大阪選抜
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 10:12 UTC 版)
「Mr.FULLSWINGの登場人物」の記事における「大阪選抜」の解説
甲子園代表校は「豊臣高校」。甲子園初戦で華武を破り、全国制覇を果たした。日本初のメジャーリーガー・雉子村九泉が監督を務めており、その息子の雉子村黄泉はメジャー級の実力を持つエースピッチャーである。モチーフは「鳥の名前」。 雉子村黄泉(きじむら よみ) 3年 右投右打 投手 12月31日生まれ 血液型A型 身長187cm 体重81kg 豊臣高校の主将。九泉の実の息子にして、メジャー級の実力を誇るエースピッチャー。猿野の2歳上の実兄。長髪で金髪、左顔面に刺青(もしくはフェイスペイント)を施してサングラスを着用していた。10年前両親が離婚してからは九泉に引き取られ、彼と共に渡米し、父子家庭で育つ。1年前までアメリカに在住しており、そのため英語が流暢。日本語は片言気味かと思われたが、実は普通に話せる。メジャーを知ったためか日本の野球を矮小だと見下している(ただし、チームメイトの鵙来の実力だけは認めており、メジャーを目指していない事を勿体ないと思っている)。その風貌からよく「ヤンキー」と言われている。 常に傲岸不遜で冷徹な態度を取り、実弟の猿野の事も散々見下し侮蔑していたが、それは九泉の復讐に彼を巻き込まないためにわざと取った行動のようであり、九泉について行ったのは夢に破れ絶望した彼を放っておけなかったため、帰国したのは日本に残してきた猿野と母に一目でも良いから会いたいといかなり遠回しな優しさがあった故のこと。県対抗総力戦に於ける決勝戦にて猿野と激闘を繰り広げた末敗退、「お前はお前で生きていけ」と言葉を残し、父と共にアメリカへ戻っていった。 160km(100マイル)の急速を誇るストレートとフォークボールを使っていたが、大きく振り被ったフォームから投げ出され、残像を利用し、球がバットをすり抜けたと錯覚させる『黒光(ブラックレイ)』という魔球が彼の本当の切り札である。 名前の由来は雉と黄泉[要出典]。 鵙来九郎(もずく くろう) 3年 右投右打 一塁手 7月5日生まれ 血液型B型 身長172cm 体重65kg 4番バッターを張る実力者で、府内一のスラッガーとの異名を持つ。一試合で4ホームランという、高校記録を塗り替える偉業を成し遂げた。 誰に対してもオープンでノリの良い明るい性格だが、不敵な面も持つ。お笑い(特に吉本)が好きで、猿野とショートコント「お医者さん」を披露した。黄泉からメジャー進出を誘われているが、「家族や友達と離れるのは寂しいから」という理由で興味はないらしい。阪神の大ファンで、卒業後は念願叶って入団する。自称「アイシールド21」。埼玉選抜戦では屑桐の『五光裂華・旋風』を破るなど、府内一のスラッガーに相応しい実力を見せ付けるが、犬飼の『臥竜点睛』には敵わなかった。 特技は片足を軸にし回転しながらのスイング『大回転打法 独楽鳥(だいかいてんだほう こまどり)』と、それより更に倍の回転をかける『極大回転打法 鬼独楽(きょくだいかいてんだほう おにごま)』。 名前の由来は鵙と鴉(英語で「クロウ(Crow)」)[要出典]。 鴨神時守(かもがみ ときもり) 3年 右投右打 二塁手 1分に満たない程の雑談でも「長話」と言い切る、スケジュールが全ての堅物。眼鏡を掛け、敬語を話す。猿野曰く「関西版モミー(辰羅川)」。『試合指揮者(ゲームコンダクター)』の異名を持つが、全打席見事に三振。 名前の由来は鴨[要出典]。 鷹羽寛治(たかばね かんじ) 3年 右投右打 三塁手 計算ずくで動く事が大嫌いな、その場その場の臨機応変で動く事を好む豪快な性格。そのため鴨神とはウマが合わない。プロレス好きのようで、初登場時は鴨神にドロップキックと逆えびを喰らわせ、試合中も猿野とプロレス試合を繰り広げ、三振後は敗北したレスラーの如く戻っていった。 名前の由来は鷹[要出典]。 日夜鳥咲良(ひよどり さくら) 3年 右投右打 中堅手 アフロヘアーにサングラスのオカマ。過激でホットなセクシーが大好きな、自称「愛の奴隷にしてセクシーの伝道師」。チームメイトからは「大阪のピンクの堕天使」、「大阪の恥部」と呼ばれており、彼等の頭痛のタネで、黄泉にも鬱陶しがられている。猿野とは意外と気が合う。桃食曰く「紅印そっくり」。三振後はなぜかチームメイトが心の底から喜んだ。穿いているユニフォームのズボンはベルボトムタイプ。 名前の由来は鵯[要出典]。 雉子村九泉(きじむら きゅうせん) 大阪選抜総監督。マントを羽織い、顔に無数の傷を持つ隻眼の男。作中における日本初のメジャーリーガー。それもあってか日本の野球を矮小だと見下している。天国の実父だが、自分の息子は黄泉1人と言い切り、天国の事は認めようとしない。 10年以上前にはメジャー進出が決定していたが、事故に遭い身体が不自由となりメジャー挑戦への道が潰えてしまう。その際散々自分をこき下ろした日本球界とマスコミに復讐するため、黄泉をプロへと育て上げようと目を付けた。
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