海抜ゼロメートル地帯
(0m から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/24 08:54 UTC 版)
海抜ゼロメートル地帯(かいばつゼロメートルちたい)とは、海岸付近で地表標高が満潮時の平均海水面よりも低い土地のこと。単にゼロメートル地帯とも呼ぶ。こうした地域では集中豪雨や高潮、台風、津波などの水害時に対処するために、堤防や水門、揚排水ポンプなどを整備する必要がある。なお、海岸付近に限らず平均海水面よりも低い土地は一般に窪地(あち)と呼ばれる。
- ^ 関谷一義, 島秀行「越後平野海岸部(新潟市周辺)のゼロメートル地帯の分布」『新潟応用地質研究会誌』第69巻、新潟応用地質研究会、2007年12月、33-38頁、CRID 1050845764165071872、hdl:10191/11621。
- ^ 平均満潮位以下
- ^ 国土交通省『わが国におけるゼロメートル地帯の高潮対策の現状』
- ^ 市川市HP『排水基本計画』
- ^ 川崎市HP『緑の基本計画』
- ^ 東南ア主要都市「水没」の危機 20年代にも、対策後手に - 『日本経済新聞』朝刊2017年5月27日
- ^ 江東5区大規模水害避難 大規模水害避難 大規模水害避難等対応方針P5 - P10等
- ^ (今さら聞けない+)ゼロメートル地帯 戻らぬ沈下、温暖化で水害の懸念 - 『朝日新聞 be』朝刊2017年9月30日
- 1 海抜ゼロメートル地帯とは
- 2 海抜ゼロメートル地帯の概要
- 3 原因
- 4 脚注
- >> 「0m」を含む用語の索引
- 0mのページへのリンク