クビア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 23:23 UTC 版)
「.hackシリーズの登場人物」の記事における「クビア」の解説
『黄昏の碑文』に登場する「超古代生物クビア」に由来する存在で、黄昏の腕輪あるいは碑文使いの反存在として『The World』上に存在する。元となった『黄昏の碑文』の「超古代生物クビア」は、主人公サヤにたびたび退けられ、最後にラゼスの夢の中でサヤの使い魔と共に消滅した。 The World R:1 倒されたスケィスの碑文石から実体化し、幾度となくアウラを追うカイトの前に現れた。その度にカイトと戦ってみせたが、カイトの持つ黄昏の腕輪の反存在であるためカイトを倒してしまうわけにはいかず、ある程度戦うと逃げていた。アウラが復活すると戦うことを厭わず、苦戦を強いられたカイトが腕輪を破壊したことで消滅した。腕輪の反存在=カイトと対である事を示すようにクビアコアの内部には黒く染まったカイトが佇んでいる。 漫画版『XXXX』では、クビアが重要なキャラクターとしてクローズアップされており、NPCの双剣士としてカイトに接近し、黄昏の腕輪を取り込もうとしている。単なる怪物のように描かれていたゲーム版とは異なり、喜怒哀楽の感情や独自の思考を持つ放浪AIとしてのキャラクター面が描かれており、その誕生の経緯やそれにまつわる悲哀など、新たなクビアという存在の解釈が垣間見えるものとなっている。 The World R:2 碑文使いの反存在として、“再誕”の影響により生まれた歪。『G.U.』のラストボス。八相の碑文という大きな力から産まれた反存在として大きな力を持ち、その悪影響でネットの世界全てが滅ぼそうとした。スケィス3rdによる外部からの攻撃を受けた後、内部に進入してきたハセヲ達にコアそのものが襲い掛かる。最後は碑文使い全員の力を合わせたハセヲの一撃によって、完全に消滅する。碑文使いの反存在=ハセヲと対である事を示すようにクビアコアの上部に裸のハセヲが融合している。 The World R:X 声:坂本真綾 『XXXX』の姿で登場。職業は鎌闘士。R:2時代において数見が生み出した後、R:1時代へと逃亡する。
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