三重県道・岐阜県道106号桑名海津線とは? わかりやすく解説

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三重県道・岐阜県道106号桑名海津線

(岐阜県道106号 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/24 01:20 UTC 版)

一般県道
三重県道106号 桑名海津線
岐阜県道106号 桑名海津線
一般県道 桑名海津線
中堤道路(通称)
地図
制定年 1977年(昭和52年)[1]
起点 三重県桑名市[2]大字福島【北緯35度4分53.2秒 東経136度41分30.3秒 / 北緯35.081444度 東経136.691750度 / 35.081444; 136.691750 (県道106号起点)
終点 岐阜県海津市[3]海津町油島【 北緯35度8分47.5秒 東経136度40分8.1秒 / 北緯35.146528度 東経136.668917度 / 35.146528; 136.668917 (県道106号終点)
接続する
主な道路
記法
国道1号
岐阜県道220号安八海津線
岐阜県道・三重県道23号北方多度線
愛知県道・岐阜県道・三重県道125号佐屋多度線
岐阜県道195号岐阜千本松原公園自転車道線
テンプレート(ノート 使い方) PJ道路

三重県道・岐阜県道106号桑名海津線(みえけんどう・ぎふけんどう106ごう くわなかいづせん)は、三重県桑名市から岐阜県海津市に至る一般県道である[4]。通称は中堤道路[5]

概要

三重県桑名市大字福島から岐阜県海津市海津町油島に至る。

全区間が木曽三川分流工事で築かれた長良川揖斐川背割堤を含む堤防の上を通っている[4][6]。道路の両端は草むらでその先が川のため、転落事故に注意する必要がある[4]。沿線は木曽三川多度山など桑名市を特徴づける景観が広がっており、桑名市景観計画では景観重要道路に指定されている[7]

三重県桑名市大字福島の中堤入口交差点(国道1号交点)が起点。国道1号伊勢大橋の中ほどから分岐するかたちになっている。堤防の上を北進し、いったん桑名市長島町に入る。岐阜県海津市に入り、同市海津町油島の長良川大橋西交差点(岐阜県道・三重県道23号北方多度線など交点)が終点。大半が三重県であり、岐阜県部分は終点以南の1 kmほどである。起点から終点直前の岐阜県道220号安八海津線の交差点まで、約8 kmにわたって分岐・接続する道路がない。沿道に民家はなく、街灯もほとんど設置されていない[4]。なお、背割堤の一部には長島輪中の旧輪中堤が転用されている[6]関係上、一部区間は陸路で接していない旧長島町(現在は桑名市)を通過している。

路線データ

全ての座標を示した地図 - OSM
全座標を出力 - KML

歴史

詳しい建設経緯は不明である[8]国道258号など木曽三川に沿った道路の整備に合わせてこの道路も開設されたのではないか、とする説がある[8]。元は市町道であったが、1977年昭和52年)に県道に昇格した[1]

路線状況

三重県桑名市岐阜県海津市を結ぶ重要路線であり、途中に信号機がないため抜け道として利用される[9]。ただし夜になると周囲は真っ暗になるため通行車両は減少する[8]

通称

  • 三重県
  • 中堤道路(桑名市 - 岐阜県海津市)

交通量

[10]

地点 平日12時間 平日24時間
2005年度⇒2010年度 2005年度⇒2010年度
三重県桑名市長島町下坂手 3,833台⇒3,059台 5,060台⇒4,007台
岐阜県海津市 3,833台⇒3,783台 5,136台⇒4,956台

交通規制

近鉄名古屋線JR東海関西本線ガード下ポンプで排水を行っているが、処理能力を超えて冠水した場合、通行止めになることがある[1]

地理

油島千本松締切堤上の三重県道・岐阜県道106号桑名海津線
終点となる油島大橋の交差点

通過する自治体

交差する道路

交差する道路 都道府県名 市町村名 交差する場所
国道1号 三重県 桑名市 大字福島 中堤入口交差点 / 起点
岐阜県道220号安八海津線 岐阜県 海津市 海津町油島
岐阜県道・三重県道23号北方多度線
愛知県道・岐阜県道・三重県道125号佐屋多度線
岐阜県道195号岐阜千本松原公園自転車道線
海津町油島 長良川大橋西交差点 / 終点

交差する鉄道

沿線

脚注

  1. ^ a b c 岡田(2015):122ページ
  2. ^ 昭和57年5月31日三重県告示第335号
  3. ^ 平成19年3月30日三重県告示第284号
  4. ^ a b c d 岡田(2015):120ページ
  5. ^ 桑名市都市整備部都市整備課 編(2011):18, 19, 20, 63ページ
  6. ^ a b 国土交通省 中部地方整備局. “KISO特別号 木曽三川 歴史・文化の調査研究史料 明治改修完成百年特別号” (PDF). 2022年7月15日閲覧。
  7. ^ 桑名市都市整備部都市整備課 編(2011):44, 63ページ
  8. ^ a b c 岡田(2015):121ページ
  9. ^ 岡田(2015):120- 122ページ
  10. ^ 国土交通省道路局"平成22年度道路交通センサス 一般交通量調査 箇所別基本表(岐阜県)"・"平成22年度道路交通センサス 一般交通量調査 箇所別基本表(三重県)"(2016年7月24日閲覧。)

参考文献

  • 岡田登『意外と知らない三重県の歴史を読み解く! 三重「地理・地名・地図」の謎』じっぴコンパクト新書251、実業之日本社、2015年3月19日、191p. ISBN 978-4-408-45546-4
  • 桑名市都市整備部都市整備課 編『桑名市景観計画』桑名市、平成23年10月、81p.

関連項目





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