パイ、エンダー、シャムロック
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 23:23 UTC 版)
「.hackシリーズの登場人物」の記事における「パイ、エンダー、シャムロック」の解説
声:小林沙苗 登場作品:.hack//Roots、.hack//G.U.、.hack//Link、.hack//Quantum、タナトスレポート プレイヤー 佐伯 令子(さえき れいこ)。東京都在住の1993年生まれの女性。 2017年時点ではCC社に勤務するシステムエンジニアで、AIDAや未帰還者の調査を行う火野拓海(八咫)を補助するために『The World』をプレイしている。趣味はドライブだが、先日駐車違反で駐禁を切られたようである。三崎亮の情報は住所や携帯電話の番号、プライベートな事まで全て調べているようだが、自分についてはあまり語ろうとはしない。 番匠屋淳の腹違いの妹であり、PC「パイ」は彼が遺した物である。小説版『G.U.』では度会一詩や水原遥とも面識がある。 その後CC社を退社、2018年からは国連下部組織の1つであり、デジタルネットワークの監視を専門とする機関であるNABに所属している。 The World R:2 拳闘士パイ。アニメ『Roots』とゲーム版『G.U.』における重要人物で、第七相「復讐するもの」の碑文使いPC。八咫の側近的存在であり、ピンクのツインテールと眼鏡が特徴である。名前は円周率を表す「π」から(「割り切れない女」の意味らしい)。憑神の1人目の開眼者。 少々神経質な性格で幾度となくハセヲと衝突するが、開眼直後のハセヲに憑神の戦い方を教えるなど面倒見は良い性格のようで、他のプレイヤーからはその姉御肌ともいえる性格とスタイルから人気が高い。 『Roots』の前半は、本来の活動を隠すための隠れ蓑として、商業ギルド「TaN」に所属する斬刀士エンダーとして活動。黒肌で妖艶な美貌を持つ女性PCで、残忍な性格をロールしている。「TaN」の裏の顔の実行部隊(暗部)を指揮しており、幾度となく「黄昏の旅団」への工作活動を行った。後半は「TaN」の解体に伴いエンダーのアカウントを捨て、メインであるパイとして活動を再開する。なお、性格はエンダーとは大きく異なり、知略を巡らす知性的なキャラとなっている。八咫の活動の実行部隊としての立ち居地は変わらず、旧暗部の三郎を使ってハセヲへの揺さぶりを行うなどの行動を行っている。ゲーム版『G.U.』でもその立場は変わらず、クーンとともに「レイヴン」の実行部隊として行動している。 小説版『G.U.』では、憑神を巫器「憑神拳(タルヴォス)」として持つ。碑文の力により嗅覚が増幅され、『The World』上のにおいを感じることが出来ることに加え、リアルでも嗅覚が敏感になっている。主にリアルのパートでもっとも多く活躍しており、リアル面での主人公とも言える。また、年長者でありCC社の正社員であるという立場から、事実上の碑文使いたちのリーダー的な存在となっている。漫画版『G.U.+』では、第一部で一時的にオーヴァンに憑神を奪われているが、第二部でアイナによって取り戻している。また、第二部では、兄である番匠屋淳との関係が描かれている。 ゲーム版『Link』では、2017年の時点で八咫を時間データの改竄から守るために、シックザールに与している。しかし、フリューゲル達のことは知らす、「知識の蛇」にてクラリネッテと交戦、敗退してしまう。 『TRILOGY』『Last Recode』のパロディモードでは揺光のいかがわしいビデオに釘付けになるハセヲに見向きもされなかったり、八咫に「おばさん」呼ばわりされたりと散々な目に遭っている。 The World R:X 『Quantum』では、魔道士のシャムロックとして活動。プレイヤーの集団「ギルド」のひとつ「八咫鏡」のリーダーを努めている。外見は白いロリータ・ファッションの幼い女性で、とある理由から『G.U.』で登場したアイナのPCボディに似通ったデザインを使用している。『データドレイン』といったイリーガルな能力を扱うほか、The WorldやCC社について裏事情などにくわしい。
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