小貝川
人にやさしく、生きものの息づく川辺
(注:この情報は2008年2月現在のものです)
小貝川は、栃木県那須郡南那須村大赤根の山地に源を発し、南下して五行川及び大谷川(おおやがわ)を合わせ、茨城県水海道市地先で流向を南東に変え、茨城県北相馬郡利根町押付新田地先において、利根川に合流する利根川の主要支川である。本川の流路延長は112km、流域面積1,043km2で、その86%は平地である。 |
茨城県取手市と伊奈町の堺を流れる小貝川 (新岡堰を望む) |
河川概要 |
| ○拡大図 |
1.小貝川の歴史 |
"小貝川には、中下流部に関東の三大堰として有名な福岡堰、岡堰、豊田堰があり、約1万haの農地をうるおしています。" |
特有の歴史、先人の知恵の活用 |
この災害を契機に、被害の大きかった母子島(はこじま)地区を遊水地に造成するとともに、その地区内に点在していた5集落を集団移転させ、遊水地内に新しい町をつくるという全国でも例のない改修事業を行いました。 |
2.地域の中の小貝川 |
"流域の人々の郷土と河川に対する愛着が一層深まるよう、地元ボランティア等と一体となってフラワーベルトを整備することにより、人々のふれあいの場を創出しています。" |
地域社会とのつながり
サミット会議では、河川流域全体を会場とした”鬼怒川・小貝川博覧会”を開催しています。その中で、下妻市のふれあい公園、藤代町のフラワーカナルなど地域自治体、ボランティアグループ等が連携した事業が河川に根付いてきました。また、福岡堰や岡堰などを中心とした水辺プラザ構想も進行しています。
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3.小貝川の自然環境 |
"小貝川は、フジバカマやキタミソウの絶滅危惧種をはじめとして多くの希少種が生育する自然の宝庫です。" |
中下流部では、「コナラ」「タチヤナギ」などの樹木群が繁茂し、「チョウサギ」等の格好の営巣地となっています。近年中流域まで「カワウ」の生息域が拡大し問題となっています。 |
4.小貝川の主な災害 |
"昭和13年台風に伴う豪雨により茨城県内5箇所で溢水、越流破堤が発生。 昭和56年、利根川本川からの逆流により龍ヶ崎市で破堤。 昭和61年台風に伴う豪雨により茨城県内2箇所で越流・漏水破堤発生。内水氾濫と相まって甚大な被害を与えました。" |
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(注:この情報は2008年2月現在のものです)
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