文化施設と名所
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「アセンズ (オハイオ州)」の記事における「文化施設と名所」の解説
オハイオ大学キャンパス内の南西部には、旧アセンズ州立病院を転用したケネディ美術館が立地している。同館は特に、南西部のネイティブ・アメリカンによる、織物やトルコ石宝飾、銀細工の作品の収集・保存に力を入れている。そのさらに南西には、旧アセンズ州立病院乳牛舎を転用した、乳牛舎芸術センターが立地している。同館は地元出身の現代芸術家による作品の展示を通じて、その育成に力を入れている。また、同館はキルト・ナショナルという企画展示を通じて、芸術としてのキルトを伝え、後世に残していく役割を果たしている。芸術作品の展示に加えて、同館はワークショップや芸術教室、キャンプなど、芸術教育の場も提供している。旧アセンズ州立病院は1980年に、また旧アセンズ州立病院乳牛舎は1978年に、それぞれ国家歴史登録財に指定された。 市の中心部、ワシントン・ストリートとコート・ストリートの南東角から3軒目には、アセナ・シネマという映画館が立地している。このアール・デコ調の映画館は1915年に建てられたもので、2001年にオハイオ大学が買収・修復し、現在に至っている。同じく市の中心部、ローズ・アベニューがコート・ストリートに突き当たる南西角には、アセンズ郡歴史協会博物館が立地している。同館はアセンズ郡の歴史に関する事物、写真、および家系図など、約60,000点を収蔵している。また、市東北部のユニバーシティ・モール内には、特に子供が実際に手で触れて知ることのできる展示物を展示する、オハイオ・バレー発見博物館が立地している。
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文化施設と名所
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「セントポール (ミネソタ州)」の記事における「文化施設と名所」の解説
ミネアポリスの劇場街にこそ及ばないものの、セントポールにもいくつかの劇場がある。中でも著名なのは、セントポールが生んだ文豪F・スコット・フィッツジェラルドの名を冠したフィツジェラルド・シアター である。同劇場は1910年に建てられた、セントポール市内で最古の劇場である。当初はワールド・シアターという名称であったが、1994年に現在の名称に改められた。1995年には国の史跡に指定された。同劇場では演劇のほか音楽のコンサートやバレエの公演が行われている。また、ダウンタウンにはオードウェイ演技芸術センター が立地する。同センターは1985年に音楽用のホールとして建てられたが、2000年に多目的ホールへと用途を変え、それに伴って現在の名称に改められた。同センターではミネソタ・オペラやセントポール・チャンバー・オーケストラ、シューバート・クラブといった地元の楽団をはじめ、ブロードウェイミュージカルのツアー公演も行っている。 セントポールには博物館・美術館も数多く存在する。ミネソタ大学はセントポールキャンパス内にゴールドスタイン・デザイン美術館を有する。ミネソタ科学博物館は技術、自然科学、物理学、数学に関する展示物を展示している。ミネソタ交通博物館はミネソタ州会議事堂の北にあるジャクソン・ストリート転車台を保存し、博物館として公開している。この転車台は、もともとは1907年にグレート・ノーザン鉄道が設置したものであった。このほか、セントポールにはミネソタ子供博物館、シューバート・クラブ楽器博物館、ミネソタ・アメリカン・アート美術館、トレーシズ歴史文化博物館、ミネソタ歴史センターが立地している。 セントポール市内の歴史的な建造物としては、アレクサンダー・ラムジーの家、ジェームス・J・ヒルの家、フィッツジェラルドの家、フランク・B・ケロッグの家、ランドマーク・センターなどが残っている。ランドマーク・センターは1894年から1901年にかけて建てられたロマネスク調の建物で、連邦地方裁判所や郵便局として使われてきた。裁判所として使われていた時代には、ジョン・デリンジャー、マシンガン・ケリー、ベビーフェイス・ネルソンなどがここで裁かれた。1969年に国の史跡に指定され、1972年から1978年にかけて全体的な改装がなされた。改装後はミネソタ・アメリカン・アート美術館、ラムゼー郡歴史協会、シューバート・クラブが入居する、セントポールの芸術の中心地の1つとなっている。
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文化施設と名所
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「カーメル (インディアナ州)」の記事における「文化施設と名所」の解説
舞台芸術センターはシティ・センター・ドライブと3rdアベニューSWの南西角に立地している。同センターは2011年に開館した、1,600席のコンサートホールを有する「パラディウム」(Palladium)、プロセニアム・アーチを有する500席の「ターキントン」(Tarkington)、および200席のスタジオ・シアターという3つの劇場を有し、アクターズ・シアター・オブ・インディアナ、カーメル交響楽団、中部インディアナ・ダンス・アンサンブル、シビック・シアター、グレゴリー・ハンコック・ダンス・シアター、およびインディアナ・ウィンド・シンフォニーの6つの舞台芸術団体が本拠にしている。「パラディウム」は同センターの中核となる施設で、コンサートホールのほか、3室の貸集会場、および歌集展示ギャラリーも有している。「ターキントン」は主として演劇、ミュージカル、ダンスの公演や、講演会等に用いられる。スタジオ・シアターは、小規模ではあるものの柔軟な構成が可能であり、様々な音楽・演劇の公演に使われる。「ターキントン」およびスタジオ・シアターは、「パラディウム」から中央広場を挟んで反対側に建っている建物の中に入っている。加えて、同センターは芸術教室・キャンプ・クラブの開講・実施や、センター内外での児童・生徒・学生を対象とした芸術教育も行っている。 「パラディウム」内にはグレート・アメリカン歌集財団の本部も置かれている。同財団は2007年に、5度のグラミー賞ノミネートを誇るマイケル・ファインスタインが設立したもので、作詞・作曲家、歌手・演奏家、および出版社の物理的な成果物たる歌集の収集・保存・展示を通じて、音楽とその歴史を永続化することを目的としている。同財団は「パラディウム」内に前述の歌集展示ギャラリーを有するほか、全米で唯一の、歌集の収蔵に特化した図書館、および歌集殿堂を有している。加えて、同財団は毎年夏の高校生向け「歌集アカデミー」をはじめとした音楽教育も行っている。同財団は、ロサンゼルスのグラミー博物館の提携文化施設ともなっている。 カーメル芸術・デザイン地区内、メイン・ストリートと1stアベニューSEの南東角にはミニチュアハウス博物館が立地する。1993年に開館した同館は、全米でも数少ない、ミニチュアハウスに特化した博物館である。ミニチュアハウスはドールハウスとは異なり、時代ごとの建築様式を反映し、家具等に至るまで、玩具としてではなく、あくまでレプリカとしての精巧さに力点を置いている。同館で展示されているミニチュアハウスには、1:12スケールのものが多い。 市庁舎のすぐ南には池泉回遊式の河内長野日本庭園が立地している。同園はカーメルと河内長野市との姉妹都市提携15周年を記念して、2009年に開園したものである。開園記念式典においては、「河内長野の日」と題して、書道、琴の演奏、茶道、および華道が披露された。その翌々年、2011年には、カーメル・河内長野両市のロータリークラブが協働で、園内に四阿式の茶室を建てた。完成記念式典では、この茶室で茶の湯が振る舞われた。カーメル市当局は2021年1月より、人口増に見合った水貯留の改善と美観の両方を目的として、2022年春の完成を目指して、南を通るカーメル・ドライブまでの同園の拡張工事を進めている。完成すると園の面積は3倍となり、拡張部分はカーメルのもう1つの姉妹都市である襄陽市にちなんだ中国庭園となる予定である。
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