水生植物とは? わかりやすく解説

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すいせい‐しょくぶつ【水生植物】

読み方:すいせいしょくぶつ

水中生育する植物の総称。特に淡水産のものをいい、浮水植物ウキクサなど)・沈水植物クロモなど)・浮葉植物ヒツジグサなど)・抽(ちゅうすい)植物ハスなど)などに分けられる


水生植物 (すいせいしょくぶつ)

 水中または水辺生育し植物体のすべてまたは大部分水中にある植物の総称一般的には水生高等植物指し植物プランクトン付着藻類は水生植物と区分される植物プランクトン等を含まないことを明示する場合は、「大型水生植物」という。

水草

(水生植物 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/21 09:47 UTC 版)

水草(みずくさ、すいそう)とは、高等植物でありながら、二次的に水中生活をするようになったの総称である。


  1. ^ 『ネイチャーガイド 日本の水草』文一総合出版、2014年。 
  2. ^ a b c d 『世界の水草728種図鑑』マリン企画、2005年。 



水生植物

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/03 17:40 UTC 版)

池泉庭園」の記事における「水生植物」の解説

水生植物は、水中限界浮遊3つの主要なカテゴリ分類される水中植物とは、水の下でほぼ完全に生きる植物で、時にはスイレンのようにや花が表面生えている。これらの植物通常50cmほどの池または容器入れられ、また植物の一部は、池に生息する酸素生成するため、人工肺などともと呼ばれる。これらの例は次のとおり。スイレンハーディおよびトロピカルツノゴケCeratophyllum demersum ) フェザーフォイル( Hottonia palustris ) Eurasian water milfoilMyriophyllum spicatumShining pondweed( Potamogeton lucens ) 限界植物は、水の下に根を置いて生きているが、表面の上残り植物で これらは通常上部水位にあるか、ほとんど水位より下にいないように配置される。これらの例は次のとおり。Iris or FlagIris spp. ) ウォータークローフット( Ranunculus fluitans ) まかり( Scirpus lacustris ) ガマTypha latifolia太郎Colocasia esculenta矢じりSagittaria latifolia ) ロータスNelumbo spp.PickerelweedPontederia cordata浮遊植物は、土壌にまったく固定されていないが、表面浮遊している植物水の園芸では、これらは池の藻類成長を減らすため日陰提供者としてしばしば使用されている ほか、しばしば非常に急速に成長/増殖。 これらの例は次のとおり。Mosquito ferns( アゾラ属 ) スパンコール( Salvinia spp.クローバー( Marsilea vestita ) ウォーターレタスPistia stratiotesホテイアオイEichhornia crassipes米国一部地域では、これらの植物の一部販売または保管することを制限している。これらの植物フロリダカリフォルニアなどのより暖かい地域侵入種になっているためである。

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水生植物

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 08:01 UTC 版)

世界の侵略的外来種ワースト100」の記事における「水生植物」の解説

和名・学名出自原産地被害現状画像イチイヅタ(イワヅタ)Caulerpa taxifolia アフリカ熱帯海域 原産地熱帯海域1980年代初頭モナコ水族館周辺地中海への侵入確認された。同水族館水槽植栽されていたから逸出したもので、同館内殺菌ライト何度も浴びたせいで突然変異起こしており、本来なかったはずの毒性耐寒性備えた。わずか10年足らず東欧アドリア海へ至るなど、地中海全域分布拡大したが、2017年時点ではその勢いなくなりアドリア海からも姿を消している。 オオサンショウモSalvinia molesta要注意外来生物 熱帯アメリカ 観賞用水質実験用輸入された。生育速度速く取り扱い簡単なため、富栄養化した湖沼の水質浄化利用できる一方で大量に繁茂した本種が枯死して、逆に富栄養化を招くこともある。日本では1995年愛知県豊橋市河川野外への定着確認された。在来種サンショウモ競合駆逐する危険性指摘されている。オーストラリアアフリカでは在来水生植物を脅かし水田雑草となっている。 スパルティナ・アングリカSpartina anglica特定外来生物 ヨーロッパ南北アメリカ南アフリカオーストラリアニュージーランド中国 汽水沿岸域土砂流抑制などの目的導入された。種子多く不稔となるが、地下茎急速に伸長させて旺盛繁殖し根茎植物断片からも再生できるマコモなど他の種強く競合し単一群落形成することで、水鳥の餌場を招いたといった事例報告されている他、カキ漁の阻害枯死体が堆積することによる水路流れ停滞などが懸念されている。 ホテイアオイEichhornia crassipes要注意外来生物 南アメリカ 花が美しく観賞用として日本など拡散した繁殖力が非常に強く水面覆い尽くすほど。寒さに弱いので冬期になると枯れるが腐敗して悪影響与えるため、「青い悪魔」と呼ばれる一方で中国のように、富栄養化進んだ湖水を本種を用いて浄化しその後水面から引き揚げた本種を家畜エサ用いるなど、有効活用している国もある。 ワカメUndaria pinnatifida 日本朝鮮半島近海 遊走子配偶体バラスト水載って世界各地拡散した日本朝鮮半島では食用にするが、他の地域ではほとんど食用にせず、さらには移入先の天敵皆無環境下で一方的に増殖するので単なるとして扱われる

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