最後の世代(ラスト・チルドレン)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/12 02:19 UTC 版)
「μ&i みゅうあんどあい」の記事における「最後の世代(ラスト・チルドレン)」の解説
子供が生まれなくなった世界になってから、安代玄人と数人の科学者が造りだした子供である。全員、肉体能力は普通の子供と変わらないが共通して何かしらの強力な能力を持っており、郁はこの力を『反法則(アンチ・ローズ)』と命名した。また少なからず考志郎に好意もしくは信頼を寄せている。強い恐怖やストレスをうけると能力の暴走がして制御不能になってしまう。自己防衛の際にも能力が自動で発動し自身を守る。被験体と呼ばれるのを好んでいないためそれぞれ名前がある。また全員まだ幼い為、月が地球に落ちそうになった際、冷静な時雨すら弱気であったがみゅうの一言で全員、勇気を貰い、一致団結して地球を救った。 たう 『最後の世代』の1人。被検体名はτ(タウ)。みゅうからは『たうりん』と呼ばれている。友人であるみゅうをとても大事に思っているというより大好きである。寝る時はつねに彼女に抱きついている。 離散後はテロ組織に属していたが、みゅうを奪うためA級機関を襲撃、その後機関の預かりとなりみゅう・孝志郎・伽耶との生活を始める。 考志郎を嫌ってはいないが好意もほとんどなくむしろみゅうのことでのライバル視をしている。信頼はしている模様だがそれ素直に出そうとしない。 人の繁殖を促すシミュレーターSE6を使った時には考志郎に対してすごい甘えん坊になり、アプローチをしていたが正気を取り戻し、このことを思い出した際、恥かしさで落ち込んだ。 時雨にいじめられていた過去があり時雨が苦手でいる。時雨と鬼ごっこのときには復讐を企んでいた。 髪型は記憶を失う前のみゅうに勧められ、トリプルテールのため、「変な頭」と言われて時雨やラムにからかわれていた。 みゅうよりは知力があり、みゅうを自分の物にするために考志郎と伽夜をくっつけようとしたり、ブランド物の服に興味持ったり、6人の中では一番羞恥心があり、ませている部分があるがみゅう以外の者に対して人見知りだったり、一人でトイレに行けないなどまだ子供である。 擬人(アンドロイド)コンテストではみゅうへの愛(みゅうのブロマイド)を見せ、優勝した。 斥力操作の能力を持つ。みゅうと同じく能力の制御が出来ていないが特訓である程度制御できるようになり、最終回ではみゅうに「大好き」と言われ、初めて交感度MAXになった。 時雨(しぐれ) 『最後の世代』の1人。被検体名はσ(シグマ)。6人の中では精神的に成熟しており、他人(特に最後の世代)に離散後は子供を神聖視する民間宗教集団「神童教(しんとうきょう)」の教祖に祭り上げられ、部下たちを従えながら行方不明の仲間を探していた。 イタズラが好きであり、みゅう以外の人物をいじめて楽しんでいる。「あくまのしぐま」という二つ名がつけられており、敵視されている。 相手がどこに接吻してくるかを調べ、された箇所の意味によって相手を理解する。神童教の者達は爪先に接吻をし崇拝の意味をなした。考志郎も同じく爪先を選ぶと予想していたが頬(親愛)に接吻され不意をつかれ怒りをあらわにするなどたう同様彼に好意はあまり持っていなかった。 勉強が出来るため能力を一番上手く扱え、よく言えば頭脳派で悪く言えば狡猾である。 圧力操作の能力を持ち、この力で相手を地面に押し付け動けなくする他、風を起こして気温を操る、扇子の水を使ってダイヤモンドすら切る圧力カッターを飛ばすことが可能で本人曰くその気になれば、0気圧で爆死させたり、100気圧で圧死させることも可能らしい。 ラムダ 『最後の世代』の1人。被検体名はλ(ラムダ)。肉体的に他の仲間よりも成長している。愛称で「ラム」と呼ばれており、みゅうからは「ラムちん」と呼ばれている。みゅうに次いで他人のニックネームをよく考える。 離散後は老夫婦に拾われ生活していたが、テレビでみゅうとたうの居所を知りA級機関に出頭する。 老夫婦の家の周辺に海があったため日焼けしている。 時雨曰くおもらし癖があったらしい。性には興味があるが精神的には幼く知識が乏しい。 考志郎を「お兄ちゃん」と呼びみゅう同様強い好意を抱いており、発育が良いのを利用して考志郎に色仕掛けしてくる。 波力操作の能力を持ち、基本はラジオやエアコンをつける時しか使わないが戦闘時には指先や掌で衝撃波を出すことができる。またこの能力を利用して対象物を探知することができる。 白音(しろね) 『最後の世代』の1人。被検体名はε(イプシロン)。他の仲間より大人しい性格で本に書いたことを鵜呑みしてしまう天然な所があり、泣き虫で軽い出来事でも泣いてしまう臆病な部分もある。 ジェノシス・コーポレーションに匿われている。みゅうと同様繁殖能力を有している。 自分のことを「みぃ」と言う。みんなからは昔のまま「いーちゃん」と呼ばれている。 キス魔であり誰にでもキスをする。 当初は、子供は母親の言うことを聞かないといけないということを本で読み、信じ続けていたため御空瞳に利用された。 一方で高い知能を持ち、考志郎の携帯のパスワードを好きそうという理由で解いたことからたうから一番考志郎とお似合いなのではないかと言われた。 結合力操作の能力を持つ。結合してあるものを分解することが出来るため分解力のように使用も可能で、色んな服を作ることも可能である。 ラムダの次に発育が良いようでたうから羨ましがられた。6巻での彼女のプロフィールにある好きなものにママと書かれていたがこれは誰のことか不明である。 オメガ 『最後の世代』の1人。被検体名はω(オメガ)。めがっちというのはたうと同じようにみゅうから付けてもらった名前である。 施設を散歩するのが趣味で、散歩をしていたら少女漫画を見つけた。このことがあってから少女漫画のような生活が施設外ではあると信じていた。 妄想癖があり自分を少女漫画の主人公として妄想している。現在でも少女漫画が好きであるが、内容が偏っておりHな内容が多い。ただし、本人曰くただのHな漫画嫌いらしくそのこと考志郎に知られ、激怒した。 少女漫画のように恋愛が出来ないと知り、安代玄人を始めとした科学者全てを恨んでいる。 モルモットを飼育しており、毎日交尾や食事の繰り返しの生活をしている。モルちゃんと呼び可愛がっている。人間も同じように生きられればと考えており恨んでいる科学者をリスト化し、見つけた科学者をつがいモルモットと同じような生活にしようと監禁するが失敗。 少女漫画の交差点・眼鏡男子・差し伸べられた手の状態が恋と思い、その状態が重なった考志郎と恋に落ちた。 事故とはいえ、みゅうにファーストキスを奪われ、さらに考志郎と一緒にお風呂に入ったり、同じ布団で寝たことを聞いたショックで再び考志郎を科学者として消そうとするも必ず世界を元に戻すと宣言した考志郎の言葉を信じ、希望を託すことに決め、みゅう達とも和解した。 核力操作の能力を持つ。あまりこの能力が気に入っていないようでこれ以上使いたくはないらしく、本気を出せば巨大なブラックホールも作れるが消し方を知らない。
※この「最後の世代(ラスト・チルドレン)」の解説は、「μ&i みゅうあんどあい」の解説の一部です。
「最後の世代(ラスト・チルドレン)」を含む「μ&i みゅうあんどあい」の記事については、「μ&i みゅうあんどあい」の概要を参照ください。
- 最後の世代のページへのリンク