鎌倉時代・南北朝時代
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大宝寺氏は、鎌倉時代に庄内地方の地頭として入部したのが始まりであると言われている。最初は本姓である武藤姓を名乗っていたが、大泉荘の地頭であったために大泉氏を称した。後に荘園の中心であった大宝寺城に居住したため、名字を大宝寺氏へと改めた。大梵字氏とも。また、大宝寺氏(大泉氏)初代・武藤氏平が羽黒山寺領を侵したとして承元3年(1209年)に羽黒山衆徒に訴えられている。 大泉荘は鎌倉末期には北条氏一門が、また南北朝時代中期の康安元年(1361年)には上杉定顕が地頭職に任ぜられており、大宝寺氏は北条氏・上杉氏の在地代官としてこの地を治めていたものとおもわれる。
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鎌倉時代・南北朝時代
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新田義重の五男(または三男)の額戸五郎経義が新田荘のうち東北部の額戸郷(現太田市強戸町)と長岡郷(現太田市西長岡町)と鶴生田郷(現太田市鶴生田町)と亀岡郷(現太田市亀岡町)と粕川郷(現太田市粕川町)を相続したのに始まる。 同族の山名氏・里見氏・世良田氏らとともに鎌倉幕府に出仕した。 永仁3年(1295年)鶴生田時綱は赤城神社を新田荘鶴生田郷に勧請し社殿を建立した。額田氏の額田政忠と額田為綱は新田義貞に従い南朝軍に属して活躍した。
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鎌倉時代・南北朝時代
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平氏滅亡の年であり、源頼朝によって全国に守護地頭が設置された1185年を鎌倉時代の始期とすることが多い。1180年には平重衡による南都焼討で奈良(南都)の2大仏教勢力であった東大寺と興福寺が炎上したが、このことは美術史上、象徴的な事件であった。焼失した東大寺の大仏と大仏殿、興福寺の堂宇や仏像は直ちに再建計画が進められたが、大仏と大仏殿の再建担当者に任じられたのは渡宋経験のある重源であり、彼によって宋から伝来の新建築様式の大仏様が導入された。また、東大寺や興福寺の仏像再興には、康慶、運慶、快慶ら慶派を中心とする仏師が登用された。 この時代の前期には引き続き院政が行われていたものの、政治・文化の中心は次第に鎌倉へ移っていった。平氏は華麗な「平家納経」を残したことでも分かるように、一面で貴族文化に憧れをもっていたが、代わって政権をとった源氏は純然たる武家であり、美術の主要な享受者も前時代の貴族から武士へと移っていった。この時代には栄西、道元らの入宋僧によって日本にも本格的な禅宗が伝わり、比叡山などの旧仏教の圧迫を受けつつも、徐々に勢力を伸ばしていった。13世紀に京都の建仁寺建立を皮切りに、鎌倉にも建長寺、円覚寺などの本格的な禅寺が建立された。 南北朝時代は美術史的には過渡期ととらえられ、鎌倉時代に含めて論じられることが多い。ただし、刀剣武具の分野に関しては、長大な大太刀の流行など、明らかな「南北朝時代様式」があり、鎌倉時代とは別の時代とされることが多い。 絵画似絵伝・源頼朝像・平重盛像・藤原光能像(神護寺) 絵巻物戯画絵巻鳥獣人物戯画丙巻・丁巻(高山寺) 合戦絵巻平治物語絵巻(東京国立博物館、静嘉堂、ボストン美術館) 文学絵巻佐竹本三十六歌仙絵巻(諸家分蔵) 社寺縁起北野天神縁起絵巻(北野天満宮) 高僧伝絵明恵上人像(高山寺) 蘭渓道隆像(建長寺) 一遍上人絵伝(歓喜光寺・清浄光寺共有) 仏画阿弥陀二十五菩薩来迎図(早来迎)(知恩院) 山越阿弥陀図(禅林寺) 垂迹画那智滝図(根津美術館) 彫刻康慶:不空羂索観音像(興福寺南円堂) 運慶:弥勒仏像、無著・世親像(興福寺北円堂)、 大日如来像(円成寺多宝塔) 快慶:阿弥陀三尊像(浄土寺)、 僧形八幡像(東大寺) 湛慶:千体千手観音像(妙法院蓮華王院=三十三間堂) 康勝:空也上人立像(六波羅蜜寺) 金剛力士像(東大寺南大門、運慶、快慶ほか作) 俊乗(重源)上人坐像(東大寺俊乗堂) 工芸陶磁器:六古窯(瀬戸焼、常滑焼、越前焼、信楽焼、丹波立杭焼、備前焼) 漆工 金工 建築和様 大仏様(天竺様)東大寺南大門 浄土寺浄土堂 禅宗様(唐様)功山寺仏殿 善福院釈迦堂
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