碑文作品
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 09:21 UTC 版)
京都石峰寺の伊藤若冲碑書は、菘翁の傑作として評価が高い。天保4年銘のある「若冲居士之碑」は、画家・伊藤若冲の墓の傍らに建てられた筆の形をした石柱で、そこに刻まれた墓誌を菘翁が手がけている。これは、文政13年7月2日の京都の地震により破損したものを、天保4年にその孫が修理して復旧し、菘翁がその由来を墓表に記したものである。また、天保10年8月には、絵師・紀広成の墓誌を撰文し、書している。
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