大阪都構想、創価学会「Xマスの密談」
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「清水義人」の記事における「大阪都構想、創価学会「Xマスの密談」」の解説
また、維新の会との協力関係について、橋下慰安婦発言の頃は「個々の政策についてはこれまでも是々非々でやってきた。こちらから態度を変えるつもりはない」と述べていたが、大阪市廃止(いわゆる大阪都構想)の賛否を問う住民投票(大阪市における特別区の設置についての投票)実施については、「都構想が実現したら、どんなに大変なことになるのかを、市民にイメージを持ってもらわないといけない」と述べ、反対。統一地方選で選挙協力する自民府連とともに都構想への反対キャンペーンを展開した結果、府議会と大阪市会で過半数の議席を持たない維新は住民投票実施の議案を通過させられなくなった。 ところが2014年12月23日、公明の支持母体の新興宗教団体「創価学会」の幹部に、橋下と松井が面会し、11月の衆院選で維新が獲得した府内の比例票114万票を創価学会に“突き付けて”都構想への協力を迫った(この面会を官房長官菅義偉が取り持ったとされる)。 結果、翌24日、創価学会側は公明府本部の幹部を東京に呼び、一転し都構想の住民投票の実施へ協力を指示。府本部側は夜遅くまで抗議したが、「住民投票になれば(実際の投票では)反対してもいい」と押し切った。 これら「クリスマス(Xマス)の密談」を受けて、翌2015年の5月17日に住民投票が行われることが決定。投票直前の4月に“引退”したが、その理由は語っていない。
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