佐竹本三十六歌仙絵巻とは? わかりやすく解説

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佐竹本三十六歌仙絵巻

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/07 07:53 UTC 版)

佐竹本三十六歌仙絵巻(さたけぼんさんじゅうろっかせんえまき)は、三十六歌仙を描いた絵巻物で、鎌倉時代13世紀)に制作された。久保田藩(秋田藩)主・佐竹家に伝来した、三十六歌仙絵の草分け的存在[1]にして、代表的な作品である。書は後京極良経、画は藤原信実によると伝わる[1]


  1. ^ a b c d e f g h i 特別展「流転100年 佐竹本三十六歌仙絵と王朝の美」『日本経済新聞』2019年10月5日朝刊28-29面
  2. ^ 1919年に「切断」されたとする資料が多いが、刃物等で「切断」したのではなく、つないであった料紙の継ぎ目を剥がしたものである。
  3. ^ 伊藤敏子、1984
  4. ^ 真保亨、1986
  5. ^ 「流転100年 佐竹本三十六歌仙絵と王朝の美」展/くじに託された名品の運命『日本経済新聞』朝刊2019年10月21日(アート・ライフ面)
  6. ^ 同展覧会の図録によると、次の20点が出品された。人麿、業平、素性、公忠、宗于、敏行、兼盛、住吉明神、貫之、伊勢、遍照、小町、朝忠、高光、頼基、重之、信明、元輔、元真、仲文。
  7. ^ 展覧会公式サイト(2019年10月6日閲覧)
  8. ^ a b 本件は文化庁の2019年の文化財所在調査で「所在不明」とされていたが、同年に京都国立博物館で開催の特別展「流転100年 佐竹本三十六歌仙絵と王朝の美」に出品された(参照:展覧会公式サイト
  9. ^ 東京都の法人旧蔵。サンリツ服部美術館への移動は次の資料から確認できる:指定文化財・遺跡のご案内諏訪市サイト、リンク先の「指定文化財一覧表」(PDFファイル)を参照)(2019年6月18日閲覧)


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