静岡鉄道
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静岡鉄道株式会社(しずおかてつどう、英: Shizuoka Railway Co.,LTD.[4])は、静岡県静岡市に本社を置き[1]、鉄道路線として静岡清水線を保有し運営している[5][6]鉄道事業者(中小私鉄)。 略称は静鉄(しずてつ)。「静鉄グループ」の中核企業であり、本体や静鉄グループ各社で索道事業(日本平ロープウェイ)、バス・タクシー事業、不動産事業、ホテルなどを展開する。
注釈
- ^ a b c d e f g h i 割引用manaca、割引用はやかけん、障がい者用nimocaは利用できない(相互利用対象外)。
- ^ 電車・バス共通カードは2013年3月末、電車・バス共通昼間カードは2014年9月末、バス専用学生カードは2012年9月末に販売を終了。
- ^ a b c d なお、同じ静鉄グループの秋葉バスサービスでは、現在もIC乗車カードのLuLuCa・PiTaPaおよび相互利用カードを導入していないため、その代わりとして磁気式のパサールカード(電車・バス共通カードの7,500円券〈利用可能額8,750円〉を除く)の販売を継続していたが、2019年4月30日に販売を終了した。その後も、同社の案内窓口(遠州森町バスターミナル、袋井駅前)、同社が運行しているバス車内で購入した同カードはかつての静岡鉄道・しずてつジャストラインで購入した同カード(かつての秋葉バスサービスでも購入できた電車・バス共通カードの7,500円券〈利用可能額8,750円〉を含む)と共に静鉄電車(バス専用学生カードは不可)、しずてつジャストライン(一部代替バス、静岡新宿線やしみずライナーなど予約制の高速バスを除く)、秋葉バスサービス(袋井駅・中東遠総合医療センター線を除く)で使用できた。
- ^ a b 当時中小私鉄は廃線が相次ぎ、国の補助金拡大を狙い運動していたが何ら効果がなかった。和久田康雄『人物と事件でつづる私鉄百年史』(鉄道図書刊行会、1991年)245-246頁。
- ^ 民間鉄道事業者で始めて運輸大臣表彰を受賞した[16]。
- ^ 駿河岡部 - 大手間は静岡鉄道に合併する以前の1936年(昭和11年)に廃止となっている。
出典
- ^ a b “会社概要”. 静岡鉄道. 2021年7月17日閲覧。
- ^ a b 静岡鉄道株式会社『第158期(2021年4月1日 - 2022年3月31日)有価証券報告書 役員の状況』(レポート)2022年6月24日。
- ^ a b c d e f g h i j k 静岡鉄道株式会社『第158期(2021年4月1日 - 2022年3月31日)有価証券報告書』(レポート)2022年6月24日。
- ^ 静岡鉄道株式会社『第158期(2021年4月1日 - 2022年3月31日)有価証券報告書 英訳名』(レポート)2022年6月24日。
- ^ a b 国土交通省鉄道局監修『鉄道要覧』平成28年度版、電気車研究会・鉄道図書刊行会、p.123
- ^ a b 事業紹介 静岡鉄道(2021年7月18日閲覧)
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q 静鉄グループ略年史(2021年7月17日閲覧)
- ^ 『伊能図から現代図まで 全国130都市の歴史をたどる 日本200年地図』(2018年10月30日、河出書房出版発行)287ページ
- ^ 熊沢失脚後、興銀は課長の中岡孫一郎を監査役に送り込んだ。『日本全国諸会社役員録。第40回(昭和7年)』(国立国会図書館デジタルコレクション)。小川功『企業破綻と金融破綻』(九州大学出版会、2002年)220頁。
- ^ 熊沢殖産が総株数120,00株のうち33,096株を保有する筆頭株主『株式社債年鑑。昭和7年度』(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 『鉄道ピクトリアル』269号 p.13
- ^ 日本民営鉄道協会公式ホームページ「加盟会社のご案内 -中部地区-」 (2019年1月23日閲覧)および「民鉄各社紹介>静岡鉄道株式会社」(2021年7月15日閲覧)において静岡鉄道が記載されている。
- ^ 延焼十三時間半、やっと鎮火(昭和15年1月16日 大阪毎日新聞)『昭和ニュース辞典第7巻 昭和14年-昭和16年』p79 昭和ニュース事典編纂委員会 毎日コミュニケーションズ刊 1994年
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- ^ a b 会社概要 静鉄リテイリング公式ホームページ 2022年2月27日閲覧。
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- ^ 【あすぷら】民間学童保育事業における指導員及び店舗運営業務(静岡鉄道株式会社) - 保育専門求人サイト 保育パートナーズ 2022年2月19日閲覧
- ^ 1,000円チャージ毎に100円のプレミア(1回のチャージ額が8,000・9,000・10,000円はプレミア率高め)から100円で10ポイント(オプションポイントあり)に変更(一般カード、特割カード)。
- ^ 静鉄電車 新型車両導入計画について - 静鉄グループ
- ^ 100円で10ポイント(オプションポイントあり)から100円で5ポイント(オプションポイント廃止)に変更(一般カード、特割カード)。
- ^ 会社合併及び一部事業承継のお知らせ - 静鉄プロパティマネジメント、2022年2月27日閲覧。
- ^ 沿革 - 静鉄プロパティマネジメント、2018年12月9日閲覧
- ^ “静岡鉄道、29年度に施設運営と管理子会社統合 HD設立も模索”. 産経新聞 (産経新聞社). (2015年4月22日) 2018年12月8日閲覧。
- ^ 不動産事業以外でも組織や事業再編の可能性や、グループの持株会社設立も模索している[36]。
- ^ 「静鉄ホームズ」に社名変更 片瀬建設 日本経済新聞 (2017年9月7日)2022年2月26日閲覧。
- ^ 静鉄グループのロゴマークが新しくなります (PDF) - 静岡鉄道、2018年12月6日
- ^ “静岡鉄道、AIでタクシー効率輸送次世代サービス「MaaS」”. 静岡新聞 (静岡新聞社). (2019年2月5日) 2019年2月10日閲覧。
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- ^ 静鉄観光サービス - ウェイバックマシン(2021年4月14日アーカイブ分)
- ^ “静岡鉄道社長に川井敏行氏 専務から昇格、経営若返り図る|静岡新聞アットエス”. @S[アットエス]. 2021年2月25日閲覧。
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- ^ 森 (2012), p. 390
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- ^ 「静岡鉄道A3000形が営業運転を開始」 鉄道ファン・railf.jp 鉄道ニュース(2016年3月25日掲載)2021年7月17日閲覧
- ^ “駿遠運送 ホームページ 会社概要”. 2022年2月22日閲覧。
- ^ ちゃっきりぶし誕生秘話 静岡鉄道(2021年7月17日閲覧)
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