最高速度320km/h運転開始
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 08:56 UTC 版)
「新幹線E6系電車」の記事における「最高速度320km/h運転開始」の解説
「こまち26号」(2013年9月24日 田沢湖駅) E5系を併結して「スーパーこまち」(現・こまち)で営業運転を開始したE6系Z3編成(2013年3月20日 大宮駅) 2014年3月15日のダイヤ改正で、「こまち」充当列車が全て本系列に置き換えられた。同時にはやぶさ・こまちの宇都宮駅 - 盛岡駅間の最高速度が全列車320km/hへ引き上げられたため、秋田新幹線は「こまち」(最高速度275km/h)と「スーパーこまち」(最高速度300km/h)の区別がなくなり、列車名が「こまち」に統一された。また、「はやて」の大半が「はやぶさ」に統合されたため、仙台・盛岡駅発着の「はやぶさ」の増結用としても使用されている。 同年春までに量産車は23編成が落成し、量産先行車も含めて合計24編成となった。 2022年3月1日の時点では、全編成が秋田車両センターに配置されている。定期運用としては、秋田新幹線「こまち」と、東北新幹線「はやぶさ」「やまびこ」「なすの」で運用される。なお、東北新幹線区間は全列車がE5系またはH5系と併結し、非常時や回送時を除いて単独運転は行われない。また「はやぶさ」との併結列車は宇都宮駅 - 盛岡駅間で320km/h運転を実施する。「やまびこ」「なすの」では最高速度275km/hで運行され、E6系部分はグリーン車以外全車自由席となる。臨時列車の「はやて」での運用も最高速度275km/hだがこの場合全車指定席である。 2022年3月16日に発生した福島県沖地震で、「やまびこ223号」に使用されていたH5系+E6系連結の17両編成が福島駅 - 白石蔵王駅間の宮城県白石市内で営業運転中に脱線する事故が発生した。
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