アスペルガー症候群
別名:アスペルガーシンドローム、アスペルガー障害
英語:Asperger syndrome
発達障害の一種で、知能や言語能力に障害は見られないが、社交能力やコミュニケーション能力などに欠如や著しい特異性が見られること。
アスペルガー症候群は自閉症に分類されるが、一般的な自閉症のように言語・コミュニケーションの発達異常を伴わない。その意味で、知能の著しい遅れの見られない自閉症を指す「高機能自閉症」と同一視される場合もある。
アスペルガー症候群は俗に「コミュ障」と呼ばれることもある。ただしコミュ障の語は必ずしもアスペルガー症候群であることを定義するものではない。また、アスペルガー症候群を略して「アスペ」と呼ぶ場合があるが、多分に蔑称の意味合いを含む場合がある。
関連サイト:
アスペルガー症候群とは - NPO法人日本自閉症協会
エー‐エス【AS】
読み方:えーえす
《Asperger syndrome》⇒アスペルガー症候群
アスペルガー症候群
(Asperger Syndrome から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/21 05:33 UTC 版)
ICD-10におけるアスペルガー症候群(アスペルガーしょうこうぐん、Asperger Syndrome)、DSM-IVにおけるアスペルガー障害(Asperger disorder)とは、コミュニケーションや興味について特異性が認められるものの言語発達は良好な、先天的なヒトの発達における障害[1][2][3]。2013年のDSM-5、およびのちのICD-11では、本診名はなく自閉症スペクトラム障害の中に位置づけられる。 日本ではアスペと略されることもある[4](ただし、侮蔑的な意味合いを含む場合がある)。
- 1 アスペルガー症候群とは
- 2 アスペルガー症候群の概要
- Asperger Syndromeのページへのリンク