台車・床下機器
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「熊本市交通局0800形電車」の記事における「台車・床下機器」の解説
台車は各車中央部に1台ずつ、車軸のない左右独立の車輪4輪からなるボルスタレス式ボギー台車を配する。台車・車体間の枕ばねおよび車輪・台車間の軸ばねはゴムばねを、車輪にはゴムを挟み込んだ弾性車輪をそれぞれ使用することで、振動や騒音の軽減を図っている。従来の新潟トランシス製超低床電車では台車はボンバルディアからの輸入品であったが、新潟トランシスは2007年(平成19年)にボンバルディアより技術供与を受けライセンス生産によって自社生産する体制を整えており、本形式では新潟トランシスが台車を自社製造する。こうして輸入品を主電動機など一部に限定することで製造費の削減を図っている。 主電動機は出力100キロワットのかご形三相誘導電動機(ボンバルディア製、形式名:BAZu3650/4.6)で、台車1台につき1台ずつ搭載。車体床下に装荷されており、駆動力は主電動機から自在継手(ユニバーサルジョイント)、推進軸(スプライン軸)、かさ歯車、2段減速平歯車装置を経て片側の動輪に伝わり、さらに駆動軸(ねじり軸)を介して反対側の動輪に伝達される(車体装荷式直角カルダン軸駆動方式)。 ブレーキは、主電動機を用いる電気ブレーキ(発電・回生併用)があり、これで低速域まで減速。それ以降は機械ブレーキであるばね作用・油圧緩め式のディスクブレーキ(主電動機出力軸に設置)を用いる。これらの常用ブレーキのほかにも蓄電池駆動の電磁吸着ブレーキ(トラックブレーキ)を保安ブレーキとして備える。
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台車・床下機器
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/04 15:34 UTC 版)
「豊橋鉄道T1000形電車」の記事における「台車・床下機器」の解説
編成につき台車は2台のみで、両先頭車にはそれぞれの連結部寄りに配置する一方で中間車は台車を省略する(フローティング車体)。台車の形式名は「SS-08」で、住友金属工業製。ボルスタレス台車であり、車軸付きの一体圧延車輪(車輪直径610ミリメートル)を装備し、これを山形緩衝ゴムによるシェブロン式軸箱支持装置にて台車枠に固定し、その台車枠にはコイルばねによる枕ばねを取り付け車体を支持する。この台車は車体に対してボギーしない(回転しない)。 主電動機は台車ではなく車体に防振ゴムを介して取り付けられている。取り付け位置は両先頭車の運転台床下の、進行方向に向って右側(ドアの反対側)。形式名は「TDK6408-A」で、東洋電機製造製。小型・軽量化された自己通風型かご形三相誘導電動機であり、1時間定格は出力85キロワット、電圧440ボルト、電流144アンペア、周波数60ヘルツ、回転速度1,760rpmである。 主電動機からの駆動力を駆動軸に伝える駆動装置は車体装架直角カルダン駆動方式で、車体側の主電動機と駆動軸側の歯車装置との間を自在継手(ユニバーサルジョイント)で繋ぐ。通路幅を確保するため駆動装置は車輪・台車枠よりも外側に取り付けられており、このことから車軸の車輪・台車枠を挟んだ反対側にカウンターウエイトを取り付けている。駆動装置の取り付け位置を車輪内側から台車枠外側に移した点が先に登場した長崎電気軌道3000形(「リトルダンサー」タイプU)との差異である。駆動装置も主電動機と同様東洋電機製造による。 ブレーキは電気指令式ブレーキシステム(形式名:HRD-1)を採用し、主電動機による電気ブレーキを優先的に作用させ空気ブレーキで不足を補う電空協調制御を行う。電気ブレーキは回生ブレーキと発電ブレーキの2種類があり、回生失効の場合でも抵抗器に負荷を持たせられるため電気ブレーキが失効することはない。台車設置の基礎ブレーキ装置は片押し式踏面ブレーキ。保安ブレーキは両先頭車でそれぞれ独立した回路で作用する。電動空気圧縮機(形式名:HS-5)は中間車床下に設置。なお応荷重装置は持たない。
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台車・床下機器
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「福井鉄道F1000形電車」の記事における「台車・床下機器」の解説
台車は各車中央部に1台ずつ、車輪同士を繋ぐ車軸を省いた独立車輪4輪からなるボルスタレス式ボギー台車を配する。台車・車体間の枕ばねにはゴムばねが使用され、車輪・台車枠間の軸ばねにはゴムばねとコイルばねが併用されている。車輪を台車枠に対して保持する軸箱支持方式はスイングアーム式と呼ばれるもの。また車輪には防音・防振による乗り心地の改善を目的に、ゴムを挟み込んだ弾性車輪を使用する。車輪直径は660ミリメートル。 主電動機は出力100キロワットのかご形三相誘導電動機(東洋電機製造製、形式名:TDK6413-B)で、台車1台につき1基ずつ搭載。主電動機は車体側の客室座席直下に装荷されており、自在継手(ユニバーサルジョイント)を介して動力を駆動装置に伝えるという車体装荷式直角カルダン軸駆動方式を採用している。具体的には、駆動力は主電動機から自在継手、推進軸(スプライン軸)、かさ歯車、2段減速平歯車装置を経て片側(電動機に近い側)の車輪に伝わり、さらに駆動軸(ねじり軸)を介して反対側の車輪に伝達される。なお主電動機から直接動力が伝わる動輪は主電動機に近い側の左右2輪のみであり、この動輪のみで駆動力とブレーキ力を賄うことから、台車・車体間の枕ばねを動輪側へ偏らせて粘着力の向上を図っている。 ブレーキは、主電動機を用いる電気ブレーキ(発電・回生併用)があり、これで低速域まで減速する。それ以降は機械ブレーキであるばね作用・油圧緩め式のディスクブレーキを用いる。ディスクの取り付け位置は台車ではなく主電動機の出力軸である。これらが常用ブレーキで、他にも別系統で蓄電池駆動の電磁吸着ブレーキ(トラックブレーキ)を保安ブレーキとして備えており、各台車車輪間に機器を設置する。また制動距離確保のため砂まき装置を装備しており、適宜散布できるほか滑走時や非常ブレーキ・保安ブレーキ使用時には自動的に砂が散布される。 設計最高速度は70キロメートル毎時である。
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台車・床下機器
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「岡山電気軌道9200形電車」の記事における「台車・床下機器」の解説
台車は各車中央部に1台ずつ、車輪同士を繋ぐ車軸を省いた独立車輪4輪からなるボルスタレス式ボギー台車を配する。台車枠・車体間の枕ばねおよび車輪・台車枠間の軸ばねにはゴムばねを使用(軸ばねにはコイルばねも併用)し、車輪にはゴムを挟み込んだ弾性車輪を用いる。車輪直径は660ミリメートル。車輪は連結部寄りが動輪、先頭部寄りが従輪であるが、動輪だけで駆動力・ブレーキ力双方をまかなうことから、枕ばねの取り付け位置を連結部寄り(=動輪側)にずらして粘着力(車輪とレールとの間にはたらく摩擦力)を確保する。台車は若干の回転(最大4.5度)が可能。車輪についてはJR線への乗り入れを考慮したものを装備している。 9200形の台車が熊本市交通局9700形と異なる点は、軌間が1,435ミリメートルの標準軌から1,067ミリメートルの狭軌仕様となったことである。軌間1,067ミリメートル仕様のブレーメン形台車は先例がなく世界初。そのため台車はヨーロッパにおいて採用実績のある軌間1,000・1,100ミリメートルの台車を基礎として新しく開発された。従来の台車からの主な変更点として、車輪取り付け位置の変更(台車枠の外側から内側へ)が挙げられる。第1編成の場合、9700形と同様に台車はボンバルディア(旧アドトランツ)が製作する輸入品であるが、軌間1,067ミリメートル仕様のブレーメン形台車は開発したとしても日本にしか需要がないことから、ボンバルディアが設計変更・製作・試験を行うものの開発費は新潟鐵工所が負担している。台車の形式名は「OKAYAMA type」と称する。 主電動機は出力100キロワットのかご形三相誘導電動機で、台車1台につき1基ずつ搭載。車体連結部側の座席直下に装荷されており、自在継手(ユニバーサルジョイント)を介して駆動力を車輪に伝える(車体装荷式直角カルダン軸駆動方式)。具体的には、駆動力は主電動機から自在継手、推進軸(スプライン軸)、かさ歯車、ギアボックスという経路で片側の動輪に伝わり、さらに反対側の動輪のギアボックスへと車輪中心高さよりも低い場所にある駆動軸(ねじり軸)を介して伝わる。この駆動方式は9700形と同様である。主電動機のメーカーは第1編成ではボンバルディア(形式名:BAZu3650/4.6)。 ブレーキは、主電動機を用いる電気ブレーキ(回生・発電併用)があり、これで5キロメートル毎時まで減速し、それ以降は機械ブレーキであるばね作用・油圧緩め式のディスクブレーキが作動して停止する。ディスクの取り付け位置は台車ではなく主電動機の出力軸である。これらが常用ブレーキで、ほかにも別系統で蓄電池駆動の電磁吸着ブレーキ(トラックブレーキ)を保安ブレーキとして備えており、各台車車輪間に機器を設置する。また制動距離確保のため砂まき装置を装備しており、滑走時や非常ブレーキ・保安ブレーキ使用時には自動的に砂が散布される。ブレーキ装置はハニング・アンド・カール (H&K) 製で、先の9700形で油圧が機能せずブレーキが緩まなくなる故障が営業開始後に発生したことから比較検討のため9700形とはメーカーを変えている。 設計最高速度は70キロメートル毎時であるが、45キロメートル毎時でスピードリミッターが作動するようになっている。
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