相馬重胤とは? わかりやすく解説

相馬重胤

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/06 08:45 UTC 版)

相馬重胤(そうま しげたね)

  • 陸奥相馬氏第6代当主。
  • 陸奥相馬氏第11代当主。

相馬重胤 (鎌倉時代・南北朝時代)

相馬重胤

相馬 重胤(そうま しげたね、 生年不詳 - 延元元年/建武3年(1336年))は、鎌倉時代から南北朝時代の人物。陸奥相馬氏第6代当主。相馬師胤の子。相馬親胤、相馬光胤の父。孫五郎。

嫡流(下総相馬氏)の相馬胤氏や相馬師胤(重胤の父とは別人)らと所領を巡りたびたび争いを起こす中で、形勢が不利となったため、1323年、一族郎党80余騎、寺社、同行を願う百姓らとともに陸奥に下向[1]。太田川沿いに拠点を広げて小高城を築くなど勢力を拡大、陸奥相馬氏の祖となった。鎌倉幕府の滅亡後、建武の新政が成立するとそれに従ったが、のちに足利尊氏が台頭するとそれに味方し、南朝方の千葉氏、下総相馬氏と対立した。子の親胤を尊氏の上京に従わせる一方で、次子の光胤を陸奥の守りにつかせ、自身は斯波家長と共に鎌倉の守備にあたったが、北畠顕家の攻撃を受け戦死した。

相馬重胤 (室町時代)

相馬 重胤(そうま しげたね)は、室町時代の人物。陸奥相馬氏の第11代当主。相馬胤弘の子。相馬高胤の父。孫次郎。治部少輔。

永享8年(1437年)、父の隠居により家督を継いだものの、永享11年(1440年)に不治の病にかかり、子の隆胤(のちの高胤)に家督を譲り隠棲し、そのまま病没した。

出典

  1. ^ [相馬の野馬追p8 (相馬野馬追保存会)昭和60年]

相馬重胤 (鎌倉時代・南北朝時代)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/01/12 07:16 UTC 版)

「相馬重胤」の記事における「相馬重胤 (鎌倉時代・南北朝時代)」の解説

相馬 重胤(そうま しげたね、 生年不詳 - 延元2年/建武4年1337年))は、鎌倉時代から南北朝時代人物陸奥相馬氏6代当主相馬師胤の子相馬親胤相馬光胤の父。孫五郎。 嫡流下総相馬氏)の相馬胤氏や相馬師胤(重胤の父とは別人)らと所領巡りたびたび争い起こす中で、形勢が不利となったため、1323年一族郎党80余騎、寺社同行を願う百姓とともに陸奥下向太田川沿いに拠点広げて小高城を築くなど勢力拡大陸奥相馬氏の祖となった鎌倉幕府の滅亡後、建武の新政成立するとそれに従ったが、のちに足利尊氏台頭するとそれに味方し南朝方の千葉氏下総相馬氏対立した。子の親胤を尊氏の上京に従わせる一方で次子の光胤を陸奥守りにつかせ、自身斯波家長と共に鎌倉守備あたったが、北畠顕家攻撃を受け戦死した。 表 話 編 歴 陸奥相馬氏 (中世)6代当主師常 義胤 胤綱 胤 師胤 重胤 親胤 胤頼 憲胤 胤弘 重胤 高胤 盛胤 顕胤 盛胤 義胤 相馬中村藩

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