ワイズマン、八咫、直毘、楢
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「.hackシリーズの登場人物」の記事における「ワイズマン、八咫、直毘、楢」の解説
声:山崎たくみ 登場作品:.hack、.hack//黄昏の腕輪伝説、.hack//Roots、.hack//G.U.、.hack//Link プレイヤー 火野 拓海(ひの たくみ)。静岡県熱海市出身の2000年生まれの男性。小学生当時の『The World R:1』からの古株プレイヤーで、非常に切れ者として知られている。しかし、その当時の私的なメールは、知的な言動と年齢相応の言葉や話題が混ざった妙なギャップのある文面で綴られている 小学生当時の趣味はトレーディングカードゲームで、ワイズマンの印象もあってインドア派だと思われがちであったが、運動も得意であり小学校対抗サッカー大会の代表選手にも選ばれている。プロのサッカー選手になるのが夢であったが、中学生のころに膝に怪我を負い、夢をあきらめている。その後は学業に専念し、飛び級で17歳で大学に進学している。株式取引にも精通しており、個人としてはCC社の筆頭株主でもある。 『The World R:2』に移行しかつての仲間たちが次々と引退していく中、「『The World』は命を懸けてまで守る価値があったのか」との疑問を持ち、管理者視点でのプレイを続けるに至っている。 The World R:1 呪文使いのワイズマンとして活動。トレードの元締めを行っており、『The World』内外の情報にも精通していることから「賢者」と呼ばれる有名人。ネット上に散逸している『黄昏の碑文』の情報の多くを把握しており、また、仕様外のウィルスコアにも興味を持ち買い取っている。カイトと出会う以前から黄昏事件の予兆に感づいていた1人で、それ以前から独自に調査を行っていた。カイトと出会ってからは、カイトのパーティにおける参謀的な役割を果たしている。 第1期ゲーム『.hack』のパロディモードでは、いつ心臓が止まるかもしれない病弱キャラ。そのため会話内容には医学ネタが多い。 その後もトレードの元締め・情報屋としてプレイを続け、漫画版『黄昏の腕輪伝説』ではバルムンクから新たに訪れようとする災厄に関する調査と対策の協力を依頼されている。シューゴと周辺の情報も把握済みで、ゼフィの母親探しに関する情報を求めるミレイユに「全ての鍵は4年前にある」という手掛かりだけを告げている。 The World R:2 妖扇士の八咫(やた)として活動。アニメ『Roots』とゲーム版『G.U.』における重要人物で、第四相「運命の預言者」の碑文使いPC。修行僧のような風貌のPCモデル。『The World』のシステム管理機能の一部を持つ「知識の蛇」という施設の管理者であり、ギルド「レイヴン」(G.U.)の長でもある。オーヴァンとは何らかの因縁があるらしく、オーヴァンに“キー・オブ・ザ・トワイライト”の存在を教えたのも八咫(正確には直毘)である。 『Roots』の前半は、本来の活動を隠すための隠れ蓑として、クマ型の獣人PCを使い商業ギルド「TaN」のマスターである妖扇士直毘(なおび)として活動。オーヴァンの存在を危険視しており、「TaN」を隠れ蓑に暗部を用いて「黄昏の旅団」の監視を続け、最終的にオーヴァンを拘束・監禁して左腕の解析に没頭して表舞台から姿を消す。しかし、異なるアーキテクチャに基づくデータとしか判らず、オーヴァンにも逃げられてしまう。後半は「TaN」の解体に伴い直毘のアカウントを捨て、メインである八咫として活動を再開する。「知識の蛇」に籠り、ハセヲをはじめとする碑文使いと思われる複数のPCの監視を行っている。 ゲーム版『G.U.』でもその立場は変わらず、AIDAに対抗するために碑文使いを探しており、ハセヲとは協力する代償として三爪痕の情報を提供することを約束している。碑文使いを束ねるギルドマスターの立場にあったが、碑文使いでは最後まで憑神に開眼できずにいた。AIDAとAuraの両方に選ばれたオーヴァンへの憎悪と嫉妬などから普段の冷静さを失い、憑神に開眼するが暴走してしまう。ハセヲとパイによって鎮圧され、一時的に意欲を喪失していたが、クビアという新たな脅威を前に立ち直っている。 メインアカウントの八咫のほか、サブアカウントとして前述した直毘以外に「月の樹」の四番隊隊長の重槍士楢(なら)を所有している。不穏な動きの見られた「月の樹」の内偵を目的としているため、欅派でも榊派でもない中立的な立場をとっている。ギルド内では情報収集を主な任務としており、その高い情報収集能力を生かして短期間で隊長にまでのぼりつめている。なお、八咫のサブアカウントであることは欅のみ気づいていた模様。 小説版『G.U.』では、他の碑文使いの例から憑神を「憑神扇(フィドヘル)」として持つと推定されるが、碑文使いとして開眼した後にPCとして戦闘することはない。碑文の力によって第六感が増幅され、近未来の預言が可能となった。『The World』に対する執着心が強く、CC社上層部と結託したオーヴァンに切り捨て同然で処分された際に開眼すると同時に『The World』と完全同化し、未帰還者となった。漫画版『G.U.+』では、第一部で一時的にオーヴァンに憑神を奪われている。数見によって管理者から更迭されるが、後に数見が未帰還者になったことで復帰している。 『TRILOGY』のパロディモードでは何故か揺光が出演するいかがわしいビデオをハセヲに販売している他、女性陣に混じってハセヲに「落と」された素振りを見せる。『Last Recode』のパロディモードでは「俺だって彼女が欲しい」と嘆いており、アトリを「電波」、パイを「おばさん」呼ばわりしている。
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