アヌビアス・ナナとは? わかりやすく解説

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アヌビアス・ナナ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/04/30 05:46 UTC 版)

アヌビアス・ナナ
Anubias barteri var. nana
分類
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 angiosperms
階級なし : 単子葉類 monocots
: オモダカ目 Alismatales
: サトイモ科 Araceae
: アヌビアス属 Anubias
: アヌビアス・バルテリー A. barteri
変種 : アヌビアス・ナナ A. b. var. nana
学名
Anubias barteri var. nana
(Engl.) Crusio
シノニム

Anubias nana

和名
アヌビアス・ナナ
アヌビアス・バルテリー・バー・ナナ
英名
Dwarf Anubias

アヌビアス・ナナAnubias barteri var. nana)は、アフリカ大陸に生育するサトイモ科水草アクアリウムで用いられることが多い。1899年に、アドルフ・エングラー(en)によって独立した種(A. nana)として記載されたが、1979年に分類を改められ、アヌビアス・バルテリー(en)の変種の一つであるとされた[1]

分布

西アフリカカメルーンに分布[2]。原産地はカメルーンのリンベしか知られていない。

形態

根生で、岩の上などにロゼットを形成して生育する。葉はツバキの葉のように硬く、大きさは15cmほどになる[2]

利用

観賞用としてアクアリウムで栽培される。改良品種も多く作出、栽培されている。栽培は容易[2]で初心者向け。特に光量やCO2の添加を気にする必要はないとされる[3]

水槽水草として、アヌビアス・ナナより小型のアヌビアス・ナナ・ミニ、さらに小型のアヌビアス・ナナ・プチがある。いずれもアヌビアス・ナナ同様、栽培は簡単である。

脚注

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  1. ^ Crusio, W. (1979). "A revision of Anubias Schott (Araceae). (Primitiae Africanae XII)". Mededelingen Landbouwhogeschool Wageningen 79 (14): 1–48.
  2. ^ a b c ピーシーズ『ヤマケイポケットガイド22 熱帯魚・水草』(2001年山と渓谷社)p.264
  3. ^ 成美堂出版「アクアリウムの作り方・楽しみ方」

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