浄土寺浄土堂(阿弥陀堂)
浄土寺浄土堂(兵庫県小野市、国宝)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 01:13 UTC 版)
「鎌倉文化」の記事における「浄土寺浄土堂(兵庫県小野市、国宝)」の解説
重源は復興資材を調達するため、全国7カ所に東大寺の別所をおいたが、そのうち播磨国(兵庫県)におかれた播磨別所の拠点となったのが浄土寺である。浄土堂は大仏様が採用され、内部は天井を張らずに桁、垂木などの構造材をそのまま見せ、断面円形の虹梁を3段に架けて桁を支える。方三間の堂であるが柱間を約6メートルと大きくとり、快慶作の「阿弥陀如来及び両脇侍立像」を安置する。1197年(建久8年)築で、東大寺南大門よりいっそう大陸的な雰囲気をもっている。
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