黄金とダイヤからさまよえる美女の伝説まで
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 06:11 UTC 版)
「コブラの登場人物」の記事における「黄金とダイヤからさまよえる美女の伝説まで」の解説
マリオ 「黄金とダイヤ」編にて初登場。地球のアルマジロに近いが鳥の嘴を持ち、人間の頭サイズしかない小柄な異星人。そのため体力や運動能力は低いが、大気に漂うエネルギーを利用してあらゆる機械を作る天才メカニック。その技術と、工具セットでもある自作の人形を移動手段として常用していることから、人呼んで「人形使いのマリオ」。同じものを作る事を嫌う。 「マジックドール」編にも登場する。自身の傑作ザナドゥを使用する。コブラ曰くマリオと会うのは4年ぶり。 ボニー 声:白石涼子(2010年TV版) 「黄金の扉」から登場している。ボブカットで帽子をかぶっている。 「黄金の扉」ではガロン星の地下都市に住む女性。かつて流しの腕利きボクサーである兄のマネージャーとして2人で稼いでいたが、暗黒街の顔役ボガードの罠で兄を殺され、借金を背負わされる。地下都市に落下したショックで記憶を失ったコブラと遭遇し、彼の手で敵討ちに成功しなおかつ記憶を取り戻させた。地下都市暮らしのため星を見たことがなかった。 「マンドラド」編では、星の見える某所のバー「SILVER」に勤めている乱暴な口調の女性。 『コブラ・ザ・アーケード』ではAREA1-2の背景にホログラム画像で登場している。 パピヨン 「神の瞳」編に登場する女武器商人。スキンヘッドに蝶型の仮面という異相の美女。眼はもともとなく、仮面に付けられた「眼」で物を見る。金星を支配していた者によって用いられていた一対の指輪「神の瞳」を巡って、ラブスター家のマダム・ロレーヌと争っていたが、コブラがロレーヌからもう1つの「神の瞳」を入手したことによってコブラと争う。「神の瞳」を使って自身とコブラを異次元へ送り、コブラを異次元へ閉じ込めようとしたが、蝶の鱗粉の痕跡が災いしてコブラのサイコガンに撃たれて死亡する。 タロットカードを使って運勢を占う。 影武者を用意するほどかなり用心深いところがある。 バルム 「神の瞳」編に登場するパピヨンの部下である女性サイボーグ。弟と共にパピヨンに浚われてサイボーグとされた。体を伸縮自在に操る。もう1人能力が似たサイボーグがいて共に行動をする。 弟を生かす代わりにパピヨンの手下となっていたが、弟がサイボーグ手術で失敗して死亡し処理され掛けていた所を目の当たりにして、コブラに協力し本物のパピヨンの居場所を教えた。パピヨンに襲い掛かるが、昆虫型ロボット達の光線に当たり死亡する。 マードック 「神の瞳」編でパピヨンに雇われた殺し屋。2枚のカッターを使用して戦う。パピヨンの依頼でコブラを殺そうとしたが、腕をロケットを止めるフックで押さえられてロケット炎に当たり死んだと思われていたが、顔の右半部を火傷して河童型の戦闘用サイボーグとして復活し、コブラに再び戦いを挑む。 新しいサイコガンを使ったコブラに他のサイボーグ共々破壊される。 ゆう子 「神の瞳」編のヒロイン。20歳。 かつてサイコガンを鍛え上げ、今は亡き銃作りの名匠・不知火鉄心(しらぬい てっしん)の娘。テレパシーに近い飛心の術により、相手の心に直接話しかけることができる。 サイコガンが疲労限界を迎えて分解してしまったため、コブラは代わりのサイコガンを託されたゆう子の元を訪れる。しかし、ゆう子はコブラにこれ以上人殺しをしてほしくないと、サイコガンを渡すのを一時は拒んだ。しかし、コブラの戦いを見て最早サイコガンは彼の体の一部であることを悟り、コブラに譲り渡した。 戦いの後、コブラは自分がサイコガンに頼り過ぎていたことを悟り、サイコガンを湖に投げ捨ててゆう子と共に生きることを決意するが、バルムの手違いの狙撃によって殺されてしまう。自身の死を予感していたのか湖に沈んだサイコガンを探し、彼への誕生日プレゼントとして遺していた。 ごくわずかの間ではあるが作中でコブラと新婚生活をしていたただ一人の女性である。 ジム 声:小形満 ボニーの働いているバーのバーテン。 エリザベス・タッカー 声:日下由美(2010年TV版) 「マンドラド」編に登場。一見して何も欠損がないように見えるが、実は左眼は義眼の隻眼の美女。左眼が亜空間の牢獄になっている。そこにシークレットを閉じ込めて人質にし、コブラにナスカ星にあるダイヤの歯を持つ人面草「マンドラド」の親木の種探しを強要する。 元は探検家を夫に持つ平凡な妻だったようだが、精神が崩壊した夫が持ち帰ったマンドラドの若木を見てからは豹変してしまう。仲間を失いながらも何とか種を持ち帰ったコブラを始末しようとするが、逆に自分がマンドラドの種に寄生されて死亡した。最初から約束を守ってシークレットを解放する気は毛頭なく、1度その中に入ったら亜空間の牢獄から逃れる術はなかった。唯一、シークレットが助かるのは自身が死んだ時だけだった。 「耳」、「目」、「鼻」 声:佐々木陸、土方優人、加藤亮夫(2010年TV版) 「マンドラド」編に登場。マンドラド捜索のためにエリザベスに金で雇われたメンバー。それぞれが五感の内の一つが特化した能力を持ち、「耳」は1km先の蚊の羽音も聞き逃さない。「目」は暗闇でも髪の毛一本の色でも識別できる。「鼻」は犬以上の驚異的な嗅覚を持つ。3人の呼び名は能力にちなんだコードネームのような物であり、本名は不詳。 マンドラドの種を探索している途中、「鼻」はジェット・ピラニアに襲われた恐怖心からコブラが止めるのも聞かずに先走って地雷キノコを踏んでしまい死亡。「目」はツタに偽装していた殺人昆虫に喰い殺されてしまう。「耳」はコブラと共に生き残ったが、マンドラドの種を目の当たりにして独り占めを目論むが、マンドラドの特性を知らずに安易に近づいたことで種に寄生されて死亡。コブラにマンドラドの恐ろしさを教える結果となった。 エリザベスの話では生きて帰ったとしてもどのみち皆殺しにされる運命だった。 エリス・ロイド 声:井上麻里奈(2010年TV版) 「さまよえる美女の伝説」編に登場。自称「古代の歴史を専攻している学生」。 なかなかの美女だが、「男はみんな下品でうぬぼれやで低脳」と手厳しい。海底の財宝を探していた旧友ジョニーの行方を追うコブラに、強引に同行する。実はジョニーを殺した一味のボス。
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