碑文使い
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 05:24 UTC 版)
「.hack//G.U. (ゲーム)」の記事における「碑文使い」の解説
ハセヲ 声:櫻井孝宏 本作およびアニメ『.hack//Roots』の主人公。第一相「死の恐怖」スケィスの碑文使い。職業は錬装士。 詳細は「.hackシリーズの登場人物#楚良、ハセヲ」を参照 アトリ 声:川澄綾子 本作のヒロイン。第二相「惑乱の蜃気楼」イニスの碑文使い。職業は呪癒士。志乃と同タイプのPCを使う少女。他人との争いなどを嫌う穏やかな性格だが、言い出したら聞かない頑固な面を持つ。自らの悩みを聞き、導いてくれる榊に対して絶対的な信頼を置いている。他人には聞こえない「音」を聞くことのできる特殊能力があり、後に碑文使いであることが判明する。 所属するギルド「月の樹」に傾倒しており、当初はその理念に耳を貸さないハセヲに月の樹の素晴らしさを分からせるべく彼に関わるようになっていた。ハセヲとは180度違う思考の持ち主だが不思議とハセヲに惹かれており、ハセヲの役に立ちたいと思っている。しかしオーヴァンにハセヲが自分と志乃を重ねていた事を知らされたショックにより、ハセヲに「本当の自分を見て欲しい」という願望から単独で三爪痕の調査を進め謎に迫る事に成功するが、ハセヲと三爪痕の戦いの後にAIDAに浸食され、碑文と「音」を聞く力を奪われてしまう。クーンがメイガスの増殖を発動した事で何とか未帰還者になる事は避けられたものの、音声の不調やグラフィックの崩壊が起こり、リアルにおいても片腕の麻痺に見舞われる。後にハセヲによって碑文が奪還された事でこれら不調は全て回復したが、榊の言葉でトラウマを指摘され、イニスを暴走させた状態で開眼させてしまう。しかし、ハセヲがアトリを想う声を聞き、自らの意志で憑神を沈静化させる。PKトーナメントの頃には完全に開眼してイニスの制御に成功している。 本名は日下 千草(くさか ちぐさ)、千葉県在住で16歳の高校生。野菜が苦手の偏食家だが料理が得意で、好きな食べ物はネギや豆腐も入れたお手製牛丼。中学時代、いじめられていた生徒を助け、そのせいでターゲットにされ、登校拒否になった過去を持ち(漫画版『.hack//G.U.+』ではリストカットの痕すら描かれている)、他者に厭われることを極端に恐れ、自主性を失っている。そのトラウマを榊に利用され、結果感情を爆発させて暴走する事となる。家では3羽の文鳥を飼っておりそれぞれに名前を付けて可愛がっているが、ネーミングセンスは無いようである。また、「アトリ」という名前も同名の小鳥から名付けられている。なお、実父の義男は、宇宙ステーション「ヴィレッジ」の初の民間人搭乗者である。 小説版では、憑神を巫器「憑神杖(イニス)」として持つ。碑文の力によって聴覚が増幅されAIDAの「音」を聴くことができ、碑文をAIDAに奪われた後はリアルでも聴力を失っている。その後、碑文を奪われることへの恐怖と、奪う憎しみにより開眼し憑神の姿をとった。 『G.U.+』では、第一部では一般のPCとして登場。AIDAサーバーにてAIDAに侵食されたおぞましい姿になってハセヲに襲い掛かるも、ハセヲとの対話の末に正気を取り戻す。第二部では志乃から碑文を受け継いでいた事が明らかになり、開眼する。また、「再誕」後に「The World」から離れていたハセヲを呼び戻すべくリアルでデートのような事をしたりもしている。 『Last Recode』の追加エピソード「vol.4」では、本編とは立場が逆転したかのようにハセヲはすっかり彼女に頭が上がらなくなっている。仲間を巻き込むまいと単独で行動していたハセヲを「困ってる時は困ってるって言うのが普通」と叱り、半ば強制的に手伝いを申し出た。また、揺光とは恋のライバルとして修羅場を演じる一幕もあった。 『TRILOGY』のパロディモードでは逆上してハセヲを一方的に痛めつけたり、詐欺商品を売り付けるなど豹変が激しい。『Last Recode』のパロディモードでは然程暴走はしないものの、八咫には「ハセヲの電波な彼女」呼ばわりされている。 クーン 声:三木眞一郎 第三相「増殖」メイガスの碑文使い。職業は銃戦士。 詳細は「.hackシリーズの登場人物#ジーク、クーン」を参照 八咫(やた) 声:山崎たくみ 第四相「運命の預言者」フィドヘルの碑文使いで、職業は妖扇士。碑文使いの集まるギルド「レイヴン」のギルドマスター。 詳細は「.hackシリーズの登場人物#ワイズマン、八咫、直毘、楢」を参照 朔望(さくぼう) 声:豊口めぐみ 第五相「策謀家」ゴレの碑文使い。職業は魔導士。 詳細は「.hackシリーズの登場人物#朔望」を参照 エンデュランス 声:斎賀みつき 第六相「誘惑の恋人」マハの碑文使いで、職業は斬刀士。 詳細は「.hackシリーズの登場人物#エルク、エンデュランス」を参照 パイ 声:小林沙苗 第七相「復讐する者」タルヴォスの碑文使い。八咫を補佐する女性PC。職業は拳闘士。 詳細は「.hackシリーズの登場人物#パイ、エンダー、シャムロック」を参照 オーヴァン 声:東地宏樹 第八相「再誕」コルベニクの碑文使い。元ギルド「黄昏の旅団」のギルドマスター。職業は銃戦士。 詳細は「.hackシリーズの登場人物#オーヴァン」を参照
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キャラクターのデータ内に「碑文」が組み込まれたPC。CC社のサルベージ計画失敗によって碑文が「The World」内に散ってしまい、碑文自体がPCを選ぶようになった。碑文が宿ったPCデータ自体も仕様外であり、システム側からの一切の干渉を受け付けない。 碑文使いPCを使用するプレイヤーは、コントローラーやM2Dとは別の部分で繋がっているとされている。そのため、選ばれたプレイヤー以外がこのPCでログインした場合は、強いめまいや吐き気や頭痛などの症状に見舞われる。 小説版においては巫器を使用するために、本来決まったモーションしか取れないPCを、リアルでの体の動きをトレースするように自由自在に動かすことが可能となる。また、第八相を除いてそれぞれ何らかの感覚が増幅されリアルにおいてもそれを知覚するほか、AIDAなど仕様外の存在からの攻撃を痛覚としてリアルに伝える。
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