碑文訳文(抄)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/02/27 15:28 UTC 版)
英国ロンドン大学のニコラス・シムズ=ウィリアムズによる英訳を踏まえた、山崎元一氏訳では、碑文の冒頭及び中段は、次のとおり。 「偉大な救済者であるクシャーナ(族)のカニシュカ、公正かつ正義の、(また)神として崇拝に値する帝王(カニシュカ)は、王権をナナ女神から、またすべての神々から授けられた。・・・(そこに)いかなる支配者や他の有力者がいようとも、彼は(彼らを)意のままに服従させ、また全インドを意のままに服従させた。・・・また(以下の)王たちのためにも、(像を)造るよう命じた。(すなわち)曾祖父クジューラ・カドフィセース王のために、祖父ヴィマ・タクトゥ王のために、父ヴィマ・カドフィセース王のために、またカニシュカ王自身のために。そして彼は、王中の王、神々の子として命じ、カラルラングのシャファルは、この神殿を造営した。」[要出典]
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