言語・方言
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方言は琉球語(琉球方言)の内、国頭方言(沖永良部与論沖縄北部諸方言ともいう)の沖永良部方言を使う。言語学的な分類とは別に、奄美群島では統一的に奄美方言と表現することがある。地元の方言の事は「しまむに」と呼ぶが、この呼び方は八重山方言でいう「すまむに」と近い。
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言語・方言
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詳細は「琉球語」および「ウチナーヤマトグチ」を参照 沖縄県で使われている言葉は大まかに以下の三つに区分できる。県民の中でも、団塊の世代より後に生まれた世代では、共通語化が著しく、平成以降(特に2000年以降)に生まれた世代になると、琉球語だけでなく沖縄弁(ウチナーヤマトグチ)でさえも衰退が著しいが、特別な保護政策等はとられていない。 琉球語 - 日本政府の立場としては、日本語の方言である琉球方言として扱われることが多いものの、ユネスコなどの国際機関の間では日本語とは異なる日琉語族に属した独立した言語であるとされる。伝統的な沖縄の言語であるが、日常的な使用はほぼ高齢者層に限られる。明治から昭和中期まで方言札を使った強力な標準語普及運動が推進されたことに加え、本土復帰運動や戦後のマスメディアや学校教育の発展に伴いそれらを通じて、琉球語を軽視する反面、標準語に接する機会が圧倒的に増えたため、琉球語が使われることは非常に少なくなっている。特に平成以降に生まれた世代では大半が理解することすら難しいほど衰退している。おおまかに、国頭語(国頭方言)、沖縄語(沖縄方言)、宮古語(宮古方言)、八重山語(八重山方言)、与那国語(与那国方言)に区分される。それら諸言語(諸方言)の間でもそれぞれ別言語とされることがあるほどの違いがあり、いずれもユネスコにより絶滅危機言語とされている。 ウチナーヤマトグチ - 沖縄県民の大半が日常的に使用する言葉であり、日本語の共通語を基盤に琉球語や英語の要素を混合させた新方言とされる。沖縄弁とも言われる。しかし、ウチナーヤマトグチと言えども、平成以降に生まれた世代でも年齢が下がるほどに衰退傾向が著しい(特に2000年生まれ以降はその傾向が強い)。アクセント面で影響が残る程度となっており、語彙面では共通語や首都圏方言と差異がほとんどみられない場合も少なくない。 日本語共通語 - マスメディア・学校教育や公的機関などで使われている。昭和初期まで(概ね1930年代まで)に生まれた高齢者層では琉球語、沖縄弁、共通語とのトライリンガル、戦後から昭和末期まで(概ね1940年代から1980年代まで)に生まれた世代では沖縄弁と共通語のバイリンガルが大半であり使い分けができる。一方、平成以降(概ね1990年代以降)の生まれの世代においては共通語(もしくは首都圏方言)とほぼ変わらない言葉を話す傾向が強く、ほぼ共通語のみのモノリンガルに近い。また年々その傾向も年齢が下がるにつれて強くなりつつある。このように、北日本や東日本の諸地域と同様、日本国内でも特に共通語化(首都圏方言化)が進みつつある地域とされており、危惧されている。 英語 - アメリカの統治下にあった沖縄では英語が事実上の第二公用語であった。現在でも英語教育を受けた高齢者や、復帰後に生まれた世代でも、米軍基地雇用員や米軍や兵士相手の商売をしている者や、米国人と結婚した者など英語を解す人は多い。また、前述のウチナーヤマトグチにも英語からの影響は少なからずみられる。
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言語・方言
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関東地方の日本語の方言は、東関東方言と西関東方言の二種類に大きく分けられる。西関東方言のうち、東京方言(特に山の手言葉)は標準語(全国共通語)の母体となった。 東関東方言:茨城県、栃木県のほぼ全域で用いられている方言。福島県中通り・浜通りなどの東北方言との類似性が高い。埼玉県東部や千葉県の方言もやや近い。 西関東方言:島嶼部を除く東京都、埼玉県、千葉県、群馬県、神奈川県のほぼ全域、栃木県南西部、山梨県郡内地方で用いられている方言。 現在の東京周辺では、1.東京の通勤圏化、2.他地方出身者(移住)の増加、3.テレビ・ラジオの影響などによって、標準語かそれに近い新方言(首都圏方言)が多用され、伝統的な在来の方言は衰退している。 伊豆諸島の八丈島や青ヶ島で話される八丈方言は、古代東国方言の特徴を色濃く残す方言であり、本土の方言とは差異が大きい。伊豆大島などの北部伊豆諸島方言は、伊豆半島などが属する東海東山方言に類似する。 小笠原諸島は、欧米人とハワイ先住民が移民・開拓し、遅れて日本人が入植した土地であるため、欧米系入植者(太平洋系の人々を含む)の英語と日本人入植者の日本語(八丈方言および標準語)が混合して、独特の「小笠原方言」と呼べるものが生まれた。ただし、日本返還後は急速に共通語化が進んでいる。
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