丹波立杭焼とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 文化 > 工芸 > > 丹波立杭焼の意味・解説 

丹波立杭焼

【工芸品名】
丹波立杭焼
【よみがな】
たんばたちくいやき
【工芸品の分類】
陶磁器
【主な製品】
食器酒器茶器花器置物植木鉢
【歴史】
日本六古窯のひとつに数えられその始まり平安時代末期と言われています。桃山時代までは穴窯使用されいましたが、その後、現在使われている登り窯変わり同時期に取り入れられた「蹴(け)ろくろ(この産地独特の左回転ろくろ)」とともに伝統技術今日受け継いでます。当初は壷やかめが主製品でしたが、江戸時代小堀遠州らの指導により、茶器類に多く名器生み出すようになりました
【主要製造地域】
兵庫県
【指定年月日】
昭和53年2月6日
【特徴】
灰釉かいゆう)や鉄釉(てつゆう)等による、飾り気のない野趣味たっぷりな暮らしの器を作り続けてます。登り窯で焼く作品では、焼いている時に燃料燃えた灰がふりかかり、釉薬ゆうやく)と溶け合って窯変ようへん)し、「灰被り(はいかぶり)」と呼ばれる独特の色や模様現われます。この現われ方は一つ一つ違います

丹波立杭焼

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/29 20:13 UTC 版)

丹波立杭焼(たんばたちくいやき)は、兵庫県丹波篠山市今田地区付近で焼かれる陶器。主に生活雑器を焼いてきた。丹波焼、または立杭焼ともいう。起源は平安時代にまで遡るといわれ、六古窯の一つに数えられる。


  1. ^ 竹内順一 監修『やきもの 見方・見分け方百科』主婦と生活社、1996年。ISBN 439160597X、pp.58-61


「丹波立杭焼」の続きの解説一覧

丹波立杭焼(兵庫県丹波篠山市今田地区)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/13 15:08 UTC 版)

登り窯」の記事における「丹波立杭焼(兵庫県丹波篠山市今田地区)」の解説

日本六古窯のひとつであり、約400年わたって窖窯時代続いた後、桃山時代末期至り自然の地形利用した登り窯築かれ、現在も約60軒の窯元が残る。

※この「丹波立杭焼(兵庫県丹波篠山市今田地区)」の解説は、「登り窯」の解説の一部です。
「丹波立杭焼(兵庫県丹波篠山市今田地区)」を含む「登り窯」の記事については、「登り窯」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「丹波立杭焼」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



丹波立杭焼と同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「丹波立杭焼」の関連用語

丹波立杭焼のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



丹波立杭焼のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
伝統的工芸品産業振興協会伝統的工芸品産業振興協会
Copyright (C) 2024 (財)伝統的工芸品産業振興協会 All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの丹波立杭焼 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの登り窯 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS