年代学
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/26 05:08 UTC 版)
土器の年代的変化を客観的にとらえようとする研究が地質学者松本彦七郎によって始められた。松本は、土器型式の違いを年代差ととらえ、貝塚の層位的発掘によってその年代順位を確認していく方法をとった。この方法を受け継いだ一人に山内清男がいた。山内は、1937年(昭和10年)頃までに日本を九つほどの地域に分け、各地に約20ほどの土器型式を配列した。激しい論争の末認められ、科学としての土器研究が確立した。また、山内は、縄文時代の大きな時間的区分として、早期、前期、中期、後期、晩期を示し、後に草創期を付け加えた。
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