番組宣伝・関連番組
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「連続テレビ小説」の記事における「番組宣伝・関連番組」の解説
NHK 一般的な番組宣伝では、ステーションブレイクや、新聞広告、交通広告(鉄道駅構内、電車内中吊り、ラッピング広告)などが挙げられる。NHK公式サイトでは2009年度まで、「連続テレビ小説」として番組ホームページが一括されていたが、2010年度以降は各作品ごと独自に作られることになった。次回作発表とヒロイン紹介は、19時台の報道番組(『NHKきょうのニュース』→『NHKニュース』→『NHKニュース7』)で毎作必ず取り上げられる。クランクアップ(撮影終了)の際には、収録スタジオに吊るされたくす玉をヒロインが割り、出演者がスピーチを行うのが恒例。この模様はNHKオンラインの「NHK_PR 会見動画」に掲載されるほか、スポーツ新聞やNHKの広報番組(1995年春改編で開始、2017年春改編で終了の『スタジオパークからこんにちは』など)で紹介されることがよくある。 主要キャストは、『スタジオパークからこんにちは』や『土曜スタジオパーク』『バラエティー生活笑百科』『鶴瓶の家族に乾杯』など、NHKの各番組にゲスト出演することが多い。 平日本放送直後に生放送される『あさイチ』(2010年開始)では、冒頭で朝ドラを観たMC陣やゲストが感想を述べる(朝ドラ受け)ことがある。2011年4月から2018年3月まで土曜日本放送直後に生放送された『週刊ニュース深読み』や2018年4月から2020年9月まで平日再放送直後に生放送される形式となっていた『ごごナマ』(2018年4月から放送時間変更)でも時折同様の演出(朝ドラ受け・昼ドラ受け)が行われた。『あさイチ』の金曜日企画「プレミアムトーク」や『ごごナマ』のトークコーナーに、放送中作品の関連者(出演者・脚本家・主題歌担当歌手など)が出演することも多い。 総合テレビでの再放送直後に生放送される『NHKニュース』において、ニュースを担当するアナウンサーが、ニュースの冒頭でドラマの内容に合わせた表情(昼ドラ受け)をすることがある。 2010年3月29日以降、総合テレビでの本放送の前座番組となっている『NHKニュースおはよう日本』のローカル枠(『NHKニュースおはよう日本・関東甲信越』・『NHKニュースおはよう関西』等)のエンディングでキャスターが朝ドラの宣伝(朝ドラ送り)を行うことがある。『おはよう日本』公式Twitterでは2019年9月末から、他地域の視聴者を考慮して関東甲信越版などの当該部分動画をアップする日も出てきた。さらに、2020年3月2日以降はネット配信のNHKプラスで視聴可能になる。 総合テレビの朝ドラアンコール枠直後に生放送される『ニュースLIVE! ゆう5時』(2022年開始)でも朝ドラ受けが行われている。 2016年3月まで日曜日に放送される『NHKとっておきサンデー』(2011年4月10日開始)内前半部コーナー「○○一週間」(○○には放送中の番組名)で一週間分のストーリーダイジェストを放送し、『とっておきサンデー』の出演者が朝ドラの感想や翌週の展望予想トークを行っていた。2016年4月からは、『とっておきサンデー』番組終了(後半の広報・自己批評部を『どーも、NHK』へ移行)に伴い、『とと姉ちゃん一週間』以降は日曜日11時 - 11時20分の独立した番組として放送されている。 『関西発ラジオ深夜便』で2012年4月から2014年5月まで、中村宏がアンカーを担当する第1・3金曜日の翌日未明(第1・3金曜日深夜)で、同年上半期の『梅ちゃん先生』をスタートとして、過去に遡って朝ドラの主題歌(稀に挿入歌)を毎回1 - 2曲(稀に3曲)放送した。 『思い出のメロディー』や『わが心の大阪メロディー』で作品が取り上げられたり、ヒロインや出演者が司会を務めることがある。 『NHK紅白歌合戦』は、朝ドラ主題歌の歌手の選出や、関連演出が多く行われる。特に放送中の年度下期の作品はほぼ毎年のように宣伝演出されている。 その他 2004年度前期『天花』まで、中日新聞社系列の地方新聞(中日新聞、北陸中日新聞、日刊県民福井、東京新聞)で朝ドラヒロイン執筆のコラム「スタジオ日記」が週1回掲載されていた。 日刊スポーツ、スポーツニッポンの芸能面に次回あらすじが掲載される。 東京ニュース通信社のテレビ情報誌『TVガイド』でも、ヒロインを冠とした1ページ記事を連載したり、Yahoo! JAPANのYahoo! TVでNHKエンタープライズとタイアップしてweb連載を掲載したりしている。 東京制作のヒロインは中央競馬のNHKマイルカップのゲスト出演や表彰プレゼンテーターをする場合がある。 大阪制作のヒロインや出演者は毎年、10月ないしは11月の「社会人野球日本選手権大会の開会式・始球式」、2月3日開催の「成田山不動尊の豆撒き」や、3月の「びわ湖開きの来賓ゲスト」としての出席が恒例のようになっている。 民放各局では、朝ドラの出演経験者(特に主役)の起用や帯ドラマ制作などの動きはあったものの、朝ドラ関係の直接の報道は少なかった。しかし2010年代に入ってからは、最終回前後に民放の番組に原案者やドラマ出演者が出演するという展開が見られることもあり、民放各局が放送中の朝ドラにちなんだ特集(舞台地やヒロインの職業・人物モデルを取り上げたものなど)を行うこともある。 関連特番 「NHK大阪放送局開局85周年記念番組 懐かしの大阪局制作“朝ドラ”全部見せます!」2010年11月23日午前8時20分 - 9時20分(近畿地方限定) 過去の大阪発朝ドラ34作品のダイジェストと、歴代のヒロインや主要出演者によるNHK大阪ホールでの公開トークショー、インタビューで構成。 トークショー出演:上田早苗(進行『ふたりっ子』)、藤井隆(進行『まんてん』)、秋野暢子(『おはようさん』主演)、板東英二(『ええにょぼ』)、純名里沙(『ぴあの』主演)、赤井英和(『まんてん』『てっぱん』)、瀧本美織(『てっぱん』主演) ビデオインタビュー出演:三倉茉奈・佳奈(『ふたりっ子』『だんだん』の2作品で主演) 「連続テレビ小説50年!日本の朝を彩るヒロインたち」2011年4月2日19時45分 - 21時(当初は3月26日だったが、東日本大震災のため1週間延期。5月1日に再放映が予定されていたが国会中継のため休止) 『おひさま』の放送で50周年目を迎えたことを記念した、過去の名場面の数々を紐解く特番。 司会:有働由美子 スタジオゲスト:井上真央 インタビュー出演:斉藤由貴、小林綾子、樫山文枝、紺野美沙子、石田ひかり、戸田菜穂、三倉茉奈・佳奈、国仲涼子、比嘉愛未、榮倉奈々、瀧本美織 テレビ60年 連続テレビ小説「あなたの朝ドラって何!」2013年1月5日21時 - 22時13分 NHK総合テレビジョン放送開始60周年記念番組として製作。過去の朝ドラの名場面を紐解き、朝ドラファンの著名人が『あさイチ』のフォーマットを踏襲した形式で行った座談会と、歴代ヒロインへのインタビューを交えて検証したもの。 スタジオパート司会・有働由美子、松田利仁亜 座談会ゲスト・山本晋也、山田五郎、田幸和歌子、宇野常寛、秋元才加(当時AKB48) - 後者2名は後半部から出演 インタビュー出演・小林綾子、伊東四朗、斉藤由貴、国仲涼子、尾野真千子、夏菜、武田鉄矢 「JOBK放送開始90周年記念 大阪発朝ドラコンサート」2015年11月21日19時30分 - 20時45分(総合テレビ・関西ローカル)、同11月23日11時30分 - 12時45分(BSプレミアム) 大阪局制作の朝ドラ全39本の主題歌・曲にスポットを当て、その楽曲の生演奏を中心に、大阪発朝ドラにゆかりのあるヒロインとのトークショーを交えたNHK大阪ホールでのコンサートを放送。 司会・杉浦圭子(「青春家族」=東京発、「あさが来た」) ゲスト・純名里沙(「ぴあの」ヒロイン・主題歌担当)、三倉茉奈・佳奈(「ふたりっ子」〈少女編〉、「だんだん」ヒロイン)、オーロラ輝子(河合美智子「ふたりっ子」挿入歌担当)、桂吉弥(「ちりとてちん」)、元ちとせ(「まんてん」主題歌担当)、HY(「純と愛」主題歌担当)、波瑠(「あさが来た」ヒロイン)、玉木宏、近藤正臣(以上「あさが来た」)
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