カマルグ
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カマルグ(Camargue)は、アルルで二又に分岐したローヌ川(グラン・ローヌ、プティ・ローヌ)と地中海に囲まれたフランス南部の三角州地帯。植生上は、東はクロー平野、西はエーグ=モルト、北はボーケールまで拡延して考えることが出来る。カマルグの中心はヴァカレス湖(l'Etang du Vaccarès)であり、海沿いの一帯は複数の塩湖で区切られている。カマルグの一部は、フランスでは珍しい稲作地帯である(ただしその規模は縮小傾向にある)。
- ^ カマルグ - フランス観光開発機構、2017年6月8日閲覧。
- ^ a b “Carmargue/Delta du Rhone Biosphere Reserve, France” (英語). UNESCO (2019年4月10日). 2023年2月16日閲覧。
- ^ a b c “Camargue | Ramsar Sites Information Service”. rsis.ramsar.org (2023年7月13日). 2023年7月20日閲覧。
- ^ a b c 『湿原力』 2013, p. 132.
- ^ “WWF創立50周年、将来も地球環境保全のために”. swissinfo.ch (2011年3月14日). 2018年9月15日閲覧。
- ^ 【とっておきのヨーロッパだより】フランスの米どころ カマルグの稲作 - 辻調グループ、2017年6月8日閲覧。
- ^ カマルグの塩 〜Perle de selペルルドセル〜 - France365、2017年6月8日閲覧。
- ^ “La Petite Camargue | Ramsar Sites Information Service”. rsis.ramsar.org. 2023年2月16日閲覧。
- 1 カマルグとは
- 2 カマルグの概要
- 3 プティト・カマルグ
カマルグ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/11 04:26 UTC 版)
面積930 km²以上のカマルグは、西ヨーロッパ最大の河川デルタ地帯である。それは大規模な塩水のラグーンまたはエタングで囲まれた広大な平野である。海からは砂州によって切り離され、アシに覆われた湿地帯が取り囲んでいる。この湿地帯は徐々に広大な耕作地になっている。 カマルグには400種以上の野鳥が生息する。塩水の池はヨーロッパにわずかしかないオオフラミンゴの生息地となっている。湿地は数多くの昆虫の種の生息地でもあり、国内のどこにもいない凶暴な蚊が生息していることで知られる。また、雄牛やカマルグ馬も有名である。
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