秋山監督時代とは? わかりやすく解説

秋山監督時代

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 09:28 UTC 版)

福岡ソフトバンクホークス」の記事における「秋山監督時代」の解説

2009年 交流戦序盤の6連勝などで、6月16日2年連続での交流戦優勝決め20日横浜に勝ち、初の交流戦全球勝ち越して優勝達成した7月には一時首位に立つが、後半になると6カード連続負け越し喫し10月2日に対パ・リーグ戦での負け越し確定しシーズン3となったクライマックスシリーズは第1ステージ楽天に0勝2敗で敗退した攝津正新人王獲得2010年 攝津ブライアン・ファルケンボーグ馬原孝浩甲藤啓介の「SBM48」や森福允彦などの救援投手陣が活躍して12球団トップとなる救援防御率2.84(唯一の2点台)を記録した内・和田以外は不振だった先発投手陣を中継ぎ陣が支えたチーム奪三振数が2005年阪神記録したプロ野球記録である1208を、1244で更新した9月25日マジック対象チーム西武日本ハム敗れたため優勝決定した。しかし、クライマックスシリーズでは打率1割6分9厘0本塁打打撃陣が振るわずファイナルステージで3勝4敗で3位ロッテ敗れたクライマックスシリーズ2006年までプレーオフ異なり結果かかわらず公式戦最高勝率チーム優勝となるため、7年ぶり、ソフトバンクとなって初のリーグ優勝となったが、2004年・2005年続き日本シリーズ進出逃したリーグ優勝チーム日本シリーズ進出逃すのはパ・リーグでは初、両リーグ全体では2007年巨人に次ぐ2例目。MVP和田毅受賞ドラフト柳田悠岐育成ドラフト千賀滉大牧原大成甲斐拓也指名した。特に千賀甲斐日本代表する選手成長し、後に育成ドラフト大量選手指名する方針へと転換する契機となったオフ巨人所属していた大道典良現役引退した大道引退により、南海ホークス所属した選手全員引退した横浜からFA宣言した内川聖一西武からFA宣言した細川亨オリックス自由契約となったアレックス・カブレラ獲得2011年 交流戦始まってから首位に立ち、交流戦過去最高の18勝4敗1分け成績優勝内川交流戦MVP獲得した9月17日マジックナンバー17点灯10月1日西武戦2年連続リーグ優勝決める。884610分、2位日本ハムと17.5ゲーム差大差公式戦終えた史上初となる11球団すべてに勝ち越し月間成績でも一度負け越さなかった。内川MVP首位打者(両リーグでは2人目)を獲得。クライマックスシリーズファイナルステージでは西武相手に3連勝し4勝0敗として、2004年現行のプレーオフ制度始まって以来7度目にして初の日本シリーズ出場となった中日との日本シリーズでは第6戦までお互いにホーム負けビジターで勝つという展開で3勝3敗としたが、第7戦に3-0勝利し8年ぶりの日本一となった台湾開催されアジアシリーズでは韓国三星ライオンズ決勝敗れている。オフ自由契約となったホールトンが巨人移籍内が巨人和田ボルチモア・オリオールズ、川﨑がシアトル・マリナーズFA移籍西武からFA宣言した帆足和幸獲得2012年 3月24日ソフトバンク本社福岡ドームシンガポール政府投資公社GIC)から870億円で買収することが報道される開幕戦3月30日の対オリックス戦福岡ドーム)に3対1で勝利すると、10試合で8勝2敗と首位に立つ。5月9日ブラッド・ペニー右肩故障から1試合登板退団する。交流戦では8連敗低迷し8勝13敗3分の11位で終わる。前半戦16年ぶりの借金抱えたまま、3位折り返す後半戦では8月22日に7連勝首位日本ハム1.5ゲーム差とする。一時は4位に後退するものの、終盤楽天ロッテクライマックスシリーズ進出争い10月4日楽天西武敗れたため、クライマックスシリーズ進出決めた最終的に6765敗、首位から6.5ゲーム差3位チーム防御率2年連続リーグトップだったが、打撃陣は得点5位、得点圏打率最下位低迷した。クライマックスシリーズファーストステージでは西武対戦し2勝1敗で勝ちあがるが、続くファイナルステージ日本ハム対戦、3連敗敗れた二軍ウエスタンリーグ4年ぶりに優勝している。小久保裕紀現役引退した攝津正最優秀投手最多勝利投手沢村栄治賞内川聖一最多安打獲得。8勝を挙げた武田翔太特別表彰優秀新人賞)を受賞ドラフトでは亜大東浜巨1位指名西武DeNAとの競合の末に獲得オフDeNAから多村仁志吉川輝昭神内靖との3対3トレード吉村裕基江尻慎太郎山本省吾MLBヤンキース自由契約となった五十嵐亮太獲得オリックスからFA宣言した寺原隼人7年ぶりに復帰FA復帰した寺原人的補償として馬原孝浩オリックス移籍2013年 充実した戦力優勝候補筆頭とも言われながら、外国人選手投打わたって軒並み振るわず先発投手不足にも悩まされるなど苦戦2年ぶり4度目セ・パ交流戦優勝こそ達成したものの、交流戦終了後攝津登板する試合以外勝てないなど不調続き7月24日には最下位転落一方7月31日斉藤和巳現役への復帰断念し退団した西武ドーム西武同一カード3連勝した8月15日西武抜き3位浮上して以降Aクラス維持9月18日勝利した時点ロッテ抜き2位浮上、4位の西武と5ゲーム差まで開いたにもかかわらず19日以降残り14試合で5勝9敗とズルズル後退し終盤西武ドームでの直接対決連敗した10月3日には直前10試合で8勝2敗の好成績挙げた西武逆転されゲーム差なしの4位に転落し5日にはシーズン最終戦となる対日本ハム戦に勝利し連敗を3で止めるも、この試合後に西武が対楽天戦に勝利したことでソフトバンクの4位が確定しクライマックスシリーズ進出可能性なくなった長谷川ホークス外野手としては1955年飯田徳治以来58シーズンぶりとなる全試合フルイニング出場、かつパ・リーグ歴代3位シーズン198安打放ち首位打者最多安打タイトル獲得するなど活躍しチームの総得点660失点562、得失点差98というリーグトップクラスの成績残しながらも、王監督時代最終年2008年以来5年ぶり、秋山監督指揮をとってからは初のBクラスとなった。なお、二軍2年連続優勝5年ぶりの日本一決めている。オフMLBアスレチックス自由契約となった岡島秀樹1年ぶり、阪神退団したジェイソン・スタンリッジ6年ぶりに復帰他球団からFA宣言した鶴岡慎也中田賢一他球団退団したデニス・サファテブライアン・ウルフ李大浩獲得山崎勝己オリックスFA移籍ウィリー・モー・ペーニャオリックスブライアン・ファルケンボーグ楽天移籍2014年 李大浩4番定着内川聖一柳田悠岐長谷川勇也前年初め規定打席到達して打率3割をマークした中村晃不動遊撃手となった今宮健太レギュラーとしてチーム牽引し交流戦では首位迎えた最終戦で、2位巨人との直接対決敗れ2位に終わる。9月6日の対西武戦(ヤフオクドーム)に6対2で勝利し12球団最初クライマックスシリーズ進出決めたが、その後最後までオリックスとの激し優勝争いとなり、一時残り試合数の関係で2位オリックス優勝へのマジックナンバー点灯し逆にソフトバンク9月17日から1勝9敗で最後までマジックナンバー点灯せず、迎えたシーズン最終戦のヤフオクドームでのオリックスとの直接対決で、延長10回裏に松田宣浩サヨナラ打3年ぶり通算18度目のリーグ優勝達成したマジックナンバー点灯せずに優勝したのは1992年ヤクルト以来22年ぶりで、シーズン最終戦での優勝決定NPB史上8度目、最終戦でのサヨナラ勝利による優勝決定NPB史上となったまた、シーズン観客動員2468442人として実数に近い発表となった2005年以降球団記録更新10月14日監督秋山幸二今季限りでの監督退任発表された。日本ハムとのCSファイナルステージ(ヤフオクドーム)はアドバンテージの1勝を含む4勝3敗で勝利し3年ぶり日本シリーズ進出阪神との日本シリーズでは4勝1敗で3年ぶりに日本一となった11月1日次期監督工藤公康就任する発表された。オフニューヨーク・メッツから松坂大輔獲得

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