最高速度と所要時間とは? わかりやすく解説

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最高速度と所要時間

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/04 22:28 UTC 版)

京急本線」の記事における「最高速度と所要時間」の解説

京浜間では開業時より伝統的に高速運転が行われてきた。これは、東海道本線東急東横線三浦半島方面へは横須賀線羽田空港アクセスでは東京モノレール競合するためである。 京急前身1898年創立され大師電気鉄道は、最高速度がわずか8マイル/h (12.8km/h) であったその後1931年には急行運転、1936年には待避線による追い越し運転が実施され緩急結合運転が始まった第二次世界大戦後では認可速度80km/hから始まり1953年に90km/h、1958年秋には100km/h、1967年からは特急で105km/h 運転となった1995年以降品川 - 横浜間で120km/h(増圧ブレーキ装備車両と、成田スカイアクセス線乗り入れ対応の京成車をのぞく他社車両は110km/h)、横浜以南で110km/h となり、関東私鉄路線としては京成成田スカイアクセスつくばエクスプレス次いで高速部類に入る。 軌間標準軌という点は高速転に有利だが、軌道信号設備改良など120km/h運転を行う準備数年要した首都圏鉄道事業者は、直接他社線競合する路線少ないこと、限られた線路容量線形の中でほぼ終日にわたり高密ダイヤ運転されること、また高速化よりもまず安全性定時性ラッシュ時輸送力重視という傾向もあることなどから、首都圏鉄道事業者一般列車の120km/h以上の運転を実施しているのは2022年時点京急前記つくばエクスプレス京成成田スカイアクセスおよびJR東日本少数である。 なお、品川駅 - 横浜駅間の120km/h区間では、信号機YG現示明滅させる抑速信号C-ATS照査速度105km/h)を採用している。これは最高速度を105km/hから120km/hとするにあたり信号機移設増設閉塞数の変更行わずブレーキ距離確保するためである(京急本線閉塞区間平均間隔は290mである)。抑速現示による速度制限受けている状態では従前進行現示同等の距離で停止でき、最高速度の向上が可能となった運転士による各種試験結果抑速現示明滅回数80回/分、点灯割合50%としている。抑速現示京急日本初め採用した方式であり、その後2009年北総鉄道北総線で、2010年京成成田スカイアクセスでも採用された。 なお、120km/hで運転できるのは京急車による快特だけで、特急およびエアポート急行最高速度は110km/hである。ただし、使用車両最高速度が低い場合はそれに従うことになる(かつての800形使用快特および特急最高速度は100km/hであった)。 スピードアップ変遷実施年月最高速度(km/h)種別所要時分備考品川 - 横浜品川 - 京急久里浜1950年4月80 普通 4700秒 - - 1953年7月90 特急 31分00秒 - ノンストップ特急 1958年9月100 特急 2340秒 - 逸見駅待避線新設 1967年3月105 特急 20405940秒 - 1968年6月105 快速特急 18105215快速特急設定 1983年10月105 快速特急 17404910秒 - 1995年4月120 快速特急 15分104455秒 - 1999年快速特急を「快特」と改称

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最高速度と所要時間

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 22:51 UTC 版)

新幹線500系電車」の記事における「最高速度と所要時間」の解説

営業最高速度は、山陽新幹線区間姫路駅以西)における300km/hで、2001年までフランス国鉄 (SNCF) のTGV並び鉄車輪・鉄軌道方式鉄道車両では世界最速であった平坦均衡速度365 km/hである。また、運転開始時の表定速度始発から終点までの平均速度)242.5km/hと2停車駅間の平均速度261.8km/hはTGV上回る世界最速であり、1997年ギネス世界記録掲載された。また、300km/h走行時には車内案内表示器に「ただいま速度は300km/hです。We are now travelling at 300km/h.」の表示流れる。営業運転開始当初一時期運転士による300km/h実況アナウンス行われていた。2007年7月以降N700系でも最高速度300km/hで運転しているが、山陽新幹線区間速度種別においては500系がU49(上り10勾配での均衡速度が349km/h)であるのに対しN700系はU43(上り10勾配での均衡速度が343km/h)であり、未だ日本最速営業運転車両の座を譲ってはいない。 1997年営業運転開始時の新大阪駅 - 博多駅間の最短所要時間は2時間17分(停車駅岡山駅広島駅小倉駅新神戸駅通過であったが、2003年10月1日ダイヤ改正で全列車新神戸駅停車することになったため、2時間21分に延びた。さらにその後JR福知山線脱線事故影響によるダイヤ見直しにより、2006年3月18日ダイヤ改正で2分の余裕時分持たせたことで2時間23分となり、これが定期「のぞみ」運用されていた時代最短所要時間であった定期「のぞみ」運用から撤退した2010年2月時点での最短所要時間は、東京駅 - 新大阪駅間で2時間36分、新大阪駅 - 博多駅間で2時間35分(主要駅以外に福山駅新山口駅にも停車であったN700系営業運転開始以降は、500系東京駅 - 博多駅間を4時間台で運転する列車当時「のぞみ」1号)には充当されなかった。なお、N700系登場以来長らく東京駅 - 博多駅間の所要時間最短4時50分であり、500系最短所要時間であった4時49分よりも1分遅かったが、2015年3月14日以降「のぞみ」64号(東京行き最終)が所要時間4時47分運転となり500系より2分早くなった。同列車はさらに2017年3月4日より所要時間4時46分運転となり、1分短縮した

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