新・エピソード
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/21 09:05 UTC 版)
「アラン・ド・ソワソン」の記事における「新・エピソード」の解説
エピソード4で、ベルナールとロザリーの看護で覚醒するところから始まる。バスティーユ陥落の際、フランソワ[要曖昧さ回避]・アルマン[要曖昧さ回避]、ジュール[要曖昧さ回避]、ラサール[要曖昧さ回避]・ドレッセル、ジャン[要曖昧さ回避]・シニエ等の他の衛兵隊員は全員戦死し、アランもまた銃弾を浴びて意識不明の重体となり10日間も生死の境をさ迷った。7月14日のバスティーユ陥落以降、元兵士は全員がラ・ファイエット将軍の元に国民衛兵として編入されており、回復後、国民衛兵の分隊長を務める。ヴァレンヌ事件で連れ戻された国王一家と罵声を浴びせる群集を見て「ブルボン王朝の葬列だ」と呟いた矢先、刑死が待ち受ける主君らを救おうとそれでもなお忠誠を誓う王党派の一員であるジャルジェ将軍の姿を見出す。つかの間、言葉を交わしてオスカルの母ジョルジェットが亡くなったことを知り、また、オスカルの長姉オルタンスとその夫ローランシー伯爵と娘ル・ルー・ド・ラ・ローランシーを案じて彼女を救う。その際、妹ディアンヌと婚約しながら金持ちの娘に乗り換えた義弟になる筈だった元婚約者と再会する。初期はディアンヌに対して彼女が幸せになるなら自分の全てを差し出したいと思っていて、後にディアンヌ同様に同じ想いをオスカルに抱いて「愛する」ことだとやっと気づいたこともあり、妹のためだと信じて自分自身の私怨を晴らすために元婚約者を射殺しようとするが、アンドレの「武官はどんな時でも感情で行動するものじゃない。」という黒い騎士時代のベルナールを鞭打とうとしたオスカルを制止した言葉が脳裏に浮かび上がり、また、結婚の経緯はどうであれ相思相愛で夫である元婚約者の盾になろうとした身重の妻シュザンヌが身を挺して夫を庇う姿に復讐を断念した。いつオスカルを制止した時と同じ言葉を聞いたのか、詳細は不明である。 エピソード9で、『栄光のナポレオン-エロイカ」と同様に自身が軍人であったことで一緒に転戦したナポレオンを高く評価し、ベルナールの危惧に反論して完全な共和国に至る過渡期の守護者としてナポレオンは間違っていないと思っていたが、皇帝位を望んだナポレオンに失望して2人の部下と共にナポレオン暗殺計画を立て、妻子のある身で計画に参加するベルナールをなんとか一足先にパリを出たロザリーとフランソワの許に戻そうと決意し、その晩にナポレオンを暗殺しようとするも命令書に不審を抱いた兵士が問い合わせたことで計画が露見し、留まっていたベルナールが最後の抵抗に撃った銃弾もナポレオンの耳をかすめただけで駆け付けた兵士に蜂の巣にされて絶命した。
※この「新・エピソード」の解説は、「アラン・ド・ソワソン」の解説の一部です。
「新・エピソード」を含む「アラン・ド・ソワソン」の記事については、「アラン・ド・ソワソン」の概要を参照ください。
新・エピソード
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/21 09:27 UTC 版)
「アンドレ・グランディエ」の記事における「新・エピソード」の解説
コミックス第11巻の最初に収録されたエピソード1では母親と死別したことでアンドレは祖母に引き取られ、同じ村で育った幼馴染のクリスティーヌ(後にオルレアン公フィリップの寵姫・マリー・クリスティーヌ)との別れ際、大人になったらお嫁さんにしてねと懇願されて深く考えずに承諾した。父親の影はない。クリスティーヌは年が流れてもアンドレを忘れずに彼に対する想いが男と女の愛に成長していたが、成長したアンドレは既にオスカルに想いが通じて相思相愛になっていたこともあり彼女に「俺が想っているのはお前だけだ」と告げてクリスティーヌのことはわからなかった。幼い日の別れの時もクリスティーヌではなく村のことを忘れないと答えていたため、恋心も露わに涙を流すクリスティーヌとは温度差があった。両親の死と生まれ育った村との別離はつらかったことが窺えるが、幼馴染の少女に対するというより知らない女の子に言い寄られているようにも映るやり取りだった。アンドレの心情が殆ど描かれずにクリスティーヌの視線で物語が進行したため、クリスティーヌに対する感情が単なる幼馴染の友人としてか、アンドレ自身にも幼い恋心があったのかは曖昧で読者の想像に任せる的な内容になっている。 また、エピソード7でオスカルと共に厳しく稽古をつけられているシーンがあるが、剣を取ったり争うことを好まぬ様子があった。エピソード8ではロザリー・シャトレとジャルジェ将軍の回想の中で黒い騎士(ベルナール)が暴れ始めた頃、第3身分の平民の生活が深刻な様相を呈することに気づいたオスカルは悩みを抱えるようになり、結婚45周年を迎えて愛妻家のジャルジェ将軍がスイス出身の天才時計師アブラアン・ブレゲに依頼し、彼の試作品を知人より安く譲って貰い製作者に妻ジョルジェットに対する贈り物として仕上げて貰って贈った際、その品物を自ら届けに来たブレゲを見かけたオスカルにブレゲが反王室思想の持ち主である医師ジャン・ポール・マラーと同郷の誼(よしみ)で親しくしており、そのマラーはアルトア伯と関係があることを告げる。
※この「新・エピソード」の解説は、「アンドレ・グランディエ」の解説の一部です。
「新・エピソード」を含む「アンドレ・グランディエ」の記事については、「アンドレ・グランディエ」の概要を参照ください。
新・エピソード
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/23 07:37 UTC 版)
「オスカル・フランソワ・ド・ジャルジェ」の記事における「新・エピソード」の解説
エピソード7のオスカル編に本編と同様に登場し人生を辿るが、アントワネットの輿入れが決まった11歳の頃よりオスカル曰く「姉上によく似た少女」が現れては煙のように消えるという不可解な現象に遭い、アントワネットの王太子妃としての初お目見えや仮面舞踏会の夜と幾度となく現れる少女の姿を目撃する。フェルゼンが再びフランスを訪れてしばらく経った深夜の教会で、黒ずくめの衣装と黒マスクを身に着けた男性と婚礼を挙げる女性の姿があった。参列者も花婿とおぼしき男性と同じくマスクをしており、全員消えてしまい愕然となる。生涯に1度だけドレスを纏い、自身と同じ容姿の謎の女性が先にフェルゼンと踊っていた夜、ベルサイユ宮殿の鏡の間の鏡に開いた異空間に引きずり込まれ、その女性こそが自身の諦めてきた女性の幸福そのものだと知る。女性の身で軍人として生きることに疑問を抱いたことはないとフェルゼンに問われて答えたが、そう言いつつ心の奥底では姉達のようにごく普通に女性として生きたいと願っていたことを「諦めた望みの具現」たる女性の出現でオスカルは自身の心の奥底に沈めていた自身の本心を悟った。フランス衛兵隊に転属、ジェローデルを筆頭とする求婚者の集う結婚騒動を経てアンドレと相思相愛になり、革命勃発により民衆側について戦うが、出動前夜に結ばれたばかりの夫アンドレを最初の戦いで失った悲しみに耐えてバスティーユ襲撃に参戦し、アンドレの後を追うように戦死する。臨終の際の「フランスばんざい」という言葉は本編と同じだが、周囲に誰もおらず、うつ伏せで表情は不明だった。 なお、エピソード6ではオスカルの両親の馴れ初めが描かれていて、その中で母ジョルジェットがジョルジュ・ド・ラ・トゥールの曾孫ゆえに、その子供であるオスカルは玄孫にあたることが明らかにされて生まれたばかりの赤児として登場した。 エピソード8ではロザリー・シャトレとジャルジェ将軍が王妃マリー・アントワネットの遺品の中で、革命委員会の差し入れの申し出に対してアントワネットが「ブレゲの時計」を望んでいるとロザリーが相談したことで最後の脱出計画を拒絶された直後のジャルジェ将軍が差し出した妻ジョルジェットの形見の天才時計師アブラアン・ブレゲの懐中時計を見て当時を振り返り、本編と同様に「首飾り事件」と黒い騎士の出現によりフランス国民の96%を占めるアンシャン・レジームによる第3身分の平民の深刻な王室離れを目の当たりにして終生の忠誠を誓った筈のマリー・アントワネットと王室を守り続けることが出来なくなり、ついには近衛隊を辞職して「フランス第一連隊(フランス衛兵隊)」に転出した末に、革命勃発により民衆側についてアンドレの後を追うようにバスティーユ襲撃で戦死する。
※この「新・エピソード」の解説は、「オスカル・フランソワ・ド・ジャルジェ」の解説の一部です。
「新・エピソード」を含む「オスカル・フランソワ・ド・ジャルジェ」の記事については、「オスカル・フランソワ・ド・ジャルジェ」の概要を参照ください。
- 新・エピソードのページへのリンク