碑文石
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/01 18:55 UTC 版)
この碑文石は高さは約75cm、横は最大で約45cm、厚さは約10cmで現在は暗渠化されているが付近を流れていた呑川の川床の石を材料にしている。石には中央に大日如来を示す梵字が、左には勢至菩薩を示す梵字が、右には観音菩薩を示す梵字がそれぞれ刻まれている。室町時代の頃の作と言われているが、その趣旨等は伝わっていない。一説にはこの碑文を彫った石がある里(谷)ということから、当地の地名「碑文谷」が生まれたとも言われている。この碑文石は当時の人々の信仰を知る上での貴重な資料として現在でも境内に祀られている。
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