略歴・業績・受賞とは? わかりやすく解説

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略歴・業績・受賞

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 02:14 UTC 版)

久米雅雄」の記事における「略歴・業績・受賞」の解説

愛媛県松山市生まれ本籍京都府)。1966年愛媛県立松山東高等学校卒業後、立命館大学文学部史学科(日本史学専攻)に進み考古古代史北山茂夫らのもとで学ぶ。学園紛争のさなかの1970年卒業滋賀県文化財保護協会嘱託経て1979年大阪府教育委員会文化財保護課に入庁専門職員として考古学の発掘調査国宝・重要文化財大阪府指定有形文化財などの美術工芸品調査指定博物館登録審査などを担当1989年に「中国古印の考古学的研究」で文部省科学研究費をうけ、1999年には国立歴史民俗博物館研究部調査協力者として「日本古代研究」を執筆、さらに研究深めて2001年学位論文日本印章史の研究』にたいして立命館大学から文学博士号を授与された。2003年には中国杭州にある西泠印社から建社百周年国際学研討会に招待され中国周辺民族官印蛮夷印)」に関する入選論文発表を行うとともにその論文中国語翻訳されて『国際学研討会論文集』に収められた。2008年には同社105周年国際印学峰会において論文日本古代研究」が国際2等奨に選ばれ論文同じく中文翻訳掲載されている。 2010年6月には東洋文字文化の継承発展寄与する研究業績が優秀であると評価され、「第4回立命館白川静記念東洋文字文化賞白川静賞)教育普及賞」を受賞した2011年10月には海外主題報告専家3人の一人として西泠印社から招聘をうけ、1世紀から5世紀にかけての「漢魏晋南宋時代日中交流史と冊封官印―『漢委奴国王』『親魏倭王』『安東将軍倭国王』印等と東アジア国家秩序―」というテーマ発表行った論文は『第三孤山証印西泠印社国際印学峰会(The 3rd International Seal Summit論文集』に中文収録されている。また2012年11月にはマレーシア・クアラルンプール特別市開催された「東南アジア国際印章会議」(マラヤ大学フランス極東学院共催)に招聘され、「日本印章」というテーマ1世紀国宝金印「漢委奴国王」印から近現代の「大日本国璽」「天皇御璽」にいたる日本印章2000年について論じた。その要旨は『国際会議要目中に英文収録されている。 「金印奴国説への反論」(1983年)による「委奴=伊都」国説の再提示や「新邪馬台国論」(1986年)による「筑紫女王国(主都)・畿内邪馬台国副都二王並立論」(東征説)の展開、真贋鑑定資料批判を伴う実物印章による『日本印章史の研究』(雄山閣2004年)や『アジア印章概論』(2008年)などは、今までになかった「新し創造的切り口」として衆目集めている。また大坂城跡出土円形ローマ字印章高山飛騨守ダリオDario)印」の解読1997年)や大阪府茨木市の「千提寺下音羽隠れキリシタン」の研究(『新修茨木市史』2008年)、「鎖国下に『聖書』にふれた学者たち」(2002)など、一連の日本キリシタン史」にかかわる業績でも知られている。近年は「景教印の研究」(2013年)にも着手し研究テーマ松本清張火の路』と漢魏晋以来『胡印』及び『景教印』等の研究印章世界ペルシア文化とその東漸をよむ―」は北九州市立松本清張記念館選考委員会により「第15回松本清張研究奨励事業」に選ばれ2013年8月贈呈式が行われた。その成果については2014年6月東京大学本郷キャンパス法文2号館2番大教室)において「松本清張火の路』とペルシア文化飛鳥東漸法隆寺烙印十字明日香石造物・胡印及び景教遺物からのアプローチ―」と題して研究発表された。加えて2014年11月には『第四孤山証印西泠印社国際印学峰会』において論文日本奈良法隆寺所傳烙印十字考」が優秀論文一等奨に選ばれ西泠印社社長会議審議により名誉社員となった

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略歴・業績・受賞

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/19 18:30 UTC 版)

大谷光男」の記事における「略歴・業績・受賞」の解説

東京府杉並生まれ1951年早稲田大学文学部史学科を卒業東京昭和第一高校教諭経て二松学舎大学講師助教授文学部教授二松学舎大学附属図書館館長1980年邪馬臺國時代研究」で早大文学博士1998年定年退任名誉教授栗原朋信の『秦漢史の研究』を批判的に継承し印章文献史学研究深化させた。日本年代学会長東京都千代田区杉並区文化財保護審議会委員大東文化大学東洋研究所兼任研究員など。 2009年秋瑞宝中綬章受勲

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