持つ英熟語である。主な例文としては「The surrounding area is a business district.(周辺はオフィス街である。)」が挙げられる。
「lake district」とは
「lake district」とは、英国イングランドの北西部に位置しており、大小様々な湖が点在している保養地を指す英熟語である。美しい自然景観が広がっており国内有数の観光スポットとなっている。
「district」を含む様々な用語の解説
「district of columbia」とは
「district of columbia」とは、コロンビア特別地区の事を意味する英熟語である。コロンビア特別地区はアメリカの首都であり、「ワシントンD.C」又は単に「D.C」と呼ばれる事が多い。
「Distinction(単語帳)」とは
「Distinction(単語帳)」とは、英語圏の人たちが日常的に使用している単語や表現が収録されている英単語帳である。受験・資格だけでなく、実用的な英語力も見据えた英単語帳とも言われている。
「district」の使い方・例文
「district」を用いた主な例文としては、「The young women of this district are well known for their beauty.(この地域の若い女性は美しい事で有名だ。)」、「Strawberries are produced in this district.(この辺りはイチゴの生産地である。)」、「The typhoon struck the Tohoku district.(台風が東北地方に上陸した。)」、「There is a shopping district underground.(地下はショッピング街である。)」、「This district is short of water.(この地域は水が不足している。)」、「We wandered aimlessly around the business district.(私たちはオフィス街を当てもなくウロウロした。)」、「She traced out the map of the district.(彼女はその地域の地図を描いた。)」、「Indians inhabited this district.(この地区にはインディアンが住んでいた。)」、「The plants are peculiar to the district.(その植物はその地域特有のものである。)」などが挙げられる。「district」の類語
「district」の類語としては、「area(地方、地域、地区)、county(州、郡)、region(地方、地帯、領域)」といった英単語が挙げられる。地区
一つの領域(301-2)内では、人口のいろいろな種類の集成体 1とか集合体 1を表すのに、時として人口集合 1、人口群 1、あるいはより一般的に地域集団 1として知られるいくつかの用語が用いられている。農村地域では、最小単位を小集落 2と呼ぶことがあり、これは通常非常に少数の家からなる。これよりほんの少し大きい人口の集合が村 3であり、これは普通小さいコミュニティーであって、主として農業人口から成り立つことが多い。町 4または市 4は通常、農業に従事している人数が少なく、人口がもっと大きい集合だが、村から町または市へ移行する場合の基準を定めるのは難しく、国によって異なる。領域(305-6の意味における)の政府所在地はその首都 5と呼ばれる。郡では、地方政府の所在する場所は郡都 6または郡の首都(郡庁の所在地) 6と呼ばれる。町や市はさらに、地区 7、小区域 7と、選挙のための区 7に細分される。
ディストリクト
(District から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/27 02:57 UTC 版)
ディストリクト(英語: district、フランス語: district)は、行政区画のひとつであり、国によってはそれを単位とする地方公共団体が存在することもある。ディストリクトとされるもの規模は大小様々であり、リージョンやカウンティ全体を指す場合もあれば、複数の基礎自治体にまたがって広がることもあり、さらに、基礎自治体の中の一部をさらに細かく区分した領域を指すこともある。
- ^ “主要国の地方税財政制度の概要(イギリス・ドイツ・フランス・アメリカ) (PDF)”. 財務省財務総合政策研究所. p. 2 (2001年). 2013年8月23日閲覧。 “イギリスの地方税目は、居住用資産の価格に対して課税されるカウンシル税 (Council Tax:<一部略>)しか存在しない。かつては、事業用の不動産に対して課税する事業用レイト(Non-Domestic Rates) という地方税目が存在したが、選挙権のない法人への課税が、受益と負担の関係を 弱めているとして、1990年に国税化され、徴税額が地方自治体の人口比で分配され る交付金制度に変更された。”
- ^ “Property Rating”. nidirect. 2013年8月23日閲覧。
- ^ la loi 99-586 du 12 juillet 1999
- ^ “Types of Municipalities in Alberta”. Alberta Municipal Affairs. 2013年7月28日閲覧。
- ^ “Interim List of Changes to Municipal Boundaries, Status, and Names: From January 2, 2012 to January 1, 2012”. Statistics Canada (2012年). 2013年7月28日閲覧。
- 1 ディストリクトとは
- 2 ディストリクトの概要
- 3 アメリカ合衆国
- 4 カナダ
- 5 オーストラリア
- 6 出典・脚注
district(東ドイツ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/10 03:51 UTC 版)
ドイツ語の「Bezirk」に当たる。東ドイツでは州に当たる「Land」が第二次世界大戦後に廃され、「Bezirk(ドイツ語版)」が第1層の行政区画となり県と訳された。日本の「郡」の訳語であるが、行政機関などの「丁目」「区」の訳語と衝突することがある。(en:districtも参照のこと。)
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