鉾田営業所
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 16:06 UTC 版)
営業所は鹿島鉄道線鉾田駅跡地に隣接している。鉾田営業所の路線は主にかしてつバス、茨城空港連絡バス、鉾田~水戸、鉾田~石岡などを結ぶ長距離系統をメインに運行する。路線バスの営業エリアは主に鉾田市、水戸市、小美玉市、石岡市、茨城町、行方市、潮来市である。 路線バス鉾田駅 - 鉾田二高農場入口 - 舟木 - 海老沢 - 茨城町役場 - 奥ノ谷 - 長岡 - 県庁前 - 千波 - 偕楽園入口 - 大工町 - 水戸駅鉾田営業所のメイン路線。かつては平日日中毎時1本運行されていたが、2019年現在は4往復の運用となっている。途中、枝線である茨城町役場を経由する。かつては茨城町役場発着、城ノ内原止まりの区間便も存在した。 鉾田駅 - 下富田 - 大和田 - 紅葉 - 桜本三差路 - 奥ノ谷 - 長岡 - 県庁前 - 千波 - 偕楽園入口 - 大工町 - 水戸駅1往復のみ運行。水戸駅行きは朝1便のみ。鉾田行きは夕方1便のみ。かつては奥ノ谷坂上発着便や高校入口まで延長運行する便も存在した。 鉾田駅 - 大和田 - 百里基地 - 上与沢 - 小川駅 - 高浜駅 - 石岡駅 - 石岡局前 - 石岡車庫石岡行きは平日朝1便のみ。鉾田行きは夕方1便のみ。この路線の途中の山川 - そ・ら・ら東間で茨城空港線と交差するが、茨城空港(旅客ターミナル)へは乗り入れない。百里基地で航空観閲式が行われる年は開催前後の概ね9~10月の休前日及び土日に限り、石岡 - 高浜 - 百里基地間の臨時バスが運行されている。かつては、小川駅止まりの便や、上与沢→大和田のみを運行する区間便も存在した。 百里基地 →(直行)→ 茨城空港休日片道1便のみ運行。百里基地でイベントが開催される日は運休となる。 (高校入口 →)鉾田駅 - 上山 - 上与沢 - 小川駅 - 高浜駅 - 石岡駅 - 石岡局前 - 石岡車庫鉾田~小川までのほとんどの区間は県道8号を走行する。朝の1便は小川駅止まり。夕方の石岡駅行き1便は休日と休校日を除き高校入口始発。かつては高浜駅始発終着の区間便も存在した。 鉾田駅 →(直行)→ 新鉾田駅片道1便のみ運行。休校日運休。 新鉾田駅 - 鉾田駅 - 上山 - 上与沢 - 茨城空港(茨城空港連絡バス 鉾田ルート)1日2往復のみの運行。 茨城空港 - 上吉影 - 桜本三差路 - 奥ノ谷 - 長岡 - 県庁前 - 千波 - 偕楽園入口 - 大工町 - 水戸駅(茨城空港連絡バス 水戸ルート)ほとんどの便が終点の茨城空港で小川・石岡方面(茨城空港連絡バス 石岡ルート)へのバスと接続できるダイヤとなっている。かつては小川駅発着だったが、2018年7月の改正で全便が茨城空港発着となった。2019年3月までは昼の1便のみ、吉沢車庫まで延長運行する便も存在した。 新鉾田駅 - 鉾田駅 - ほっとパーク鉾田入口 - 玉造工業高校 - 玉造駅 - 小川駅 - 四箇村駅 - (かしてつバス専用道) - 石岡一高下 - 石岡駅(鹿島鉄道代替バス「かしてつバス」、石岡本社営業所との共同運行) 石岡駅 - 石岡一高下 - (かしてつバス専用道) - 四箇村駅 - 玉里辻 - 小川駅 - 茨城空港(茨城空港連絡バス 石岡ルート、石岡本社営業所との共同運行) 石岡駅 - フォレストモール石岡 - 石岡車庫(石岡本社営業所と共同運行) 水戸駅 - 大工町 - 偕楽園入口 - 千波 - 県福祉会館前 - 県庁前 - 平須 - 長岡 - 奥ノ谷 - 茨城町役場2020年(令和2年)8月24日運行開始。鉾田線と茨城空港線の水戸側の区間便。それまで運行していた水戸駅 - 奥ノ谷坂上線の内、水戸営業所が運行する一部便を除く全便の起終点を変更する形で運行開始した。朝の1往復(平日は水戸駅行きの片道1便のみ)と日中2往復は当所が運行担当。朝のもう1往復(休日は茨城町役場行きの片道1便のみ)は石岡線の区間便扱いとして水戸営業所が運行。茨城町役場でのバス転回は茨城町総合福祉センターゆうゆう館前で行う。関東鉄道の路線と全線重複する。 水戸駅 → 新道(芳流橋)→ 千波 → 県福祉会館前 → 県庁前 → 平須 → 長岡 → 奥ノ谷平日朝1便のみ運行。反対方向の奥ノ谷坂上発新道経由水戸駅行きは水戸営業所が運行。 道の駅いたこ - 水郷潮来バスターミナル - 潮来駅 - 延方駅 - レイクエコー・白浜少年自然の家・なめがたファーマーズヴィレッジ中央 - 麻生高校 - 麻生庁舎 - あそう温泉「白帆の湯」(行方市・潮来市 広域連携路線バス『鹿行北浦ライン』)2016年5月21日運行開始。かつて当所で2005年まで運行されていた繁昌 - 白浜口 - 潮来車庫線の一部と潮来営業所→鹿島営業所が2001年まで運行していた潮来駅 - 水郷潮来 - 小見川駅線の一部が形を変える形で復活した。水郷潮来バスターミナルで高速バス「かしま号」、鹿行広域バス 神宮・あやめライン、鹿行広域バス 白帆・あやめラインと連絡できるダイヤとなっている。2019年4月1日より、レイクエコー - 鹿島大野駅部分を廃止し、新たに麻生庁舎方面へルートを再編する形となった。 この路線の途中にある「レイクエコー・白浜少年自然の家・なめがたファーマーズヴィレッジ中央」バス停は、2016年5月21日の運行開始当日より、日本一名称の長いバス停となった(平仮名に直すと41文字)。ただし2017年6月に、静岡県静岡市のしずてつジャストラインのバス停として、「曲金静岡視覚特別支援学校静鉄不動産静岡南店前」(平仮名に直すと43文字)が新設されたため、日本一名称の長いバス停ではなくなっているが、文字数では日本一の長さを維持している(中黒を入れて33文字)。この停留所の案内は「産総研つくば東事業所つくば研究支援センター入口」(かつてはこちらが日本一名称の長いバス停だった)と同様に1回しかアナウンスされない。この路線のみ休日IC1日乗車券対象外である。 高速バス鉾田駅 - 新鉾田駅 - 麻生庁舎 - 潮来駅 - 佐原駅 - 香取神宮 ⇔ 東京駅(あそう号)路線概説東京駅から千葉県香取市、茨城県稲敷市、潮来市、行方市の4市を経由し、鉾田市へ向かう。2018年3月16日に交通系ICカードSuica、PASMOを導入し、相互利用できる全国交通系ICカード10種類に対応している。運行回数は1日6往復。トイレ付きハイデッカー車両で運行。 路線の歴史1990年(平成2年)7月17日 - 「いたこ・あそう号」開業。1日2往復。JRバス関東・関東鉄道の共同運行。 1997年(平成9年)9月1日 - 佐原駅経由に変更の上、愛称も「さわら・いたこ・あそう号」に変更。1日6往復に増便。 2005年(平成17年)10月1日 - 鉾田駅まで延長。同時にJRバス関東は撤退、関東鉄道も関鉄グリーンバスへ移管。愛称は「あそう号」に変更。 2009年(平成21年)4月1日 - 行方市にある北浦複合団地にバス停を新設。 2010年(平成22年)4月1日 - 香取市の伊能忠敬記念館や町並み保存地区の最寄りの忠敬橋(新橋元)にバス停を新設。 2012年(平成24年)4月1日 - ダイヤ改正とルートの一部変更。バス停新設(鉾田市役所前、新鉾田駅)。これまでクローズドドアシステムにより区間利用できなかった鉾田・行方⇔潮来・佐原間の利用が可能になる。上り便(東京駅行)は麻生庁舎・潮来駅・佐原駅で降車扱い開始、下り便(鉾田駅行)は、佐原駅・潮来駅・麻生庁舎で乗車扱いを開始。また鉾田 - 佐原間の利用に便利な割引回数券(2枚綴り1,000円)の発売を開始。 2017年(平成29年)4月29日 - 水郷佐原水生植物園が水郷佐原あやめパークに名称変更されたことに伴い、「与田浦水生植物園」停留所を「水郷佐原あやめパーク入口」に名称を変更。 2018年(平成30年)3月16日 - 交通系ICカードSuica、PASMOを導入。相互利用できる全国交通系ICカード10種類に対応。。 2020年(令和2年)4月1日 - 運賃改定。また、IC割引運賃を導入し、回数券の発売を終了。 通学急行バス鉾田駅 - 新鉾田駅 - 北浦庁舎入口 - 繁昌坂上 - 麻生庁舎
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